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これって職業病?(プラム編)

おぉ~!マンゴーさん、ライチさんともに、らしいマニアックぶりを発揮してますね。こんなにも言葉LOVEな人たち、他に知りません(笑)
プラムもこの言葉LOVE側から見れば、仲間に入れてもらえそうですが、生み出す、言い換える、まとめるなどのいわゆるクリエイター、コピーライター側から見ると、ちょっと方向違うかも?地味すぎる?

プラムが日々思う自分の職業病。
それは、誰にも頼まれてないのに間違い探ししちゃうこと。

文字のサイズは揃ってるか、変なアキはないか、句読点は抜けてないか、なんなら曜日は大丈夫?とか。何を見ても勝手に校正してしまう。トル、トルツメ、半角アキとか書きたくなっちゃうんです。通勤中も電車内の中吊りやポスターをふむふむと楽しみ、(がっつり校正してあるので)間違いはないとわかっていても校正目線でチェック。文字を見るとオートマティックにはじまってしまいます。

保育園からもらう手作り感はんぱないプログラムも、行間!赤組の演目がかぶってる!とモヤモヤ。ママ友に「大丈夫、他の人は誰も気にしてないから」と言われるし、そのバラバラの行間は愛嬌だとわかっていても気になります。
むしろ、なぜみんなは気にならないの?

絵本はただでさえ平仮名が多くて大人は読みにくいのに、変なところで行替えされてたりするんです。それは間違いとかじゃなく、機械的に文字を流してて作られているからなのだろうけど、絵本は特に言葉のリズムも大事だと思うのでなんとかならないのかと思っています。

読み聞かせにいいかなと思い購入した子供用読本も、読むたびに誤字脱字を見つけてしまって、寝る前に読んでは勝手にストレスを抱えるという(笑)。出版元に電話するかどうか悩みますが、もしかすると誰かもう連絡してるかもしれないしー、もう一度刷るかどうかわからないしーとか考えてしまって、結局いまだ報告はしていません。

コピーライターってとにかく書いてるって思われていて、いやとにかく書くんですけど、書けば書くほど直しがあって、もう一度校正しての繰り返し。プラムはその校正作業が染み付いていて、そして何より好きなんです。

もちろんプラムもうっかり誤字脱字、変換間違い、今もやらかします。先に自分で気付ければいいのですが、クライアントに指摘されて恥ずかしい思いをすることも。ついこないだも、あれこれと直しを入れているうちに音引きをうっかり消してしまい脱字状態。何度もやりとりしているクライアントだったので(こう書いてあったの!という)想いは届いたようでそこには触れず通常の赤字をくれましたが、この時は「こんなうっかりをまだするなんて」と深いため息をついて大いに反省いたしました。

もう一生分目にした気もする”毎日をハッピーに”というフレーズもうっかり音引きを消してしまうと”毎日をハッピに”。どこからともなくお囃子が聞こえてきて、ワッショイお神輿を担いじゃうかもしれませんので皆さんもお気をつけください。

あんまり目くじら立てて、「その日本語、使い方間違ってる」なんて言ってると友達いなくなりそうなので、普段は言葉は想いが伝わればいいよね~とおおらかな気持ちでいるようにしています。

ただ息子が「ひさしぶりに」を「ひさぶりに」と言ったり、夫が「飲みすぎて顔むくんでる」を「飲みすぎて顔むくれてる」と間違うと、そこはおおらかにとはいかず、いちいち言い直して訂正して(ウザがられて)います。

あれ、もしかして校正・訂正ぐせって職業病じゃない?ただ小うるさいだけ?おばちゃん化しただけ?いや性格かもしれません。


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