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#書評
脳に電極を埋める時代の入り口で
昨年のクリスマスの夜。
独身の友人達と鍋を囲み、酒を飲み、下世話な話に花が咲いた。
もう40も手前の私からすると、恋愛のツールや価値観も自分が思春期の頃に比べると多様化しているように感じる。
昔は、これほどまでにマッチングアプリが多数派に認められるようになるとは想像さえしていなかった。
業界大手の某サービスの開発者に以前聞いた話によれば、彼らはいかに効率的にユーザ同士をマッチさせ、またはマ
頑健さよりも、しなやかな反脆さ
読んでよかったと思う本は?と問われて思いつく本の一つに「ブラックスワン」があります。
この本はその「ブラックスワン」の著者
ナシーム・ニコラス・タレブが書いた一冊です。
タレブは予測不可能な不確定性リスクを「ブラックスワン」と表現しました。
本著では、そのようなブラックスワンに向き合う上で必要な「反脆弱性」について説明されています。
ざっくり言うと- 反脆いとは、衝撃を糧にする。衝撃を受け
PASS THE BATONに学ぶ丁寧な二次流通の形
Soup Stock Tokyoを運営するスマイルズの現代型リサイクルショップ「PASS THE BATON」の創業から2013年までの物語
「やりたくて、やるべきで、やれること」という考えを追求し、そのユニークなコンセプトやデザインが生まれた軌跡
二次流通のビジネスモデル研究のため、拝読しました。
私にとってPASS THE BATONは丸の内ブリックスクウェア店の店舗を、数回訪れた程度。
Book Review KAIZEN JOURNEY
本書についてシステム開発におけるアジャイルソフトウェア開発について、ストーリー形式でまとめられた一冊
実話を基に構成されているため、実際の現場で起こりがちな出来事とその対策を、個性的な登場人物に感情移入しながら学ぶことができます。
自身の経験から私は、これまで10年ほどソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントを行なってきました。ただ、本書のストーリーのように、アジャイルなプロジェクトマネジメン
[読書メモ]偏見や差別はなぜ起こる? 心理メカニズムの解明と現象の分析
情報へのアクセスや発信の手段が発達してフラット化する世の中。
それまで離れて暮らしていた異なるクラスタが交錯するようになり、
「偏見」や「差別」というものがより顕在化するようになって衝突が増えてきたように思います。
注意しなければいけないのは偏見や差別というものは良くないことと誰しもが認識しながらも、
人の心理的なメカニズムとして無自覚にそれを行なってしまうリスクがあるということ。
この
Book Review リーダーになる人に知っておいてほしいこと
多くの人に読まれてきたであろう
松下幸之助氏の金言をまとめた自己啓発本の定番
過去に読んだことはありましたが、会社で推奨されていたため再読しました
誠実、素直、謙虚、熱意、努力、礼儀
..小手先のテクニック論ではなく、基礎となるような道徳をおさらいできる一冊です
どう生きるかを普段から意識する人には目新しい内容はないかもしれません
松下政経塾からは総理や経営者など多くのリーダー
10の思い込みと、自分の無知をしって世界の彩を感じたい
事実をただしく捉えることの難しさ問題を解決する上では、まず事実を正しく理解することが大切です。
そのための共通言語として、私たちは現状や目指すべき目標を何らかの基準によって定量化しています。
体重、売上、利益、人口動態、GDP、出生率、投票率・・などなど
数学を学び、エクセルでグラフを作り、論理的思考を習得し、同じ言語でコミュニケーションが取れる私たちですが、世界の見え方がこんなにも違うのはな