見出し画像

うみの杜コラムがとても良い。

河北新報社で連載している<うみの杜で働く>コラム。

どれも内容が良くて毎回楽しみにしているのですが、今回のヨシキリザメ飼育についてのコラムもとてもよかったです。

『飼育で特に気を配るのは餌の量だ。多いと成長が過剰に早くなり、短命につながる。何度も失敗を重ねた末、1回の最適な分量は体重の0.9~1.0%と探り当てた。』

こういう話ってバックヤードツアーとかで直接会話している中で出てくることはあってもなかなか表にでてこない話だなーと思って。飼育員ブログを書いてくれる施設も以前よりは増えたし、SNSで日々のことを上手に発信してくれる施設も増えました。それでも、こういう話はなかなか出てこないですよね。知りたいと思っている人もそれなりにいるとは思うけど、どうしても大多数の人が求める”KAWAII”とかの方にもってかれちゃう感じ。

で、そもそも水族館も動物園も飼育して展示するだけじゃなく、研究施設でもあることを知っている人ってそこまで多くないのかな?っと。園館の側からもっとアピールして欲しいと常々感じているところ。知的好奇心を上手にあおってほしい。私とか簡単に釣れますよ?w

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?