マガジンのカバー画像

デザイン設計参考帳

23
サービス設計や分析、デザインまわりでこれは役に立ちそう!とおもった記事をストックしています。
運営しているクリエイター

#行動経済学

行動科学とデザイン、学び続けて2年半経ちました。

行動科学とデザイン、学び続けて2年半経ちました。

行動科学や行動経済学×デザインを学びはじめて約2年半ぐらい。

読んだ関連記事は150以上。見つけた事例は60、フレームワークは10個ほど、関連本は25冊以上読んでみました。

今まで学んだことをポイントに絞ってここに書きます。スライドでサクッと見たい方はこちら。

////////

まずはじめに人の習性や思考のクセをスキとキライで分類してみました。(学術的な分類や表現については正確ではありませ

もっとみる
行動を変えるプロダクトをつくるには  ~ 『行動を変えるデザイン』を読む

行動を変えるプロダクトをつくるには  ~ 『行動を変えるデザイン』を読む

※この記事は「『行動を変えるデザイン』を読む」マガジンの一部です。

こんにちは。『行動を変えるデザイン』翻訳チームの相島です。今回は行動変容デザインのプロセスについて紹介します。

行動変容デザインのプロセス『行動を変えるデザイン』で紹介されている行動変容のデザインプロセスは、理解・探索・デザイン・改善の4つのフェーズで進んでいきます。

理解するまず、行動をとるための、基本的な心理の理解につと

もっとみる
行動デザインの主なフレームワークを分類してみた

行動デザインの主なフレームワークを分類してみた

行動経済学や行動科学、社会心理学をデザインに応用するためのフレームワークが無数にありますが、大きく3つに分類できます。

① 問題発見から解決までのプロセスを支えるフレームワーク
② 行動を要素分解するためのフレームワーク
③ アイディア出しに使えるフレームワーク

実際のプロジェクトにおいては

①問題発見から解決までのプロセスを支えるフレームワークで全体の流れを理解し、② 行動を要素分解するた

もっとみる
やらかしを事前に食い止める設計

やらかしを事前に食い止める設計

炎上や諸々のトラブルの、防止について。

SNSは「投稿の回転数と流通量を最大化する」方向に設計されるため、気軽に投稿できる = うっかり事故をやらかしやすいシステムになりがちです。実際のところ、自分も何度もミスをしています。

基本的に自分がやらかす側なので、それを棚にあげて他人に厳しい設計はできませんし、他人に怒る資格もありません。事故の最小化という側面的にも、事前の防止システムに注力したいと

もっとみる