最近の記事

前方後円墳に埋葬されたくて。真剣に計画を練ってみた(前編)

動機は何か 私には、憧れがある。 死してなお、世界を見たいのだ、あるいは、未来の人と交流したいのかもしれない。 前方後円墳に埋葬されたい。 それが私の願いである。 そもそも、あの画一的すぎる日本の墓が好きではない。 どうせ埋葬されるなら、もっと明るく、「あ、カモハイおばあちゃんの墓はこれ!」と子孫にも楽しんでもらえるようなものがいい。 しかし、あまりにも突拍子もない墓は墓荒らしに遭うかもしれない。 それは、永遠の眠りを妨げるものであってはならない。 結果として、日本古

    • 蓄膿になって手術してもらった話(前編)

      蓄膿になった経緯 蓄膿という言葉は一度は聞いたことがあるのではないだろうか。 これは正式には、副鼻腔炎という。 日本耳鼻咽頭頸部外科学会によると、副鼻腔炎とは、「鼻(鼻腔)の周りには「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる4つの空間(上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞)があり、この空間内で炎症が起きている状態を「副鼻腔炎」といい(中略)急性期では鼻づまり、ドロっとした匂いのする鼻汁、頬・鼻周囲・額の痛み、顔やまぶたの腫れ、発熱などの症状を認める」とされている。 症状としては、

      • 【フォロワー1万人記念】生ハム原木と暮らしてみた

        先日、あるツイートがバズって、急にフォロワーさんが4000人増えた。 ついにフォロワーさんが1万人をこえたのである。 (なお、思ってたんと違うと思われたのか現在は1万人を切っている) 1万人。 会場でいうと、両国国技館やインテックス大阪の収容人数だそうだ。 もし自分が歌手で1万人を一斉に会したらすごいなと想像してしまう。 今のツイッターアカウントを解説して4年目で1万人。 1万人、ありがとーーーーーーーー!!!!! ということで、フォロワーさんにはなんの還元もせず、お

        • おっパブに行った話。と、その後の話。

          2022年、夏の終わり。 私は『他人のおっぱいを揉みたい』というその欲望を満たすためだけに新宿にいた。 オッパブに行くのだ。 今回は運良く、友人に誘っていただいて、友人の友人と3人でオッパブにでかけた。 そもそも、女が女のおっぱいを揉んで楽しいのかと言われるだろう。 しかし、逆に言うと「自分のおっぱいを揉んで楽しいのか」という話になる。ぜんぜんたのしくない。 女同士なら友達のを触らせてもらえるだろうと思う人もいるだろう。 しかし、友達は友達である。友人の生乳を揉みしだき

        前方後円墳に埋葬されたくて。真剣に計画を練ってみた(前編)

          博士課程中退して、個人事業主やったりフラフラした1年間の話

          博士後期を中退しても生きていく道はある。 ただ、そう伝えたくてこの記事を書きました。誰かの参考になるとよいなと思います。 就活において、ごく当たり前のことも本文中には書いてはあるけど、私のように、学部卒から修士にかけて就活をまったくしたことのない人間が就活するには、いろいろな知識が必要でした。みんなが、学部で聞いた就活セミナーやSPI(これ自体もよく知らなかった)対策、就活マナーなど、何一つ知らないのです。。。。 そいうことも含めて、全部書いたと思っていただけますと幸いです。

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          三十路女がストリップに魅せられてきた話

          時は、2021年11月27日。 なんとなく寒い、秋の終わり。私は横浜にいた。 先日、『ストリップの帝王』という本を読んだ。 詳しくは過去の記事を参照されたし。 その本ではストリップに対する情熱や特別性といったものが生々しくえがかれていて、絶対にストリップをこの目で見たいと思った。 その本を読んでも実際にストリップを見ないことにはわからない部分があった。作中では、ストリッパーではなく、彼女たちは「ダンサー」と呼ばれる。ダンサーと呼ばれるほど華麗にダンスするのであろうか。私の

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          本ノック!#2八木澤高明『ストリップの帝王』

          こんにちは、カモハイです。最近、キワ物系ばかり読んでます。今日は、ストリップの帝王について、感想と内容を交々に記録をつけていきたいと思います。 内容 本書は昭和初期から平成前期において大いに賑わったストリップ業界の”ドン”を取材した1冊である。日本におけるストリップの歴史がこれ1冊でだいたいわかる。 ****Amazon紹介文***** ヤクザと闘い、警察を出し抜き、ストリップ業界を支配した元銀行マン!! ( 中略)​ このような武勇伝と裏腹に、帝王と呼ばれた男・瀧口義

          本ノック!#2八木澤高明『ストリップの帝王』

          2020.11 異端の鳥 #No.1前半 【無料記事】

          こんにちはカモハイです。 素晴らしい映画を見ては、感想を残したいとこれまで考えてきました。 考えてきただけで一回も実現したことはありません。それはモチベが保てないからです。 しかし、私には有料noteを読んでもらったという成功体験があります。 「そや!有料にすればやる気が出る!」という取らぬ狸の皮算用もびっくりする丼計算で有料noteで感想を書くことにしました。ある程度たまったら優良にしたいと思います。少なくとも1年以上は無料のまま公開します。 これは非常に悪いクセですが

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          鬱っぽい院生が大学院から脱出するまでの6年間(抑うつ闘争編・後編)

          前回の記事からまるまる1年と1か月が経過してしまった。​アップするする詐欺を行ってきたが、ようやくアップできた。待ってくださってた方がいると聞いていて大変うれしく思うのと同時にちょっと申し訳なく思っている。 この記事が世界のどこかの誰かの何かの参考になればうれしく思う。

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          本ノック!#1 田中ひかる『生理用品の社会史』2019 角川ソフィア文庫

          https://amzn.to/3ybJh31 #kindle Unlimited #本ノック  読了:2021/01/19 内容 【卑弥呼時代から現代までの生理を追う】 生理による血の穢れの概念から、生理用品の発展の歴史とこれからが1冊にまとまった月経読み本。 Amazon紹介文 ”日本女性の生活を大きく変えた画期的な商品「アンネナプキン」。その誕生は、ほんの50年ほど前のことである。女性の社会進出を支えた商品開発の裏には、一人の女性経営者の一筋縄ではいかないドラマ

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          本ノック!シリーズ開始のお知らせ

          みなさんこんにちは、カモハイです。 さて、またなんか始めた(と思ったら1回だけやって終了する)な〜と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、気まぐれに本を読んで、気分の赴くままに読んだ本の感想などを書いていきたいと思います。  以前、有料ノートでも触れましたが、うつ病の影響で長らく「本を読む」ことが苦痛で仕方がない時期がありました。 元来、本を読むことは大好きだったのですが、その時期以降本を読むことができなくなりました。 最近、うつの症状も和らぎ、本を読む能力が回復しつ

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          鬱っぽい院生が大学院から脱出するまでの6年間(抑うつ闘争編・前編)

           前回まではうつ様の症状がではじめ、抑うつ状態にある(精神的・肉体的限界)にあると自覚するまでの様子についてまとめた。  今回は、前の記事の腹痛による入院後から現在までの3年間どのように抑うつ状態の自分と向き合ってきたかについてまとめる。前回は主にどの様な身体・精神的状態の変化があり、何によってその様な状態になったかについて分けて記載をしたが、今回は自系列での記述を試みたい。  また、前編では、前回の続きの腹痛入院後〜心療内科受診初回までとなっている。後編は、受診開始から現在

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          オンライン講義こと始め

          オンライン講義事始め 2020年春、コロナ禍により、大学の講義の多くがオンライン講義になった。本記事では、春学期に一応なんとかオンライン講義を乗り切った非常勤講師が一度オンライン講義はどのような形態で、どのようなことに気をつけないといけないのかについて軽くまとめた。オンライン講義を無事に乗り切り、もう秋学期の準備が万端な教員には本記事は必要がないので注意されたし。 オンライン講義について話を進める前に、まずは重要な心構えを把握して欲しい。 オンライン講義を行う上での重要

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          鬱っぽい院生が大学院から脱出するまでの6年間(抑うつとの出会い編)

          まえおきはじめまして、こんにちは。  Twitter界隈で活動している鴨川を徘徊する魔女と申します。ながいので、カモハイと呼んでください。  さて、さっそくですが、私は2020年3月で大学院博士後期課程を中途退学いたしました。この博士課程在学期間中は非常につらく、タイトルの通り、鬱様の症状をきたし、ついには体の調子が(つまり身体的に)破綻し、入院するに至りました。  そのような状況に陥ってた過程と振り返りをおこなう記事です。 この記事について、色々、博士課程で病んでしまってい

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          鴨川を徘徊する魔女

          おはこんにちばんは。 鴨川を徘徊する魔女です 今回、流行りに乗って(またすぐ飽きると思われるが)、noteに参入しました。 以前のブログを少しずつ移行して行こうと思います。 もっと、カレーのレシピや日常のあれやこれやなどを丁寧に書く習慣をつけたいのです。 そのために、というか、有料公開できるクオリティをもったものを書くという自身のやる気のためにこよノートに参入したと言っても過言ではありません。 丁寧な暮らしをするのです… そういうわけでまたなんかいろいろ書きますそのう

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