旧統一教会との政策協定にサインした森山文科相への批判に物申す!

 盛山文科省大臣が旧統一教会との事実上の政策協定にあたる推薦確認書に署名していたとされ、批判されている。
 
 だがこの批判は非常に早計である。そもそも家庭連合への解散審理は未だ裁判すら始まっていない。今この瞬間も家庭連合は文科省公認の法人登録がされている正式な宗教団体である。まだ判決結果どころか審判すら始まっていない状態で教団と関係を持ったことを、まるで鬼の首を取ったように批判するのは如何なものか。
 
 過去に文科省から法人登録が認められていた団体と関係を持った事で批判するのは理不尽な後出しジャンケンだ。見方によっては司法権への越権行為とも取れる。 
 
 そもそも事の発端である山上容疑者のテロ行為より、サインしただけの政治家の方が批判されるとは不思議な事である。 山上容疑者も、京都アニメーション放火事件の青葉容疑者も、氷河期世代で無職となった社会的弱者であった。悲劇が二度と起こらないよう社会の受け皿やセーフティーネットを構築しようと言う議論ではなく、政治家批判ありきの議論になっているのは、非常に残念なことだ。
                          
2024年2月11日


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