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世界写真紀行 vol.10(マレーシア/ クアラルンプール)

マレー半島南部の丘陵地帯にある東南アジア有数の世界都市、クアラルンプール。街中に聳え立つ高層ビル群はその発展を象徴し、経済と観光の都市としても知られ世界中から来る人々を魅了し続ける街の一つ。

新型コロナウイルスの影響で世界各国は事実上の鎖国状態。日本も外務省が渡航レベルを格上げした上、航空インフラもまだ戻っていない状態。そして、世間では3密(英語では3Cs)を避けることを一般生活に盛り込まれた。所謂ニューノーマルベースで日々を過ごしている。

そんな中、数年前に訪れたマレーシアの首都クアラルンプール(KL)から一枚を。

KLで最も夜栄るエリア、チャンカットは、眠らない街としても知られる。その所以は人々を魅了する飲み屋・遊び場などの豊富なネオン街のコンテンツに加え、人が集まると言うことに1番の価値があると思っている。どんだけ、お店などの"箱"が揃っていてもが集まらないとここまで盛り上がらない。盛り上がる為には人、しかも様々なバックグラウンドをもった多種多様な人々ではないとならない。

極端な話を言うと、ナンパ目的の若僧達も、可愛くて綺麗なピチピチのギャル達がいるから集まる。街があり、ネオンがあり、遊び場があり、人がいるからこそさらに人が集まる。これが夜の街の最大の魅力と言っても過言ではないかもしれない。

そこには、様々な出会いがあり、トラブルがあり、、、色々の思いが色とりどりのネオンに反映されている。

自粛ムードになり、余計にこのように思うようになった。

ネオンは夜にだけその存在を目立たせ、人々を誘う。そして、それは3密を生む。3密は悪いことでもなんでもなく、人々がインタラクトする絶好の場。オンラインでは出来ないオフラインの世界が恋しい。早く、3密が通常なものとして戻ることを願って・・・


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