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研究さぷり008:タイプを知る

こんにちは,かなみんです.

前回に引き続き,更新が遅くなってしまいましたが,

今日は,自分のタイプを知るということについて書こうと思います.


研究に限らず,仕事においても同様ですが,

自分のことを知って,

自分に合ったやり方を見つける

というのは効率的に進める上で重要なポイントだと思います.


他人のやり方を見て真似してみたり,

他人のやり方を押し付けられたりして,

自分のタイプに合っていないやり方を続けると,

あまり上手くいかなかったり,

負担が大きく続かないなんてことも…


研究も仕事も一人だけで完結することは少なく,

むしろ,同僚や,上司とともに進めることが多いのではないでしょうか?

そうすると,自分以外の人たちのタイプを理解することも大事になってきます.


では,どうやって自分のタイプを知れば良いのでしょうか?

自己分析というと,就活で行うものと思われるかもしれません.

確かに就活で行う自己分析も,自分を知るきっかけにはなると思います.


私は,今回以下の本を読んで,FFS診断というのを使いました.


noteでは,まさやさんが既に紹介されているようです.


FFS理論は小林惠智さんという方が開発された,

人を5つの因子とストレスで数値化し,その人の思考行動を把握する

というものです.


5つの因子は,

凝縮性,受容性,弁別性,拡散性,保全性

とされていますが,

これらのうち上位2〜3つの因子が,

主にその人の特徴を表すようです.


それぞれの因子の詳細などは,ぜひヒューマンロジック研究所のページから見てください.

簡易診断(宇宙兄弟バージョン)も出来るそうなので,

興味がある方は是非トライしてみてください.


さて,先ほど紹介した本ですが,

自分のタイプを理解するだけでなく,

周りのタイプの違う人たちとどう付き合っていくか,

というヒントがたくさん書かれています.


読んだからといって,研究にすぐに直結するわけではありませんが,

最初に述べたように,

研究も仕事も一人で完結することは珍しく,

複雑な課題に取り組むほど,多くの人の協力が必要となってきます.

自分のタイプだけでなく,周りの人のタイプの理解も

チームがより良く機能する上で,大事なことです.

これは,コミュニケーションにおいても重要なことは言うまでもありません.


昨今は,ハラスメントなどがさかんに問題視されていますが,

なかには,お互いの理解が不十分なことが,

誤解を生んでいるなんてケースもあるといいます.


無意識に,自分や他人のタイプを理解していた人でも,

参考になること間違いなしだと思うので,

興味があれば,是非,お盆の読書リストに1冊加えて頂ければと思います.


ちなみに,本書について私がもう一つ良いなと感じたポイントは,

小説やマンガからも,学べるということを

「宇宙兄弟」を題材にしながら示されているところです.

随所に宇宙兄弟の一節が引用されていて,

非常に分かりやすい!


お盆も研究に忙しい方もいるかもしれませんが,

お休みの期間はチャンスなので,

気になった本は実際に読んでみましょう.


私は,宇宙兄弟を読んでみようと思っています.

余談が過ぎましたが,今回はこのあたりで.

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