かもめの研究

関心を持った議論の論点整理を行っています。 文章は、できるだけ短くなるように心がけてい…

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関心を持った議論の論点整理を行っています。 文章は、できるだけ短くなるように心がけています。 読みづらくなりますが、ご了承ください。

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反AIって何?|週刊鴎研

「面白くない議論だな」 以前から議論が起きていることは知っていたし、関心の範囲の話題でもあった。しかし、調べ始めた段階でも、あまり興味が湧かなかった。それは、あまりにも議論が単純すぎるからで、「合法」の一言で片付くことだと思っていたからだ。興味が湧きだしたのは、いくつかの資料を読んで、反AI派(正確にはAI自体に反対しているのではなく、主に生成AIの無断学習に反対する人達)の主張を読み、さらに、クリエイターのアンケートを読んだ辺りのことだった。「なんか酷いことになってる」と思

    • ネットリンチxネットユーザー|第三者は何ができるのか

      ネットリンチへの対策に関係する論点を整理します。 ※一般的情報からの総括であり、個別具体的な手続きを考慮していません。 インターネット上の交流でトラブルが発生して、 第三者が問題を認識しても、第三者が関与するには、当事者の双方と 直接的な関係を構築するための環境が必要となります。 SNS上で活動するオープンな相談窓口と実社会への影響力を持った 組織的な活動主体が必要とされているのではないでしょうか。 被害者が煩雑な作業を個人で処理するには、体力的、経済的負担が大きく、 そ

      • 「報道被害」が繰り返される仕組み|週刊鴎研

        「週刊誌は、訴訟リスクを負っても稼げるから嘘を書く」このような議論が起こった時に、 そのような「ビジネスモデルが存在しない」と反論する記事がでた。 反論記事の中で、SNSでは、ビジネスが成立することを認めている。 週刊誌の出版事業全体を成立させるほど、WEBからの収益が大きくないことを理由として、個別の記事によって、採算が成り立たないと反論しているのだろうか。何をもってビジネスが成立するのかが不明確である。 すべての記事が嘘で固められていた場合だけを想定して、 すべての

        • 作ったことない奴が語るな論|映画評論家の存在意義

          映画評論家に対して、よくある非難は、 「映画を作ったことない奴が語るな」といったもの。 このような非難は、自分の好きな作品をバカにされたと捉えて 反発するような動機以外に何か、論拠があるのだろうか。 映画について語るのは、必然的な行動である。 映画から受けた感動や体験を誰かと共有するのは、ごく自然なことで、 好意的なものであれば許され、否定的なものは、許されないとするのは、 「誰のための映画なのか」という疑問が生じる。 映画製作者とそのファンのためのものと限定するような姿勢

        • 固定された記事

        反AIって何?|週刊鴎研

          【毒舌】屁理屈ビギナー講座|地獄の入り口

          SNSには、悪口を言うためにSNSを利用しているようなユーザーがいます。 彼らが論争では、論破されているのに、なぜか勝ち誇っていることに 疑問を持ったことはないでしょうか。 彼らは、獣の群れ(傍観者)に向かって遠吠えする獣です。 獣の群れで頭角を現すには、負け犬としての自覚が必要です。 負け犬の自覚とは、「自身の発言に対する責任を一切認めない」ことです。 不屈の精神を持ち、傲慢で頑な姿勢で、論争に挑んでいきます。 群れの獣たちは、その堂々たる振る舞いに歓喜し褒めたたえるでしょ

          【毒舌】屁理屈ビギナー講座|地獄の入り口

          「嘘つき!」と気づく瞬間|認知バイアスからの解脱

          この記事では、デマ、噂話、風説によって、間違った認識、歪んだ考え方に陥らないようにするための心構えを共有したいと思います。 考え方としては、嘘を見抜く方法を覚えるよりも「嘘つき」との接し方を身に着ける方が手っ取り早く、危険を回避できるということです。 SNSには「嘘つき」が大勢いるので、珍しい存在ではありません。 上手く嘘をついて、有名になったインフルエンサーがたくさんいます。 しかし、嘘つきを信奉して、フォロワーになることは、不幸です。 嘘つきから聞いたことを他者に話して

          「嘘つき!」と気づく瞬間|認知バイアスからの解脱

          風説信奉者によるネットリンチ

          インフルエンサーが作ったデマの拡散やインフルエンサーが主導する 誹謗中傷に加担する信奉者について、分析します。 ■信奉者集団の形成 多くのユーザーに注目される「話題」は、様々な「意見」を喚起します。 1.同種の「意見」が集まると、小規模な「世論」が形成される。 2.加害者は、「世論」を根拠にして、誹謗中傷の加害行為に及ぶ。 3.加害者は、被害者に対して、非難したり非を認めさせようとする。 4.加害者は、「世論」が「真実」であると、認識している。 つまり、「多数派の意見は

          風説信奉者によるネットリンチ

          本当の天才|賢者の暇潰し

          どうも プロファイラーかもめ です。※1 暇ですね。ネットサーフィンでもしますか。 せっかくですから、「認知プロファイリング」の手法を学びながら、 探索してみたいと思います。 まず、「認知プロファイリング」について、おさらいしておきます。 この説明だけでは、やり方がよくわからないんですが、※2 ・文章を書いた人物の属性を仮定する。 ・その人物像に合わせて、発言内容を評価する。 ・評価を基に仮説ありきで、資料を集める。 ・資料を基に作文して、証明とする。 多分、このような手

          本当の天才|賢者の暇潰し

          100億チャレンジ|暇空みっけ

          どうも インターネット初心者 かもめです。 今回は、これまでとは趣向を変えて、楽しく遊びたいと思います。 暇空茜に関する話題は、尽きませんね。最近では、 大手メディアが報じた「書類送検」の記事が物議を醸していました。※1 そんな中、かもめが気になった点は、大手メディアは、 SNSの匿名アカウントについて、どの程度の情報を握っているのか。 例えば、暇空茜の顔写真は、すでに入手しているのか。 気になるところですよね。 助手のなる は、以下のような投稿をしています。 これっ

          100億チャレンジ|暇空みっけ

          【閲覧注意】ネットリンチを疑似体験する

          ※この記事では、ネットリンチ集団が、いかに人の心を破壊するのかを  知るために、実際の状況を基に、リンチを再構成しています。  被害者側の視点で、読まれることを想定しています。  悪質、不快な文言が含まれますので、耐性のない方は  ページを閉じることをお勧めします。 状況: あなたは、インフルエンサーが虚偽の情報を拡散したことで、 嘘つき扱いされ、苦しみのあまり、自殺をほのめかす投稿を しました。その投稿に対する、攻撃を再現します。 あなた「もう、死んでしまいたい」 ネ

          【閲覧注意】ネットリンチを疑似体験する

          反抗声明とパンクロック

          ■反抗声明1.ネットリンチに反抗する。 2.収益目的の誹謗中傷に反抗する。 3.ネットリンチ被害者を支持する。 ■表現の自由の危機THE BLUE HEARTS「爆弾が落っこちる時」の歌詞を思い出してほしい。 「爆弾」を「表現規制」や「言論統制」に置き換えてみれば、 今、起きている危機を理解してもらえるのではないか。 SNSユーザーの誹謗中傷の問題は、危険視される水準に達している。 すでに、司法の判断によって、表現の自由が制限された事例がある。 社会問題化すれば、より広い

          反抗声明とパンクロック

          黙ってよいのか|封殺から自由を守る

          表現の保護を装う 見せかけだけの表現の自由を守る活動の建前は、 「表現の自主規制に反対することで、表現の自由を守る」 自主規制反対論者は、立法による表現規制には、反対する道理がない。 現時点では「表現内容に問題があるか」は、制作者と提供者の 自主的な判断に委ねられている。 そこに、公共性の観点から指摘を受けた場合、 必要性を検討の上、取り下げや表現の変更で対応する。 自主規制で済めば、立法による規制は不要である。 「表現の公共性」に関する議論が封殺されたら、いずれ 公権

          黙ってよいのか|封殺から自由を守る

          メロンソーダの味はドコから来るのか

          誰かの夢を一つ壊す話かもしれない。 メロンソーダは、「メロン味のソーダ」ではない。 何をいまさら、と思うかもしれない。 メロンソーダは、無果汁だし、味も匂いもメロンとは違う。 ほとんどの人は飲めば、気づくだろう。メロンソーダは、 「フルーティな緑色のソーダ」が正しいだろう。しかし、 この事実を知って衝撃を受ける人が少なからず、いることを最近知った。 長年に渡って、「メロン味」を信じていた人にとって この事実は、受け入れ難いことではないだろうか。 なぜなら、その人は、メロ

          メロンソーダの味はドコから来るのか

          消えた職業|音楽評論家

          音楽評論家という肩書は、昔から何者だろうと疑問を持っていた。 評論自体に価値があるなら、音楽だけを扱わずに、 コラムニスト、批評家を名乗ればよい。 あえて、音楽を専門に評論する必要性があるのだろうか。 ・音楽業界の人が、ブランディングのために名乗っていたのか。 音楽に関連する職業:  音楽ライター、インタビュアー  音楽制作者、イベンター、音楽会社社員  音楽学校教師、楽器演奏者 例えば、音楽ライターが星1つ付けて、音楽評論家が星5つ付けたとき、 音源の売れ行きに、それ

          消えた職業|音楽評論家

          ネット反抗期とパクリ論争

          インターネット上の真偽不明の情報を鵜吞みにして、拡散する人を見ると、 この人たちは、反抗期にロックを聴かなかったのか?と疑問を持ちました。 あいみょん「君はロックを聴かない」をgoogle検索すると サジェストで、「パクリ」が出てきます。 あいみょんは、「人の曲をパクってるから許せない。」などと 発信する人までいたようです。 そのような反応には、「君はロックを聴かない」と反論できます。 元々ロックは、反社会なものとして、社会から位置付けられていました。 そこから、反抗する

          ネット反抗期とパクリ論争

          子ども部屋おじさん VS リアルキッズ

          子ども部屋おじさん(自称社会人)集団と リアルキッズ(小中高生)のネット活動家集団が 対決したら、どちらが勝つだろうか。 もしも、このネット上の勢力が、対峙する事態となった場合、 無法地帯の勝者が決まるのか。 最近の不穏当な動きを見て、実現可能性の考察と、 双方陣営の戦力分析をしてみました。 ■子ども部屋おじさん 社会について関心があり、社会経験があり、知識もあるが、 ネット上の人格では、社会的責任とモラルを欠いた行動をとる人たち。 そのような「脳内の子ども部屋」に住

          子ども部屋おじさん VS リアルキッズ