102才の人生と106才の人生
「COOからエッセイスト」
りゅうぐう(竜宮)からのメッセージを綴ります
ひとりの「Human being」として
ひとりの「Human doing」を
「人生100年時代」といいますが、
「誕生ー幼児ー小児ー青年ー若年ー中年ー高年ー還暦ー古希ー喜寿ー傘寿ー米寿ー卒寿ー白寿ー紀寿ー♾」
これが、「人、Human being」(命) の一生です
この(命)をどう生きるか、
それが「Human doing」(動)です
人間はある意味を込めて「誕生日」「七五三」「成人」と区切りを付けてお祝いをします
そして、日本では古来より還暦祝い以降、歳を重ねるごとに「区切り」のお祝いをします
私は来年の夏で、「還暦」です
「還暦(かんれき): 60歳」
この歳の「区切り」は、生まれた年の干支に還ることから、「還暦」と呼ばれ、「赤いちゃんちゃんこ」を着ますが、「赤」が長寿祝いの色です
「赤子」が「赤子」に還ると言う意味なのでしょう
「古希【古稀】(こき) : 70歳」
この「区切り」の歳は、中国の唐時代の詩人「杜甫」の詩の一節で「人生七十古来稀なり」に由来し、長寿の現代では、還暦よりも本格的な長寿の祝いと考えられているのではないでしょうか?「紫」が長寿祝いの色です
「喜寿(きじゅ) :77歳」
この「区切り」の歳は、「喜」という字の草書体が「七」を三つ重ねた形になり、「七十七」と読める語呂合わせに由来し、同じく「紫」が長寿祝いの色です
「傘寿(さんじゅ): 80歳」
この「区切り」の歳は、「傘」の略字が「八と十」を重ねた形になり、八十と読めることに由来し、「黄(金茶)」が長寿祝いの色です
「米寿(べいじゅ) : 88歳」
この歳は、「米」の字をくずすと八十八と読める語呂合わせに由来し、同じく「黄(金茶)」が長寿祝いの色です
「卒寿(そつじゅ): 90才」
この「区切り」の歳は、「卒」の略字である「卆」が九十と読めることに由来し、「白」が長寿祝いの色です
「白寿(はくじゅ): 99才」
この歳は、「百」から一を引くと「白」となることに由来し、同じく「白」が長寿祝いの色です
「紀寿(きじゅ)または百寿(ひゃくじゅ): 100才」
人生100年時代と云われている現代、100年が 「一世紀」ということから紀寿、また100歳であることから百寿と呼ばれ、同じく「白」が長寿祝いの色です
さらに、100歳を超えた長寿祝いには、108歳の「茶寿」や111歳の「皇寿」、120歳の「大還暦」がありますが、そこまで生きた方は記憶にありませんが、
また、あまりにも飛躍し過ぎていますが 「250歳で天寿」というお祝いの区切りがある ということは、人間の寿命の可能性がそこまであるという 「示唆」なのでしょうか?
想像もつきませんが、、、
2020年日本人の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳と前年に比べそれぞれ0.16歳、0.13歳延びています
「少子高齢化社会」「人生100年時代」 「年金制度改革」「老後資金2000万円」
という時代の流れですが、 こうゆう「紀寿、百寿」を 生きた方々も実在していました
「私の故郷、沖縄県宮古島の母方の祖母(本村カマドおばぁ〜)の100歳の時のお祝い写真(10年ほど前に102歳で亡くなりました、明治ー大正ー昭和ー平成を生きた女性です」
「金色のちゃんちゃんこを着ているのは、(りゅうぐう)伝説の竜が(黄金龍)だったと云われている由来から」
そしてもうひとりは、
「長岡三重子さん、知る人ぞ知るマスターズ水泳界の (至宝)で、105歳まで競泳を現役で続け、1500mをはじめ20種目以上の105歳クラス世界新記録の保持者、 (この記録は破られることはないと思います) 今年1月に106歳で亡くなられましたが、亡くなる直前まで欠かさず練習をしていたそうです」
この「命」をどう「生きるか」は、
「その人次第」という事ですね
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