かめきちかめぞう

日本全国水族館巡りの人。

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日本全国水族館巡りの人。

最近の記事

宝塚花組アルカンシェル大劇場公演期間と訪問した水族館(および水槽展示施設)をまとめてみる。

いきなり宝塚の話題ですみません (そしてただのメモ的な長文駄文です、すみません)(水族館の方は写真だけ見て頂けると写真のキャプションにそれぞれの施設の感想的な短文がついています) 私のご贔屓さまである宝塚歌劇団花組の柚香光さんが宝塚を退団することになり、全力で宝塚大劇場通いをしてました。2/10の初日から3/23の前楽まで(千秋楽は配信視聴) 水族館めぐらーとしてこんなチャンスはないぞ!ってことで全力で水族館水槽展示施設めぐり「も」するぞ!と狙っておりました。 全力で何

    • 久しぶりに葛西臨海水族園に行ってきた話。

      めちゃくちゃ久しぶりに葛西臨海水族園に行ってきました。 マグロでっかい!すごい!なところは変わらず。 で、今回のお目当てはコレです、コレ。 バショウカジキです。日本の周りの海に普通にいますが生きて水槽に入れることがとっても難しい魚で、これまでに日本の水族館でも3館でしか展示されたことがありません。 去年、アクアマリンふくしまにも入ったので見に行ってきましたが、本当にかっこいい魚なのです(下の写真はアクアマリンふくしまのバショウカジキです)。 葛西に入った個体、吻(鼻先の

      • いきものがたり かめきちかめぞう『水族館巡り旅あれこれと小規模水族館のススメ』

        ※こちらは動物園・水族館ファンサイト「いきものAZ」にて2018年7月13日に公開されたコラム企画「いきものがたり」の記事になります。残念ながらいきものAZが2021年7月16日12時をもって閉鎖されたため、こちらに放流して記録として残しておきたいと思います。 はじめまして!水族館巡り屋(自称)のかめきちかめぞうと申します。 男子2人の子どもたちと一緒に日本中の水族館を巡ってブログに記録しています。 いわゆる水族館ブロガーというやつですね。 かれこれ12年ほど水族館を巡っ

        • 遠征HADOは楽しいよって話。

          ※こちらはぶちょう。さんの #ゆるHADO アドベントカレンダー企画用の記事になります。水族館的な読者さんにはごめんなさい。飛ばしていただいてもいいし、HADOってなに?って気になったらこのアドベントカレンダーの記事を読むといいかもよ? アドベントカレンダー登録をするときに「遠征HADOは楽しいよって話」とタイトルを付けたので、そのお話もしますが、登録後にそれより書いておきたいことも出てきたので追記部分の方が長くなりますがお許しください。最初に言っとくけど長いよ! はじめ

        宝塚花組アルカンシェル大劇場公演期間と訪問した水族館(および水槽展示施設)をまとめてみる。

          箱根園水族館ビフォーアフター

          ※ブログ連動記事です。 箱根園水族館にいってきました。2020年12月5日。1年半ぶりに箱根園水族館にいってきました。 突然の発表だった2019年12月1日の淡水館閉館から1年。どんな様子になったのか知りたくて。 箱根の路面が凍結しちゃう前に行っとかないとね(笑) はい、到着。ツタが綺麗に取り除かれちゃうとちょっと寂しく見えますね。 入ります。 こちら(海水館だった方)は構造的には何も変わりないようですね。 入退場口のすぐ横にコツメカワウソ展示場が新設されていました。

          箱根園水族館ビフォーアフター

          新潟県で鮭の遡上を見てきた話。

          先日表題のとおり新潟県にサケの遡上を見に行きました。ことの発端は8月に新潟の水槽展示施設めぐりをしたとき。柏崎さけのふるさと公園でこの川にもサケが毎年遡上してくると知ったことから。すごくないですか…?サケの遡上っていうと北海道のイメージだったし、こんな浅い川にもかえってくるとか想像もしなかったし。これまでサケの遡上を見ようと思ったこともなかったけど、ここに来たら俄然見てみたくなったのです(写真は8月のもの) でも「遡上初心者」としてはいきなり柏崎の自然の川を観察するのは難易

          新潟県で鮭の遡上を見てきた話。

          水族館に行ってなにする?って話。

          突然ですが、うみがたりに行ってきたんですよ。なんと2年前にリニューアルしてから初めて。旧館時代には数回行ってるんですけど、建て替えリニューアルしてからは初めて。 うみがたりはさすがにもう水族館好きな人はだいたい行ってると思うし、ブログや動画でさんざ紹介もされてるから、私の水族館ブログで詳細なレポートはしなくてもいいかなーって思ってます。 かわりに、うみがたりで撮ってきた写真を載せつつ、最近考えてることなんかを少しだけ。 水族館好きの皆さま、水族館行ってなにしてる? ぼ

          水族館に行ってなにする?って話。

          水族館好きを分類してみた話。

          私が日本の水族館を本格的に巡りはじめて丸12年が経ちました。最初は子供たちと一緒にお出かけ楽しいなー感覚で日本の水族館を全部行ってやるぜ!で、ブログはその自分用の記録といった位置づけでした。 水族館全部巡ってやるといっても結局自己満足の世界ですし、もはやブログで記事にするために訪問する…みたいな状態になっている時に、大きな転機が訪れました。 水族館のプロであるミストラルさんと、大人気水族館ブロガーめnちさんと3人で水族館について語るイベントを開催することになったのです。自

          水族館好きを分類してみた話。

          水族館の教育的機能について思ったこと。

          先日、名古屋港水族館→藤前活動センター→稲永ビジターセンター→シーライフ名古屋という水族館めぐりをしてきました。名古屋港水族館は数年ぶり、他は初めての訪問です。それぞれの施設の感想ではなくて、ちょっと考えてしまったことがあったので書き残しておきます。 久しぶりの名古屋港水族館では、ようやく環境教育のための常設展示コーナーができていました。どうやら今年の5月のコロナ休館明けからのようです(タイムリー)逆に言うとこれまでそういった環境教育的機能のある常設展示はなかった、というこ

          水族館の教育的機能について思ったこと。

          #30DayAquariumChallengeやってみた。1日で。

          Twitterで面白いタグがあったのでやってみます。ただし私は極端に飽き性で日記なんて1日しか書かないくらいズボラなので30日毎日なんてとてもとても…早々にチャレンジを諦めて一気にやることにしました!アルさん( @RA_aquapicture )画像貼らせてもらいましたー。 Day1.一番よく行く水族館→鶴見川流域センター。Our home日産スタジアムの横だからね、仕方ない。訪問した回数をカウントするのをやめた唯一の施設wここを水族館と呼ぶかどうかについては誰か議論し

          #30DayAquariumChallengeやってみた。1日で。

          すみだのチンアナゴ顔見せ祭りから展示の奥深さについて再認識した件について

          すみだ水族館が4/28に出してきた企画「チンアナゴ顔見せ祭り!」 休館で人間の姿がいなくなってしまったことで、チンアナゴが飼育員さん(人間)の姿を見ると砂に潜るようになってしまったとのこと。もともとチンアナゴは警戒心が強くて生息地付近でダイビングしてもなかなかニョキニョキ砂から出てる姿を見ることは難しいくらいなんですね。ある意味野生に戻ってしまったということかな、と。 んで、この企画に反応した人たちの中に「チンアナゴって砂から出てる姿が普通じゃないんだ」とか「警戒心が強い

          すみだのチンアナゴ顔見せ祭りから展示の奥深さについて再認識した件について

          うみの杜コラムがとても良い。

          河北新報社で連載している<うみの杜で働く>コラム。 どれも内容が良くて毎回楽しみにしているのですが、今回のヨシキリザメ飼育についてのコラムもとてもよかったです。 『飼育で特に気を配るのは餌の量だ。多いと成長が過剰に早くなり、短命につながる。何度も失敗を重ねた末、1回の最適な分量は体重の0.9~1.0%と探り当てた。』 こういう話ってバックヤードツアーとかで直接会話している中で出てくることはあってもなかなか表にでてこない話だなーと思って。飼育員ブログを書いてくれる施設も以

          うみの杜コラムがとても良い。

          どこまでが水族館なの?という難題について②

          ①の話とはまた少し違ったことですが。 水族館ブログと並行して水族館マップと 水族館リストを作成、随時更新しています(あくまで随時更新です。言い訳とも言いますw) どちらも長らく(1)JAZA加盟園館(2)認定水族館(3)非認定水族館(4)海中展望塔(5)ふれあい施設(6)海中展望塔と分類していたのですが、数か月前から思うところがありまして ①(3)非認定水族館をさらに細かく(3-1)非認定水族館(3-2)水槽展示施設に分けた②JAZA加盟の動物園で水槽展示施設があるJ

          どこまでが水族館なの?という難題について②

          どこまでが水族館なの?という難題について①

          これまで数多くの水族館をめぐってきました。 大きな水族館から小さな水族館まで本当にたくさん。博物館や科学館の中にある水族展示コーナーのようなところもめぐっています。私が楽しいから。 で、めぐってきた施設を自分の水族館ブログで紹介していくというのがこれまでパターンだったのです。が、次から次へと見つかる自称水族館。これ、いつになってもおわんねー!死ぬまで巡ってもおわんねー!という絶望感しかなくて。 そんなときに水族館ブログのプロ、ミストラルさんからお声をかけて頂き水族館めぐ

          どこまでが水族館なの?という難題について①

          かすみがうら市水族館のビフォーアフター

          茨城県のかすみがうら市にあるかすみがうら市水族館。公共交通機関利用だと最寄り駅から①予約制乗合タクシー30分②1日5往復の広域バス50分+徒歩30分③タクシーで30分④レンタサイクルで18km!というアクセス難易度が日本最強の部類に入る水族館です。あ、私は車移動の民なので横浜から都内を抜けるのが面倒なだけでそこまで大変じゃありませんのであしからず。 かすみがうら市水族館は2018年4月から指定管理者が変更になりました。いまや公立水族館のほぼ全てが指定管理者制度を利用した公設

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          あきついおが攻めてるなぁと思った話。

          高知県にあります、四万十学遊館あきついお。「トンボ王国」の敷地内に学遊館あきついお(さかな館・トンボ館)という博物館と四万十トンボ自然公園というトンボ保護区があります。 昨年の年末に10年ぶりくらいで訪問してみたのですが、自分の記憶はいったいなんだったのか?というくらいに衝撃を受けました。もしかしたら自分が行かなかった10年の間に何か変わったのかもしれませんし、私の記憶がボロボロだっただけかもしれません(後者が可能性高いですね) 何が衝撃だったのかを今日は書きたいと思いま

          あきついおが攻めてるなぁと思った話。