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【クリエイター歴13年が伝える】楽しく、着実に動画・映像クリエイターになるためのススメ

割引あり

 
あなたは動画・映像を仕事にしたいですか?なぜそうしたいですか?


おそらく昨今、「副業で動画編集」ということばをよく聞いたり、在宅ですき間時間にできるというイメージがあったり、はたまた近代の「動画」というジャンルに関わるカッコいいクリエイターになりたい!という意識の高いものまで様々だと思います。


動画編集は事実、様々な分野で需要が高まっています。

自宅でフリーランスとして働く方法から、企業常駐、会社勤め、仕事にする方法は多岐にわたります。


しかし前提としてこちらの記事は、軽く学んですぐに高単価の動画をぽんぽん受注できるようになる、といったものではありません。


軽く学んだらその分報酬も軽く、ネット上などでよく見かける異常に低単価の案件をひっきりなしに息をきらしてやることになります。そして動画は稼げないんだな、といってやめてしまいます。


そのようなことがないよう、この記事は「楽しく、着実に動画・映像を仕事にしていく方法」というテーマでより現実的なお話をしていきます。

 



■動画・映像を仕事にするメリット


動画・映像を仕事にするメリット①:場所を選ばない働き方ができる


撮影以外のほとんどの業務を場所選ばず行える、その自由度の高さが魅力的です。
今では打ち合わせもオンラインでおこなうことが増え、フルリモートでおこなえる案件も多いでしょう。


ただし業務中は座りっぱなし、誰とも話さない時間が多いので健康管理に気を付けなければいけません。


動画・映像を仕事にするメリット②:モノによっては高額単価で受注も可能

動画・映像の仕事は商品販売ではないので値段に制限はありません。
簡単な低単価のものからテクニカルな高単価の案件までピンキリです。
スキルを磨いて高額単価の案件に携わるのも、着実に実績を積んでいけば可能です。

一方で、最初の実績がないうちは安価な案件をこなすという下積みの期間は、他の仕事同様に必ずありますが、心身のモチベーションが下がってしまうレベルの極端に安い案件は避けることをオススメします。


動画・映像を仕事にするメリット③:動画とは異なるスキルが自動的に身につくことも

動画・映像というとPCと向き合いひたすら編集に打ち込む、といったイメージがありますが、業務をこなしていくうちに気づいたらマーケティング、ディレクション、デザインなど他のスキルが身についていることが多々あります。


動画・映像業界の業務は幅広いです。
挑戦するとドンドンスキルアップのチャンスがあります。
自分に向いているスキルを身に着け、あなただけの確固たるスタイルを確立してください!
 

■動画・映像の仕事にはこんなに選択肢がある!


<企画・構成>
・プロジェクトリーダー
・ディレクター
・監督・演出家

<動画撮影>
・カメラマン
・照明
・音声

<動画・映像編集>
・会社紹介動画
・マニュアル動画
・サービス紹介動画
・インタビュー動画
・アニメーション動画
・ミュージックビデオ
・Youtube動画
・エフェクトデザイン
・コンポジット
・VFX
 
これらはほんの一例で、挙げていくとキリがありません。
ついつい動画というとYoutube動画編集のことを連想しがちですが
実はこんなにあるんです!夢が広がりますよね。


今回は動画編集メインでお話ししていきますが、もし実際に動画編集にトライしてみたけど向いてなかった、、私は動画とか映像の業界ではやっていけないのかな、と思ったそこのアナタも、動画編集だけにこだわらなくても良いんです。

動画・映像は本当に業務範囲が広い業界です。

もちろん動画編集でやっていきたい方は、スキルの幅を広げればその分お仕事の幅も広がっていきます。
詳しくは次の「あなたはどのタイプ?高単価の案件を受ける3つの方法」をご覧ください。


■あなたはどのタイプ?高単価の案件を受ける3つの方法


こちら結論から言うと

・業種の幅を広げる
・ツールの幅を広げる
・1つのスキルレベルをとがらせる


の3つになります
 


・業種の幅を広げる
あなたはなんでもそつなくこなす器用なタイプですか?それなら業種幅の広い動画クリエイターに向いているかもしれません。


先述の通り、動画・映像の仕事には動画編集の他にも様々な仕事があります
動画編集から始めていくうちに「撮影もできないか?」と必ずと言っていいほど相談がきます。そのためにカメラ(スマホでも良い)を買ってプロに教わるのも良いでしょう。


コミュニケーションが得意という人はディレクターにも向いています。本来ディレクターと動画クリエイターは分業であるため、ディレクションもできて動画編集もできる動画クリエイターは重宝されるでしょう。


デザインと動画編集も本来まったく別の業種であり分業されているので、デザイン&動画編集どちらもできるクリエイターは動画広告などのモーショングラフィックスの分野で重宝されます。


この通り業種の幅を広げれば人的ニーズがあがるのは確実ですが、
気を付けたいのはあせってあれこれ一度にやらないことです。


まずは動画編集という基礎を固めて、動画・映像に対する理解を深めてから他のこともやっていくと着実にレベルアップできます。


・ツールの幅を広げる
あなたはコミュニケーションはあまり得意ではなく、動画・映像のデジタル面を極めたい、という職人タイプですか?それならツール幅の広い動画クリエイターに向いているかもしれません。


「ディレクションや撮影ではなく自分は動画・映像に特化したい」というクリエイターもいるでしょう。
そういう人も人的ニーズを上げることが可能です。


それは動画・映像に関わるツールの使用幅を広げることです。

例えばPremiereproで動画編集を一通りやった、アニメーションにも挑戦したい、という人はAftereffectsを学ぶと良いかもしれません。


事実、PremiereproとAftereffectsを使用できる動画クリエイターはPremierepro単体と比べてニーズも単価も違うのが現状です。


エフェクトデザインもできる動画クリエイターになるにはHoudini、3D動画も作れるようになるにはCinema4D、といったように自分もやりたい方向性で使用ツールを増やしていくと良いでしょう。


2つ、3つとツールの持ち駒を増やすといざという時のためにチャンスをつかめたりしますが、必ず1つずつ本気で取り組むことが大切です。


短期間で大きな成果を得ようとせず、1つ1つ楽しみながら着実にのばしていけばアナタも高単価クリエイターになれるでしょう。
 

・1つのスキルレベルをとがらせる
これは色々と手を出さず、1つの分野、1つのスペシャリストになる、というものです。


ほとんどの人がマネできない。ほとんどの人がアナタのクオリティを再現できない、というレベルまで達するなら高単価クリエイターになれるでしょう。
何か1つに没頭したいという方には向いている方法かもしれません。


しかし長期的な目で見ると、常に新しく変わり続けている動画・映像業界では何があるかわかりません。


例を出すと、2020年にサポートが終了したAdobeのアニメーションツールFlash。
今までFlashでアニメーションを作っていたクリエイターは路線変更を余儀なくされました。
何があるか分からないデジタル業界では自分の得意分野以外に道を作っておくのも良いことかもしれません。
 


■何をどこで学ぶ?自分のやりたいことにあわせて選べ


業種が多いのもそれぞれの特性に合った働き方があるのもわかった。
じゃあどこで学べばいいの?ですよね。
では、実際に学びの方法として下記3点をあげていきます。

・オンライン教材で学ぶ
 ・プロからマンツーマンで学ぶ
・スクールに通う

・オンライン教材で学ぶ
Youtubeなどの無料のチュートリアル動画、Udemyなどの有料のオンライン講座があげられます。「まずは小さく始めたい」という方にはオススメです。自分でやってみて、もし必要を感じたらプロに教えてもらってください。


Adobeの公式サイトに非常にわかりやすいPremiereproとAftereffectsの無料チュートリアル動画があがっていました。Adobeは30日間無料期間がありますから、これから始めてみても良いかもしれません。


【初心者向けPremiere Proの使い方基本】

【After Effects 入門】

https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/get-started.html


 ・プロからマンツーマンで学ぶ
本や教材を買ったはいいけど、結局ひとりでは続かずやめてしまった、、、
そんな経験をされた方も多いと思います。
かくいう私もその一人で、分からないことを人に聞けないことがとてもストレスでした。


一人の勉強は向かない、誰かとなら頑張れる、という方はぜひプロから教えてもらってください。


ストアカ、ココナラなど、その道のプロが割と安価で個人講座を開いています。動画編集の分野でも数多く講座があるので調べてみてください。
経験のある専門家があなたの目標にあわせてサポートしてくれるはずです。


ストアカでは私の初心者向けアフターエフェクトの講座もありますのでぜひご覧ください。

【初心者入門】💻アフターエフェクトでアニメーション💻を作ってみよう / 立原 ユウキ (street-academy.com)

今抱えている不安だったり、自分はこうなりたいという願望だったりも合わせて聞いてもらっても良いかもしれませんね。


 ・スクールに通う
先述の通り、動画・映像業界には動画編集に他にも様々な仕事があります。
そして仕事の幅を広げるほど人的ニーズが高まり、高単価のクリエイターになれるということも述べました。


自分がどこまで学びたいか、どこまでのクリエイターになりたいか、どこまで稼ぎたいかにあわせて、スクールに通うという道を選ぶことができます。


例えば、
1ヶ月で動画編集の基礎を身に着けたい
3か月でスキルをビジネスレベルまであげたい
6ヶ月で知識を幅広く身に着け、実際に仕事にするための準備をしたい
などです。


今は色々なスクールがあり、目的に合わせたコースが選べるものが多くあります。


さくっと学んでさくっと大金が稼げるような業界ではありません。
自分がなりたいレベルになるには、ぜひ投資と努力を惜しまないでください。


すこし話がそれますが、高校受験を思い出してください。
レベルの高い学校にいこうとすればそれなりの努力が必要です。
しかしその努力は必ず実を結び、自分が理想とする環境が手にはいります。
必ずしも長い時間をかければ学びに少しの時間しか投資しなければ選択肢はせばまり、十分に投資するなら豊富な知識によって多くの選択肢が生まれるでしょう。


つまり多くを学ぶほど、時間に余裕のある働き方、高単価の案件、などを自分で選択できるようになるということです。近道はありませんが、作る楽しみを実感しながらコツコツ下積みしていきましょう!


▼動画クリエイターのオンラインスクール3選

デジハリ・オンラインスクール

studio US(スタジオ・アス)

ヒューマンアカデミー

 
このように学ぶ方法としては色々とありますが、その学びはすべて「ポートフォリオを作るために学ぶ」ということを必ず意識してください。それはなぜか?次の項目で説明していきます。
 


■まずはクオリティの高いポートフォリオづくりに全力をそそぐ

動画・映像を仕事にする際に、必須なのがポートフォリオになります。
つまり最も重要であり、手をかけてつくるものです。


ポートフォリオというのは作例集のことで、あなたがどのようなものを作ってどのようなクオリティを出せるのか、この人に仕事を任せられるか任せられないのかを判断するものになります。


これだけ聞くと「はじめたばっかだしそんな立派な実績ないよ、、」と思ってしまいそうですが心配いりません。


おおよそ、あなたが「どのくらいの年数経歴があるか」「どのようなクライアントを相手にしてきたか」はあまり重視されず、作品の傾向やクオリティを重視されます。


つまり、動画編集歴が浅くても相手が「イイネ!」と思えるものがあれば興味を引くポートフォリオになるということです。
 

・ひたすら参考動画のマネをする
まずは慣れる&スキルの向上。
ネットに上がっているものはたいてい上級者が作っているものなのでマネをするだけで勝手にスキルはあがっていきます。


私がやっていたのは動画広告を動画キャプチャーして1秒ごとにマネをすることでした。
地道な作業かもしれませんが、この積み重ねが相手が「イイネ!」と思えるポートフォリオにつながります。
 

・知り合いに頼み込んでやらせてもらう
要するに「お仕事と思って本気で作ってみる」ことです。もし動画の需要がありそうなお知り合いがいれば無料でも安価でも良いでもやらせてもらいましょう。

なぜそこまでするのか?
なぜならばこのポートフォリオにあなたの未来がかかっているからです。


いくらコミュニケーション力があるからといって素人レベルでは仕事もきません。動画1つ1つ本気でこなしていくことで、着実にレベルはあがっていきます。


気合をいれて作った制作物は相手にも伝わりますよ。
ぜひ自分のつくるものに愛を持って制作してあげてくださいね。
 

ここまでは動画・映像業界の可能性、学びやポートフォリオの準備などの重要性についてお話ししました。
 

ここからは、動画編集で稼ぐための具体的な方法を紹介します。


■いよいよ!動画・映像を仕事にする実際的な方法

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