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80億人分の1の確率

人間は、社会的な動物。即ち、関係性の中で、補完し合う存在である。その観念もなく、我先にと、他を差し置いて、自分だけで生きている、己が社会を回しているなどの独りよがりの好き勝手放題、放蕩な人生を送るならば、かろうじてこの世で生き長らえたとしても、あの世での咎めは相当なものとなる。今の世、人間、そのような輩が極端に増えてきているのは、世も末であるということ。この在り方を、皆々で改心していかねば、末法の世は更に荒んだものとなる。ではどうすれば良いか。人生は、この関係性の質によって、良くも悪くもなる。特に80億人分の1の確率で繋がった稀少で得難い縁を蔑ろにしてはならない。それは、どのような相手であろうとも、相手が変化しようとも、深い思いやりをもって接するべし。そしてユーモアに富むといい。相手の粗ばかりに目を向け、非難、批評を繰り返してはならぬ。大方自分自身に問題があることの方が大半。相手を観察し、良いところを見抜き、心から褒めること。人間は、兎角この相手を褒めることが足りない。そして、たっぷりと対話をすること。相手の関心事に真剣に耳を傾けることの方に重きを置くと良い。そして、相手から何があったとしても、必ず「ありがとう」ということ、お蔭様でという感謝を込めた言葉が必要。困った時は、互いに助け合い、相互扶助に徹する。時々は、共に愉しい良い時間を過ごのも良い。そして、いつか遅かれ早かれ別れが来る。その時が来たら、心の底から、あなたのお陰で良い人生だったと言えるようになること。こうして、一つの縁が成就していく。これを決していい加減に蔑ろにしてはならない。そうすれば、各々、真の幸福を得ることが出来、社会は平穏無事が維持される。


そのことを肝に銘じ、自分自身における心掛けを見直し、生き直します。


有難う御座います。


(撮影:藤井啓人)

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者