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APU卒。現L社AI関連&フリーコンサル。元政府観光機関のマーケター。Nuja…

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APU卒。現L社AI関連&フリーコンサル。元政府観光機関のマーケター。Nujabesとカメラフリーク。世界各国で一点倒立しています。タイ留学・ケニア在住経験あります。

マガジン

  • 世界写真紀行

    世界で撮った写真1枚を当時のプチエピソードと共に公開。

  • コラム

    テーマに沿って持論を展開します。

最近の記事

世界写真紀行 vol.12(ケニア/ アンボセリ国立公園)

ケニアの首都ナイロビから凡そ4時間ほど車を南に走らせたところにあるアンボセリ国立公園。タンザニアの国境近くのここは所謂サファリだ。 ケニアには数多くのサファリが存在していて、場所によって生息する動植物が異なる。ゲームドライブと言われるハイエースやランドクルーザーに乗りながらひたすた動物を観察することこそサファリの醍醐味。 アンボセリ国立公園には、ライオンやチーターなどのネコ科、ハイエナやカバ、象などの多種多様の動物が生息している。 しかし、特別なのはそれだけじゃない。

    • 【動画】軌跡

      自分が生きた軌跡。地球上のどこにいようとも生きているという軌跡を残そうと以前タイムラプスを撮影。(特にストーリー性はない。) 2年間滞在したケニア生活。今までにないくらいの挫折を味わいながら、自分を傷つけ、他人を傷つけた。 きれいごとを並べてそう思い込むのは、簡単だけど感情がついていかない日だってある。でもそれは、一生懸命に生きようとしている証拠。 辛い時は泣いたっていい。悲しい時は落ち込んでもいい。そんなことを自分に言い聞かせながら作った動画。

      • 世界写真紀行 vol.11(タイ/ メーソート)

        タイ北部ターク県内にある町、メーソート。ミャンマーとの国境沿いのこの町はその地理的条件上、ミャンマーからの人々が往来しており雰囲気が他の地域と全く異なる。異色の文化が入り交ざる国境の町と表現するのが適している。特に観光的に名所という名所はほとんどないが、独特な雰囲気がまさに観光資源なのかもしれない。 そしてもう一つ興味深い場所がここには存在する。内戦などで国内から逃れるた人のためのミャンマー難民キャンプだ。 10年前、ここを訪れたきっかけも友人が移民研究に興味を持っており

        • 世界写真紀行 vol.10(マレーシア/ クアラルンプール)

          マレー半島南部の丘陵地帯にある東南アジア有数の世界都市、クアラルンプール。街中に聳え立つ高層ビル群はその発展を象徴し、経済と観光の都市としても知られ世界中から来る人々を魅了し続ける街の一つ。 新型コロナウイルスの影響で世界各国は事実上の鎖国状態。日本も外務省が渡航レベルを格上げした上、航空インフラもまだ戻っていない状態。そして、世間では3密(英語では3Cs)を避けることを一般生活に盛り込まれた。所謂ニューノーマルベースで日々を過ごしている。 そんな中、数年前に訪れたマレー

        世界写真紀行 vol.12(ケニア/ アンボセリ国立公園)

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        • 世界写真紀行
          12本
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          3本

        記事

          自分という人間

          名前: kandoll 生まれ: 福岡 職業: 政府観光機関でマーケター 卒業大学: 立命館アジア太平洋大学 留学: タイ国立Thammasat大学 海外経験: JICA青年海外協力隊でケニア派遣 使用言語: 日本語、英語、タイ語 好き: Nujabes、 カメラ、ダンス、料理、サッカー 嫌い: 水泳、トマトetc... 名前の由来中学生の頃から独学でブレイクダンスをしていました。その時から好きだったダンサーの名前です。実は、kandollというのはあまりユーザーネームでメ

          自分という人間

          KINCHOの広告から感じたこと

          "もうどう広告したらいいのかわからないので。" そんな広告文句で最近バスりSNSでも話題になった新聞広告がある。殺虫スプレーなどで有名な企業、KINCHO(大日本除虫菊)の広告である。今回は、コロナ禍で元気がなくなっていた広告業界に再び光を灯したこの広告について個人的に考察していこうと思う。 バズりを生んだ新聞広告 新型コロナウイルスの影響で国内の経済にも、一般消費にも大きな影響を及ぼしていた5月末、全国の主要新聞社に出稿されたのがこの広告だった。公になるとすぐに話題と

          KINCHOの広告から感じたこと

          世界写真紀行 vol.9(インド/ アーグラ)

          インド北部ウッタル・プラデーシュ州に属する都市、アーグラ。世界遺産に登録されているタージマハールがある都市としてその名は広く知られている。多くの旅行者は、タージマハルを見るためにこの街に辿り着くと言っても過言ではない。 また、ムガル帝国時代の繁栄の象徴として、赤砂岩で築かれた「赤い城」の異名をもつアーグラ城塞も忘れてはないらない。まさに、文化・遺産の街である。 私も、タージマハルを一眼見ようとこの街を訪れた。 タージマハル見学を終え、安宿に戻り一休みしている時だった。

          世界写真紀行 vol.9(インド/ アーグラ)

          世界写真紀行 vol.8(オーストラリア/ サンシャインコースト)

          オーストラリア東部、クイーンズランド州、 サウス・イースト・クイーンズランド地区にある海岸沿いの地域。美しいビーチを始めとする豊かな観光資源は来る人に癒しを与える最高のスポット。 私にとってここは人生で初めて訪れた"海外"。13年前に遡るが高校2年生の夏に学校の修学旅行として参加した。海外も初めてなのに、ましてやホームステイなんぞ未知の世界。期待よりも不安が多かった。 ホスト先は当時、60歳くらいのおじちゃんMaxと息子のAndrewの二人だけだった。ホームステイと聞くと

          世界写真紀行 vol.8(オーストラリア/ サンシャインコースト)

          世界写真紀行 vol.7(マカオ/ マカオ半島)

          南シナ海に面し、半島部と、タイパ島とコロアネ島の間を埋め立ててつなげた島からなる中華人民共和国マカオ特別行政区(通称: マカオ)は、カジノが多数あることで知られ、"東洋のラスベガス"とも称される観光都市。 1999年までポルトガルの領土であったこともあり、独特な東西文化の同化と共存を窺い知ることができ、マカオ歴史地区は世界遺産にも登録されている。 学生時代から沢木耕太郎著"深夜特急"の旅行観に魅せられ、旅行する際は登場してくるスポットを巡ることも多々あった。 初めてマカ

          世界写真紀行 vol.7(マカオ/ マカオ半島)

          世界写真紀行 vol.6(タイ/ バンコク)

          かつて東洋のベニスと称された東南アジアの雄でタイの首都、バンコク。伝統と先端トレンドを絶妙なバランスで守り続けながら、世界各国の人々から愛されているのは言うまでもない話。バンコクは外国語での名称で、タイの人々はこの様に言う。 "クルンテープ" (=天使の住む都) かつてこの天使の住む都に留学をしていたのだが、私の全てはここから始まったといっても過言ではないくらい濃厚な時間を過ごさせてもらった。 留学時代、大学から徒歩15分圏内の学生が多く住むアパートに住んでいた。ワンル

          世界写真紀行 vol.6(タイ/ バンコク)

          世界写真紀行 vol.5(ケニア/ バリンゴ)

          ケニア西部リフトバレー州内に位置するバリンゴカウンティ(カウンティは日本でいう県に当たる)。およそ66万人が暮らすこの場所は、ケニア第二代大統領ダニエル・アラップ・モイがの出生地としても知られる。 また、コフラミンゴの世界最大の個体群の棲息地の一つであるボゴリア湖がある事で知られ、一面に広がるフラミンゴの大群を観に来る観光客も少ない。 実際にボゴリア湖を訪れたのは3年前。湖の周辺にはツアーでチャーターされたハイエースやランドクルーザーが並んでいた。ツアー参加者のほとんどは

          世界写真紀行 vol.5(ケニア/ バリンゴ)

          世界写真紀行 vol.4(南アフリカ/ ケープタウン)

          アフリカ大陸最南端の国、南アフリカで栄る都市ケープタウン。ヨハネスブルグ=プレトリアについで南アフリカ第2の経済規模を持つ大都市圏であるこの都市は観光資源も豊富。中心部は西欧の雰囲気を残しながらも、アパルトヘイトの負の遺産を至る所で感じ取れるのもこの都市の特徴とも言えよう。 俗にいう"映えスポット"も数多くあるのだが、今回はGroote Schuur Hospitalで撮った一枚を。 あまり知られてないが、実はケープタウンは1960年代に世界で初めて心臓移植手術が行われた

          世界写真紀行 vol.4(南アフリカ/ ケープタウン)

          Amazonオリジナル作品 "アップロード"から学ぶべきこと

          2020年5月1日よりAmazon Primeビデオにて公開されて以来、高評価を得ているシリーズ、"アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~"。 今回は、この大人気最新シリーズが現代社会と我々人類に何を教えようとしているのかについて考察していきたいと思う。 *ストーリー自体よりも、劇中の世界観を中心に触れていくつもりではあるが、まだ作品を観ていない方はこれを読む前に観ることをお勧めします。 あらすじ 2033年の世界では、 死が目前に迫った人々は6つのテクノロジー企

          Amazonオリジナル作品 "アップロード"から学ぶべきこと

          世界写真紀行 vol.3(インド/ デリー)

          インド北部に位置し巨大な都市圏を形成しながら、経済・政治・工業の中心地で有名なデリー。(正式名称はデリー連邦直轄地) 所謂、ヒト・モノ・カネが集中するアジアでもきっての大都市。近い将来、人口で中国を抜き世界第一位になると予想されている国の首都とあって、その活気は想像を絶する程。 デリー駅に明朝到着すると、薄暗いにもかかわらず人の熱気が肌で感じられるほど人々が密集していた。そこから、安宿街のメインバザールに移動するには駅構内を通り反対側に渡る事が1番の近道。しかし、ここで問題

          世界写真紀行 vol.3(インド/ デリー)

          世界写真紀行 vol.2(インド/ ムンバイ)

          インド西の都、イギリス植民地時代の影響が色濃く残るムンバイ。かつてボンベイという名で知られたこの町は、ボリウッドと呼ばれるインド映画産業中心の地。その地を訪れたのは7年前。 インドでは至るところでチャイワラと呼ばれる、インド式ミルクティー "チャイ"を売っている人等を見かける。価格は数円から数十円ほどだが、チャイワラによって全く味が異なる。その味の違いを楽しむのもインド旅行の醍醐味と言っていいくらいだと個人的に思う。 余談ではあるが、大ヒット映画スラムドッグミリオネアの主

          世界写真紀行 vol.2(インド/ ムンバイ)

          世界写真紀行 vol.1(ケニア/ トゥルカナ)

          ケニア北西部の広大な砂漠地帯でウガンダ、南スーダン、エチオピアの国境に接するトゥルカナ。その地理・地形上、慢性的な水不足の問題に直面している地域の一つである。そんな、トゥルカナ地方からの一枚を。 トゥルカナの中心的町、Lodwarの食堂で食事をしてると、カラフルな首飾りをしている女性たちが。 トゥルカナ族はカラフルな装飾品を身に纏う習慣があり、ケニアに住む民族の中でも最もファッショナブルなことで有名らしい。場所によっては部族間抗争が今でも発生している地域で、観光で行くよう

          世界写真紀行 vol.1(ケニア/ トゥルカナ)