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生きづらいひとの話

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子どもの頃から生きづらさを抱えて生きてきた、とある売れないミュージシャンのお話。
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#よりよく生きるために

必要なときに、適切な相手に、助けを求める

必要なときに、適切な相手に、助けを求める

わたしの「ふつう」と誰かの「ふつう」こんなのは困りごとでもなんでもなくて
世の中のひとたちはみんな
がんばって乗り越えて生きているのだろう
と思ってた。

けど
いろいろなひとと関わるうちに
自分の「ふつう」は
他の誰かの「ふつう」ではない
ということを知った。

見ている世界
自分の見ている世界は
隣にいるひとが見ている世界と
同じだろうか。

たとえば
わたしが見ている「黄色」という色は
他の

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怒りの正体は悲しみなんだって

忘れたいのに 夢に出てくる
考えたくないのに 考えてしまう

腑に落ちてないから
まだたぶん許せてないから

あの人は生きているとき
わたしを怒りに染めた

止められない怒り
自分が自分でなくなるほどの怒り

どこかで読んだ本か漫画に書いてあった
「怒りの正体は悲しみなんだって」

あの人がいなくなったいま
激しい怒りはもうない たぶん

ただ、夢に出てきて
わたしに悲しい気持ちを残していく

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