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中国語無料発音講座で気づいた3つの足りない事


多くの方に支えていただき、先週の中国語無料発音講座が無事おわりました。大変ありがとうございました。


「できない発音ができるようになった」

「たくさんの気づきを得た」


等のありがたいコメントを頂けた半面、三つの足りないことに気付きました。


1、視野がせまくなる

2、準備が足りない

3、工夫が足りない



1、視野がせまくなる


ただしい発音の方法をお伝えし、受講生の方がただしく発音できたときに、2度目以降もただしく発音できる場合と、そうでない場合があります。


できないから悪いのではなく「できた」と「習得した」は別物です。2度目ができないことはごく普通で、練習をくり返してはじめて「習得した」に変わります。しかし、受講生の方がただしく発音できたのがとても嬉しくて、つい何度もおなじ方法で、くり返し発音するようお願いしてしまい…


そのときは、「袋小路に迷い込んで、冷静な判断ができていない自分」に気付いていませんでした。


この為、ただしい発音が出来た後、数回練習してもできなくなってしまった場合は、全く別の方法でお伝えしないといけないと思いました。



2、準備が足りない


講座の当日に、受講生の方に苦手な発音を教えていただき対応していましたが、ピンイン(発音記号)は400個以上あり、それをカテゴリー分けしても数十種類もあるので、具体的にどんな質問がくるのかは100%読みきれず、準備のしようがありませんでした。


これまで延べ100名以上の方に発音の講座をさせていただき、テキストも揃えていたので何とかなると思い込み、講座が始まるまでは待っていただけでしたが、事前に苦手な発音を教えていただければ、待っている時間に色んな準備や工夫ができていたと思います。



3、工夫が足りない


発音のくせは千差万別です。一部のピンインを除いて、テキストでは1通りの説明しかしていませんでしたが、すべてのピンインについて「正しい発音ができない」場合のパターンや説明を、多ければ多いほど良いのですが、せめて3通りくらい準備しなければならないと思いました。


また、母音はただしく発音できても、子音がつくと発音できなくなったり、漢字1文字がただしく発音できても、漢字2文字になると発音できなくなったりする場合、できるだけ「できる発音」に近いところからスタートし、少しずつ「できない発音」に近づけて練習していくことが大切だと思いました。



実は この「3、工夫が足りない」が、


1、視野がせまくなる

2、準備が足りない 


に大きく影響したように思います。


今までつかった説明でいけると思いこみ、いろんな説明が用意できていない状態で視野がせまくなり、今一つ工夫ができなかったのが今回の発音講座での一番の反省点です。


今回学ばせていただいたことをしっかり消化し、これからもっと経験を積み、ノウハウを蓄積していかないと、本当の意味で、


「中国語の発音でお困りの方を全力でサポートします」


という目標は達成できないと、あらためて考えさせられました。


たくさんの気づきを学びを得られ、感謝の気持ちで一杯の講座でした。



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今日も「人生これから!」という、自分に甘く優しいプロフィールです。




👉 中国で「あんた日本語上手いね」と褒められた中国語音声です(笑)

その1 “o”が消えるピンイン「iou」
その2 “e”が消えるピンイン「uen」
その3 “e”が消えるピンイン「uei」


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