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脊柱・骨盤の教科書 ボリューム満点!!

みなさんこんにちは!!
理学療法士の荻尾です。

今回の記事は脊柱と骨盤の機能と基本的な知識、臨床応用まで全て学べて、脊柱と骨盤の基本的なことはこれ1冊で学べる内容になっています!

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のボリューム満点のnoteになります!!

ではいきましょう〜!!

脊柱の機能解剖学、脊柱のバイオメカニクス


まず、基本的な脊柱の機能解剖学、バイオメカニクス(胸椎と腰椎の関係)から解説していきます!
頸椎は7個の椎骨から構成され生理的前湾を成しています。
胸椎は12個の椎体から構成され生理的後湾を成しています。
腰椎は5個の椎骨から構成され、生理的前弯を成しています。
そして、5個の仙椎が癒合し1つの骨になった仙骨、3~5個の尾骨が存在し生理的前弯を成しています。

【それぞれの椎体の特徴】
頸椎の特徴:屈曲と伸展は全体で行い、回旋運動はC1ーC2がメインで行います(上位頸椎)
胸椎の特徴:屈曲伸展の運動はTh10-12(下位胸椎)がメインで行い、回旋運動は上位胸椎がメインで行います。
腰椎の特徴:屈曲伸展運動は得意だが、回旋運動は苦手です。下記にそれぞれの動きの際にどのくらい胸椎、腰椎が動いているのかを記載しています!

【胸椎と腰椎の可動域の割合】
・屈曲(胸椎35°/腰椎50°)
・伸展(胸椎25°/腰椎15°)
・回旋(胸椎40°/腰椎5°)
・側屈(胸椎25°/腰椎20°)

上記から分かるように、腰椎は回旋の動きが苦手です。
つまり、腰椎に苦手な回旋動作を強要してしまうことで関節の破綻やケガの発生につながってしまいます。



そしてこれらの情報をもとに、脊柱の評価のワンポイントアドバイスをお伝えします!
それは、
「骨盤+腰椎 、下位胸椎、上位胸椎の3つに分けて見ると理解しやすい!」そして、「下から上に向けて調整を行っていき、頸部は最後に調整する」
と言うことです。

それでは、それぞれの部位における評価方法などについて詳しく解説していきます!

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