地方書店員が作品(本)のレビューを3年続けてきた理由
ごきげんよう〜♫かんたーです♫
数多あるレビュー記事。ガジェット然り、映画然り、そして本も…。
何故、本のレビューが私の基盤なのかを考えてみました
私は日本の最果てまでとはいきませんが、片隅で書店員として勤務しております。書店員だからレビューしているのかと言われれば答えはNO。
キッカケは”ブログのネタ切れ”がはじまり。
お金を出して本も購入するわけですし、購入者側も一応、批評する権利があると感じたから。
けれど読んでイマイチだった作品に関しては敢えて名前を出す必要もないですので、私のレビューの基準は”心を強く震わしてくれた作品”に限ります。
そして、多くの人に伝わる作品として本のご紹介をする訳ではありません。私が強く伝えたい相手。それは作家さんご本人。
勿論、ほぼ反応がなかった過去〜現在
反応がなくても続けてこれた理由は、詰まるところ情熱なのです。
ファンレターみたいなものなのかも知れませんね。
いつしか、それがキッカケで相互フォローさせて頂いた作家さんも実際にいらっしゃいます。かといってメッセージのやりとりなんてことは、作家さんが作品を描く上で邪魔にしかなりませんので、コメントは殆どしませんけど。
ただ…
ものすごく感激しました!これからも応援させていただきます!
これだけを文字にこめてレビューするのです。
それは
Twitterだけでも出来ます。
でも
Twitterの140文字で、伝えられるだけの文章力は私にはない。
その能力があるのなら
私もTwitterだけで完結させたい。
と
だらだら記事を書いていたら3年が経ちました。それだけなのです。
文章構成とか、言い回しとか私の知識量では到底、人気記事にはなることはありません。
それでも作家さんにだけは読んでほしい!いいねが無くても。
私の唯一のエゴ。
キッカケは沢山あるのですけれど…
やっぱり大きな書店の担当さんには敵わない。書店のディスプレイをみては愕然とした過去もありますし、ネガティブ発言でも皆が「いいね」を押している光景を考えると…
なんだかなぁ〜と。
なので書店員さんのアカウントのフォローを全て解除。
私は同じ土俵で戦う必要はない。
そもそも競い合う仲間でもない。
私も少なからず承認欲求はあるのですが、
どんなに素晴らしいディスプレイを見せられても
どんなに「いいね」が付くPOPや作家さんのサイン入れ原画を見せられても
それは結局、
仕事の一環でしかない。
それは大きな書店という後ろ盾があるからである。
稀に、そうでない方もいます。
でも稀なんです。
〜私ができること〜
書店員という傍、自身の休日を利用して記事を作成。何も自分の大事な時間を充てなくてもと、思われる方もいるでしょう。
けれど気づいた時には
作品の衝撃を目の当たりにして、心が動いて
衝動的にレビューを書く。
ただこのままだと
一生、日の目を浴びないでしょう。
それでもいい。
作品をレビューしたい。仕事は抜きで。好きだから。本が。
〜最後に〜
数年前まで有名書店員さんたちを目の敵にしていた気がします。
それでも作品の感想を自分の言葉で綴っていくと、
物凄く発散されます!
そして…いつからか、承認欲求も殆どなくなりました。
私は私の言葉でレビューを続ける。実を結んだら嬉しいでしょうけど。
年数を重ね、さらに続けていく中で要点やポイントなどを自分の中に落とし込みレビューすると、不思議と3年前よりスラっと書けます。
そして今でも1本ずつ記事をアップデートできるように試行錯誤。結果も大事。ただ以前よりアプローチの方を大事にしています。
また、多くの一般の方だけではなく、多くの作家さんにも私の存在を認知していただければ、書店員としてのレビュー冥利に尽きると思います。
といったところで
今後も好き勝手に他種のジャンルの作品を1冊でも多くレビューしていきたいと思いますので、お時間がある方は是非、覗いてみてください♫
〜それではまた〜
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