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3つのカオのデザイン組織

こんにちは、kaonavi404編集部です。
今回はカオナビの3つのデザイン組織についてご紹介します。

これまでブランドリニューアル連載でもご紹介してきましたが、カオナビはデザインを大切にしています。それはなぜか?というところや、各デザイン組織について、今回の記事でご紹介していきます。


● デザインの重要性

プロダクトビジネスにおいて、機能はもちろん大切。ただ、機能という点だけで他社との差別化を図ることが難しいのも事実です。そこで、デザインやブランディングといった付加価値により、カオナビなりの個性や独自性を世の中に広めていく。それがデザイン・ブランディング領域へのカオナビなりの考え方です。

● 3つのデザイン組織とは

付加価値を効率的に生み出していくためには、専門領域の組織が必要です。
そのため、カオナビでは3つのデザイン組織に分かれ、それぞれが独自の専門性を発揮しながら働いています。

3つのデザイン組織に分かれている理由を少し深掘りすると、2点あります。

①デザインの多様化
例えば、私たちコミュニケーションデザイン室では地方創生にも取り組んでいるのですが、それもある種のデザイン業務と言えます。ざっくり言うならば、カオナビのパーパス実現に向け、いかに世の中との接点を持ち、コミュニケーションをデザインしていくか。という感じでしょうか。
一方、広告・宣伝を担うマーケティング本部では、各種展示会やイベントも実施しています。そこでのブースデザインや配布されるリーフレットなども、もちろんデザイン業務です。
このように、デザインと一口に言っても、業務領域は多岐に渡ります。それを1つのデザイン組織でマネジメントするのは困難です。

②スピード感の確保
日々、目まぐるしくカオナビを取り巻く環境は変化しています。そんな中、良いデザインを世に送り出す上で心がけているのは「スピード感の確保」です。形式的なフィルターを挟むことなく、各部がオーナーシップを持って進めていく。それこそが各デザイン組織の底上げにもつながるのではないかと考えています。

そういった考えのもと、3つのデザイン組織は独立しながら、日々のデザイン業務にあたっています。

● 各組織の役割

では続いて、実際に各デザイン組織がどのような役割を担っているのかをご紹介します。

◎ブランドデザインチーム|興味喚起の輪の拡張

これまでのブランドリニューアル連載でご紹介してきたように、カオナビの”らしさ”を言語化・可視化していくことで魅力を鮮明にして世の中へ届ける。それがブランドデザインチームの主な役割です(※アウターブランディングの場合)。幅広いステークホルダーに対し、カオナビに興味を持ってもらうことが大切になります。

◎マーケティングデザイン|フロントラインでの存在感アップ

幅広いステークホルダーに興味を持っていただくのが第一歩だとすると、そこからさらに踏み込んでカオナビに注目してもらうようにするのがマーケティングデザインの役割です。カオナビの魅力をダイレクトに表現していくことが求められます。

◎プロダクトデザイン|UI/UXによるファン作り

「カオナビ」は人事の方だけでなく、経営層、社員の方々に日々ご利用いただくサービスですから、誰もが使いやすいUI、心地よいUXを目指すことによって「カオナビ」のファンを増やしていく。それがプロダクトデザインの役割です。

● 分かれてはいるけど、連携は必要不可欠

デザイン組織自体は分かれていますが、思いはひとつと言いますか、「カオナビ」というプロダクトを、カオナビという企業を少しでも好きになってほしい、ファンになってほしいと思っています。そのために、部署・組織は違えどもデザイナー陣はそれぞれ専門性を発揮しながら働いています。

ただ、現状で満足しているかと言えばそうではありません。個々の組織が単独でできることは限られています。ですが、組織の垣根を越え、横の連携をしていけば、さらにデザイン組織はより良くなっていくはず…!

● 次回は

と言うことで次回は、デザイン組織の連携のお話です。カオナビ社のデザインを引き上げる「kaonavi design boost Project」や、そこで行われている取り組みについてご紹介していきます。

ではまた、気軽にお越しください〜!
よろしくお願いいたします。

カオナビ コミュニケーションデザイン室
kaonavi404編集部