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勝手に訳してみた

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時々見つける、勝手に訳してみたくなる英語の情報などを勝手に訳しています。
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口笛を吹く人

口笛を吹く人

あ、今日はバレンタインデーか!

と、気がついたので、メアリー・オリバーというアメリカの詩人が生涯のパートナーだったモリーという女性について書いた愛の詩をひとつ、勝手に日本語訳もつけて紹介します。

オリバーの詩は、「意識を向ける」ことを思い出させてくれます。
クラニオの施術にも、とても通ずる感覚だなあと思います。

自然や、近くにいる人たちや、日常の瞬間。
オリバーは、見慣れた存在に、はじめて見

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ジェリーのこと

ジェリーのこと

昔、アメリカ、カリフォルニア州のロングビーチという街にある大学で文章の創作を学んでいたことがあります。その時に出会った教授が最近、亡くなったことを知りました。

彼の名前は、ジェラルド・ロックリン博士。
学生からも他の教授から親しみを込めて「ジェリー」と呼ばれていました。
詩人で、チャールズ・ブコウスキーと友人だったそうで、若い頃はお酒も煙草もがんがんで、かなり放埓な生き方をしていたらしいです。

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『アルファ・ウルフ』

『アルファ・ウルフ』

長年の親友だった女性ががんを患って残された時間は限られていると知った時、自分が友人として以上に彼女を愛していることに気づき、本にも描かれている大恋愛の末に9年連れ添った夫と離婚して、親友のパートナーとして残りの人生を共に生きていくことを決めた、『食べて、祈って、恋をして』の著者、エリザベス・ギルバート。

一昨年の9月に彼女がそのことを公表した時、なんてかっこいいんだろう!と感銘を受けました。これ

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