見出し画像

コロンビアビジネススクールでのアカデミックな学び:概論

先日、コロンビアビジネススクールを卒業しました。卒業式については、以下の記事で記載しています。

今回から複数回にわたり、アカデミックの側面からコロンビアビジネススクールで学んだことをまとめようと思います。というのも、多くの受験生の方から授業の様子についての質問をいただく上、私自身も実際に授業を受けるまでどのようなことを学べるのかが具体的には分からなかったためです。
今回は、その初回としてコロンビアビジネススクールの授業の仕組みと、今後の進め方について記載します。

コア科目とエレクティブ科目
コロンビアでは12週間を1つの学期とし、4学期でMBAを取得することができます。最初の1学期(+1科目は2学期目に行われる)がコア科目(必修科目)に充てられ、残りの3学期がエレクティブ科目(選択科目)に充てられます。

コア科目は、以下の10科目が該当し、多くのビジネススクールと同様の内容を学ぶものと思われます。
・Lead: People, Teams, Organizations
・Managerial Statistics
・Managerial Economics
・Strategy Formulation
・Foundation of Valuation
・Business Analytics
・Corporate Finance
・Global Economic Environment
・Marketing
・Operations Management
詳細は以下(コロンビアMBAの日本人サイト)をご覧ください。

エレクティブ科目はビジネススクールだけでも300以上あり、また他学部の科目も取得することができます。非常に専門性が深い科目が多く、各人の興味関心に応じて様々な授業を受けることができます。これは学生が多く、かつ総合大学であることのメリットかと思います。
これらのエレクティブは、以下の大項目に分かれています。
・Accounting
・Business
・Decision, Risk and Operations
・Economics
・Finance
・Management
・Marketing

私は、Accounting、Decision, Risk and Operations及びFinanceの授業を主に取っていたため、これらの項目に分けて次回以降にアカデミックにおける学びを記載します。

こうしたエレクティブ科目では、実務家が教授となったり、毎回のように授業にゲストスピーカーとして実務家がやってきたりするため、非常に実践的な知識を得ることができます。これは、ニューヨークのマンハッタンにキャンパスがあることのメリットだと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?