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ついに…ガウディ建築にご対面!

こんばんは、☺(かお)です。
グラナダ→マドリードと巡って参りましたが最終目的地のバルセロナに移動します。

私がスペインに行きたいと思った一番の理由が、ガウディ建築を見たいから、です。
正直、ガウディ建築がメインで、他の都市はとりあえず回っとくか~くらいのテンションでした。なので、最後のお楽しみとしてバルセロナを持ってきた訳です。
ただ、2つの都市を訪問して、十分楽しめたし感動していたので、疲労がかなり溜まっていました(笑)おいしいものは最後に食べる派ですが、楽しみの場所は最初に行くべきかもしれない、と思いました。

アントニ・ガウディの建築物は、スペインにしか存在していません。
凄い建築家だし、いろんなところでいろんなもの作っているのかな~と思っていたのですが、違いました。そして61歳で亡くなったガウディですが、理由は交通事故。病んだのかな?と思っていたのにそれも違いました。
見てみたかったけど全く調べていなかったことがバレバレですね…

私が訪問したのは、
・サグラダファミリア(1882年から、未完成)
・グエル公園(1914年完成)
・カサミラ(1910年完成)
・カサバトリョ(1912年完成)
・グエル邸(1888年完成)
です。メインどころは全部見てきました。

書いていると、文字数が凄いことになったので、
二回に分けて投稿します!

全体的な感想は、「美しい」につきます。
そして美しさと共に、すべてに意味を持たせるところに感動しました。
<本記事は約3,700字あります。>


国の中心地から、観光都市へ

マドリードからバルセロナへの移動は日本で言う新幹線、Renfeです。グラナダからマドリードへ移動するときも使用したので、慣れたもの。。。と思いきや、意外と手間取りました。
グラナダ駅ではRenfe用の入り口が一か所だったのでわかりやすかったのですが、マドリードは大きな駅だからか、1階と2階がありました。
遅めの昼食を優雅に食べていたために時間ギリギリだったので、躊躇なく駅員さんに「これ乗るにはどこ行けばいい!?」と尋ね、「2階だよ!」と教えてもらい、無事たどり着きました。焦ったけど乗れてよかった~!

スタートはガスパチョが出てきて優雅に楽しんだ昼食。
心はちょっと焦ってました(笑)
ニョッキとサラダでサクッとでしたが
美味しかった!

荷物置きがいっぱいになることが多い鉄道移動ですが、特に問題なく乗せられて、2時間半の鉄道旅です。

無事到着し、ホテルへ。
最後の宿泊地はコチラ
あれ、屋上のバーみたいなの行ってないな…くそう…

Renfeから普通の鉄道に乗り換えて移動します。
券売機にて購入していると、お手伝いの人が来てくれました。警戒センサーマックスでしたが、ちゃんとしたお手伝い役だったらしく、教えてくれました。
アメリカやイタリアでは券売機前で購入の手伝いをして、その後にチップを要求してくる人もいた(見かけたことがある)のでどきどきしていましたが、ちゃんとした人で良かった。

バルセロナでは電車に乗るのも一苦労でした。なんかややこしいんですよ。写真を撮っておけばよかった。いろんな乗り場からいろんなラインの電車が出ている感じ。現地の人からしたらそんなことないのかもしれないけれど、観光客からしたらかなりわかりにくかったです。
冷静に掲示板を読み解き、たどり着けました…これだけでもうめっちゃ疲れた(笑)

建て終わりが見えないサグラダファミリア


次の日、朝からサグラダファミリアに向けて出発しました。
9時に予約していましたが、その前に周りを見たり公園から見たりしたいと思い、8時過ぎに到着。やっぱり人が少なくて快適です。

1882年に、別の建築家が手掛けていましたが、トラブルがあってガウディに任されたので、2代目の建築家だそうです。
途中で巨額の献金を貰って、喜んで設計構想が膨らんだガウディは、数百年かかる設計をしちゃったんでしょうね。
早く完成してほしいな~と思う反面完成しないことへのロマン?みたいなものも感じます。
2026年に完成するとうわさされていますが、一部が完成するだけで、全体が完成するために必要な、周辺の土地の立ち退きも完了していないみたいですね。
完成した姿もぜひ見てみたいと思っているので、がんばってほしいです(笑)

前の公園で池の水面に映るサグラダファミリアが撮れると期待していました。
確かに撮れたけど、うん、緑だね?(笑)
そりゃそうか、なんか期待しすぎてごめん(笑)

緑が大事なことよくわかっているのですが、
木が控えめに行って邪魔でございます…
ただ、実物を初めてみたときの感動はもう言葉に出来ません。
ついにーーー!と嬉しくなりました。
今建てている場所を丁寧に提示してくれています。
大きなクレーンがせっせと動いているので、
ちゃんと建ててるんだな~と実感。

8時50分ごろから荷物チェックが開始し、中に入る手前の扉まで入れます。
9時ぴったりに、開門。
前でスタンバっていたので、(警備員以外)誰もいない中、見れました。すぐに人は増えるのですが、独り占めしている感覚ですごく気分が良かったです(笑)

Google先生に消してもらったわけではありません。
朝いちばんはこのように静寂を楽しめます。
ステンドグラスの色が、日光によって映し出されています。何も知らない人に見せた時、すごいライティングだね、映えるね、って言われました。
ガウディも映え意識してたのかな(笑)
東側は朝を意識した緑~青
反対側は夕日を意識したオレンジ~赤。
目を向ける場所によって
感じられる時間が異なるのはロマンチックです。

9時45分に受難の塔を登る予約をしていたので、登るというか、上がる。エレベーターで連れて行ってくれます。下ってくるのは自力ですが、全然疲れなかったので、ご年配の方でも問題なさそうです。高所恐怖症の方にとってはちょっと高くて怖いかもですが…


上に登ると建築中なのがより分かります。
フルーツを模した丸っこいのが可愛い♡
手すりが無いこの階段が一番怖かった…
踏み外すと余裕で怪我しそうです

全体的な順路は、あってないようなものだと思います。
地下に展示物がたくさんありましたが、気付いていないとスルーして外に出てしまいそうです。ガウディが作業していた部屋の様子や、作成していた模型なども展示されていて、面白かったですし、完成予想図も置いてあって、「あれ?これ全く2026年に完成する気がしないよ?」と思いました、本当の完成はまだまだ先なようですね。

ガウディがモティーフにするのは、動植物が多いです。
植物の種の落下の様子を観察し、建築に生かしているそうです。
あとはカタツムリ?
ちゃんと読んでないのでわかりませんが
自然と共存している感があります。うんうん。

木の種子が落ちる様子の模型
完成予想図。リアル~

外に出たのは12時頃。3時間は観て回りました。

休憩ランチをはさんでから、次はあの住居へ。

流線形が美しい、カサミラ

カサミラは、お金持ちのミラ家が建てさせた住宅です。今でも住んでいる人がいるそうで、家賃は約15万円から上がっていないそうです。一部屋300㎡で15万って、めちゃ安じゃないですか?
建った当初は見た目が悪いという理由で借り手がつかず、値上げをしないという約束で、半ばやけくそな値段で貸し出ししていたみたいで、その約束がちゃんと守られているんですね。

今でも住民がいるからなのか、観光地としては少し物足りませんでした。
全フロア見て回れるのか!?ウキウキ!としていましたが、見ることが出来たのは、確か2フロアと屋上だけ。
ミラ氏が住んでいたフロアは、当時のキッチンや使用人の部屋などが再現されて展示されていました。
屋根裏に当たるフロアでは、カサミラはじめガウディが手掛けた建築物の模型と、モデルにされた動物たち(亀やクジラや貝類など)の解説や模型、動画などが配置されていて、面白いです。
屋上は、灼熱の中、デコレートされた煙突を見て、遠くにサグラダファミリアを見て、終了。長居するには暑すぎました。

形が変わっていて、色も美しく、住む人にとっては憩いの場(観光客は多いけど)なんだろうな~と思いを馳せながら後にしました。

中庭から見上げたアパート。
日光を活かせるように工夫されています。
蝶がモティーフの扉。奇麗。
ココから入場している人もいました。
団体さんの入口かな?
扉が開く度に反射の光がきれいでした。
模型がたくさん。
カサミラだけじゃなく、
ガウディが手掛けた建築物のものが多数あります。
灼熱の屋上は、
ガウディの代名詞とも言える、
変わった形の煙突がたくさんです。
サグラダファミリアにあった様なフルーツモティーフじゃなく、仮面を想起されるもの。音楽が流れていて、ちょっと不気味です。
端っこに行くと、こんな感じでサグラダファミリアが見えます。
背が高い教会なのが見て取れますね。

次は、カサミラのすぐ近くにある、カサバトリョからです。

Coming Soon!

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