【カロリーゼロにだまされるな!本当は怖い人工甘味料】“危ない食品”の見分け方『スーパーで買ってはいけない食品』身近にある危険「食品添加物」~海外で禁止、でも日本では食べられる食品の数々~
【カロリーゼロにだまされるな!本当は怖い人工甘味料】“危ない食品”の見分け方『スーパーで買ってはいけない食品』身近にある危険「食品添加物」~海外で禁止、でも日本では食べられる食品の数々~
■トランプ氏の「ダイエットコーラボタン」、政権交代とともに大統領執務室から無くなる
LINE NEWS 2021年1月22日 ハフポスト日本版
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バイデン氏が新大統領に就任し、「オーバルオフィス」と呼ばれる大統領の執務室は大きく変わった。
アンドリュー・ジャクソン氏の肖像が無くなり、代わってマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏やベンジャミン・フランクリン氏の肖像や像が飾られた。
しかしそれだけではない。
トランプ前大統領が設置した、ダイエットコーラの「赤いボタン」も無くなった。
このボタンを押すと、執事がすぐにダイエットコーラを運んでくる仕組みになっていた。
トランプ氏はダイエットコーラの愛飲者として知られる。
2012年にはTwitterでコーラを「ゴミみたいな飲み物」と揶揄したこともあったが、ホワイトハウスでは1日に12杯飲んでいたと伝えられている。
東京で開かれた安倍晋三首相(当時)との夕食で、トランプ氏のためのダイエットコーラを準備して待つウェイター(2017年11月6日)
2017年にトランプ氏を取材したAP通信のジョリー・ペイス記者は、取材時にトランプ氏が赤いボタンを見せたと報じている。
トランプ氏がそのボタンを押すと「ダイエットコーラが、銀のトレーに載って運ばれてきた」という。
しかし赤いボタンは、過去のものになった。
タイムズ・ラジオの政治記者トム・ニュートン・ダン氏は、バイデン氏が就任した後にトランプ氏とバイデン氏の机を並べた写真をツイートし、赤いボタンが無くなったと伝えた。
バイデン大統領はダイエットコーラのボタンを取り除いた。
2019年にドナルド・トランプ氏を取材した時、我々は小さな赤いボタンの機能に心を奪われた。
トランプ氏がそれを押すと、執事がすぐにダイエットコーラを銀の大皿に載せて運んできた。
あのボタンはもはや存在しない。
ダイエットコーラを呼び出す赤いボタンが執務室から去ったというニュースはすぐにSNSで大きな反響を呼んだ。
中には冗談交じりにボタンを惜しむ声も投稿されている。
そうやってこの国をアステルパームで溺れさせるのだ。
トランプ氏が執務室の机に残したバイデン氏への手紙には、おそらくこう書かれていた:ジョー、赤いボタンを押すとビッグマックとポテト、黄色のボタンはダイエットコーラ、青いボタンだとFOXを呼び出す。黒いボタンは核爆弾だ…。いや黒がビックマックとポテトで、赤が核爆弾だったかな」
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トランプ氏の「ダイエットコーラボタン」、政権交代とともに大統領執務室から無くなる
LINE NEWS 2021年1月22日 ハフポスト日本版
■人工甘味料で善玉菌が減少…腸内環境を壊す食品添加物とは
女性自身:2020/03/26
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「これまでにもさまざまな機関の研究で、食品添加物の発がん性などが問題視されてきました。近年、着色料や保存料、人工甘味料などから、腸に悪影響を与える物質が海外で続々と報告されています」
こう話すのは管理栄養士の圓尾和紀さんだ。
腸内細菌は私たちの免疫力をコントロールしてくれるなど重要な存在であることがわかってきているが、その腸内細菌が、食品添加物によって脅かされてしまうのだという。
「よい腸内細菌が活発になれば、体が元気になります。逆に腸内細菌が減退すると、病気や精神的に落ち込む原因となるなど悪影響が出てきます。腸内細菌が私たちの健康をコントロールしているといっても過言ではありません。現在の日本では多くの食品に食品添加物が使われています。保存期間が長いもの、彩りが鮮やかなもの、カロリーオフをうたうものなどを食べすぎると、腸内環境が悪化し、免疫力の低下を招いてしまうのです」(圓尾さん・以下同)
こうした腸内細菌にダメージを与える食品添加物は、私たちが日ごろから何げなく食べているものに多く含まれているという。
腸内環境を特に悪化させることがわかっている食品添加物は、人工甘味料、保存料、発色剤、乳化剤。
人工甘味料は合成して作られた甘味だ。
・【人工甘味料】食品に存在しない甘味をつける化学合成物質
<添加物名:サッカリン>
添加されている主な食品:漬け物、ガム、魚介加工品(かす漬け、味噌漬け、醤油漬け)、たくあん、つくだ煮、煮豆、缶詰など
<添加物名:スクラロース>
添加されている主な食品:カロリーオフの飲料(缶コーヒー、乳酸菌飲料)や食品、漬け物、コンビニの菓子パン、グミ、キャンデー、のど飴など
<添加物名:アスパルテーム、L?フェニルアラニン化合物>
添加されている主な食品:カロリーオフの飲料(糖質ゼロの清涼飲料)や食品、ガム、プリン、ゼリー、ミントタブレットなど
「人工甘味料をマウスに与えたところ、砂糖を与えられたマウスよりも血糖値が上昇。そのマウスの腸内細菌を無菌マウスに移植したところ、無菌マウスでも同様の血糖上昇が生じたことから、腸内細菌が関わっていることが示されたという報告があります。これらの食材を食べ続けると、人間の腸内でも何らかの影響が発生すると考えられます」
<添加物名:アセスルファムK>
添加されている主な食品:カロリーオフの飲料(糖質ゼロビール、発泡酒ほか)、漬け物、梅干し、グミ、ガム、ゼリー、豆乳など
「動物実験で、リンパ球の減少が認められています。リンパ球が減少すると、免疫力が低下します。腸内環境と免疫には、深い関係があります」
人工甘味料は使用する糖分を減らせることから、カロリーオフや糖質ゼロをうたうものに多く用いられる。
「健康なマウスに人工甘味料の『スクラロース』を与えたところ、健康面でよい細菌が減少したという報告があります。同様の実験をヒトで行ったところ、マウスと同じ影響が確認されています。また、『サッカリン』『アスパルテーム』においても、砂糖を与えられたマウスよりも血糖値が大幅に上昇したことが示唆されています。カロリーオフを目当てにしているのに、これでは本末転倒です」
糖質がゼロだから安心だと摂取し続けていると、私たちの健康な腸内細菌はどんどん侵されてしまうのだ。
腸内環境を守るためにも、食品表示に注意する習慣をつけよう。
「女性自身」2020年4月7日号 掲載
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人工甘味料で善玉菌が減少…腸内環境を壊す食品添加物とは
女性自身:2020/03/26
■「糖質ゼロ」は要注意! 人工甘味料で免疫力低下、肥満リスクも
AERA dot. (アエラドット) 2022/03/15
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スーパーやコンビニに行けば、弁当や総菜、パンにカップ麺、各種飲料などの加工食品があふれている。
表示ラベルには肉や魚、野菜、砂糖など原材料とともに、保存料や着色料、甘味料などの名前が記され、ほとんどの商品に食品添加物が含まれていることがわかる。
現在、厚生労働省が認可している食品添加物は829品目。
うち、化学合成された物質である「指定添加物(一部に天然由来のものも)」が472品目、天然由来の「既存添加物」が357品目ある。
だが、ラベルで物質名を見ても一般にはなじみのない名称が並ぶ。
中には、動物実験などで安全性について疑問が指摘されているものもある。
私たち消費者は“危ない食品添加物”をどう見分ければいいのだろうか。
『最新版 食品添加物ハンドブック』(ビジネス社)などの著者で、科学ジャーナリストの渡辺雄二氏がこう解説する。
「特に安全性に問題があるのは、指定添加物の一部。自然界に存在しない化学合成物質のため体内に入っても分解されにくく、蓄積されるものもあります。けれども、添加物はあまりにも広範に使われており、完全に回避するのは難しい。特に危険な添加物をなるべくとらないようにすることが現実的です。ポイントは2点。いまコロナ禍ですから免疫力を下げるものと、発がん性の疑いがあるものを避けることです」
それでは、特に危険とされる食品添加物について検証していきたい。
「糖質オフ」「カロリーゼロ」をうたう飲料には、糖類の代わりに人工甘味料のアセスルファムK(カリウム)やスクラロースが添加されているものがある。
そのリスクを渡辺氏が説明する。
「アセスルファムKを含む餌をイヌに2年間食べさせた実験では、ウイルスや細菌を攻撃する白血球の一種であるリンパ球が減少し、肝機能障害を示すALT(GPT)の値が上昇しました。スクラロースも動物実験で、リンパ組織にダメージを与えることがわかっています。つまり、人工甘味料を日常的に摂取すると、免疫力が低下する可能性があるのです。人工甘味料は安定した物質で腐らない。メーカーとしては使いやすいのでしょう」
カロリーゼロにもかかわらず人工甘味料をとり続けているとかえって太るという指摘がある。
アセスルファムKは砂糖の200倍、スクラロースは600倍の甘味がある。
元ハーバード大学研究員で、米ボストン在住の大西睦子医師が語る。
「多くの疫学研究で、ゼロカロリーのダイエット飲料を飲んでいる人は肥満や糖尿病になりやすいことがわかっています。人工甘味料はコカイン以上の依存性があるともいわれ、甘味に鈍感になって他の食べ物もどんどん甘くしないと物足りなくなってしまうのです。米国では肥満体形の人がダイエットコーラを飲んでいる光景をよく目にします。腸内細菌に影響するとの研究もあるので、習慣的にとらないようにしてほしい」
人工甘味料は缶コーヒーや炭酸飲料、スポーツドリンク、缶チューハイなどの飲料ばかりでなく、菓子や梅干し、カレールー、ドレッシングなど多くの食品にも使われているので、きちんと表示をチェックしたい。
ハムやベーコン、ウィンナーソーセージなど加工肉は発色剤として亜硝酸Na(ナトリウム)が使われている。
肉をきれいなピンク色に保ち、腐りにくくする効果がある。
「亜硝酸Naは毒性が強く、肉に含まれるアミンという物質と胃の中で結びついてニトロソアミン類という非常に強い発がん性物質に変化します。お弁当やサンドイッチでもハムやウィンナーが入っている商品は控えたほうがいい」(渡辺氏)
2015年10月にはWHO(世界保健機関)傘下のIARC(国際がん研究機関)が、約800本の研究論文から、加工肉の消費量と発がん性を総合的に評価している。
その結果、加工肉を毎日50グラム食べると大腸がんになるリスクが18%高まると発表した。
発色剤不使用の「無塩せき」のハムやウィンナーも売られている。
一般的な商品より値段は高めだが、危険な添加物を避けることができる。
1970年代から「無塩せきハム」を販売している信州ハム(本社・長野県上田市)の担当者に話を聞いた。
「東京の消費者団体の要望で開発を始めたのがきっかけでした。当時は食の安全性について注目度は高くなく、色が悪くて高い商品は売れませんでした。それでも販売をやめずに続けてきたのは、先代社長の『いつか食の安全志向の時代が来る』という判断があったからです」(企画販促課)
同社では食肉を加熱する際に、空気中にある微量の亜硝酸と結合させる技術を開発し、うっすらと発色できるようになった。
ハムを結着させるのも合成添加物ではなく、卵などの天然由来の成分を使っているという。
亜硝酸Naは、たらこや明太子などの魚卵にもよく使われているので要注意だが、近年ではコンビニでも発色剤不使用のいくらや明太子を具材にしたおにぎり、スパゲティなどが売られるようになった。
表示に注目すれば、安心・安全な商品を選ぶことができるのだ。
発がん性などの疑いがあるタール色素は、食品添加物として日本では12品目の使用が認められている。
福神漬けやかまぼこ、赤ウィンナーなどの着色に使われる。
大西医師がこう指摘する。
「日本で認可されている12品目のうち、米国では赤色の2号、102号、104号、105号、106号の5品目の使用が禁止されています。タール色素はすべて石油からつくられますが、特に子どもに悪影響があるとされ、ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの行動障害に関係するとの報告もあります。本当に必要な添加物なのか見直さなければならないでしょう」
そのうえで、大西医師はこう警鐘を鳴らす。
「複数の添加物が体内で相互作用して、どんな化学反応を起こすのかはまったく検証できません。添加物のデメリットに、もっと目を向ける必要があります」
輸入オレンジやレモン、グレープフルーツは船で何週間もかけて日本に運ばれるため、腐ったりカビが生えたりするのを防ぐ目的でOPPやイマザリルなどの防カビ剤が使われている。
このほか、新しく認可された防カビ剤に、アゾキシストロビン、ピリメタニル、フルジオキソニル、プロピコナゾールの4種類があるが、もともとすべて農薬。
発がん性の疑いが指摘されているので、これらも避けたほうがよさそうだ。
食品表示法では添加物は物質名表示が原則だが、実際には抜け穴があり、「香料」や「酸味料」といった一括名表示が認められているものもある。
「一括名表示が認められている添加物は全般的に毒性の低いものが多いが、香料の中には毒性の強いものもあって、サリチル酸メチルという香料を2%含めた餌をラットに食べさせた実験では、49週ですべて死亡している。香料メーカーは秘密体質で、取引している大手食品メーカーでさえ、どんな品目が使われているのかわかっていないこともあるのです」(渡辺氏)
食品添加物の実態はまだまだブラックボックスだが、消費者の意識と行動で変えていくしかない。
表示を見ることは、その第一歩になるはずだ。
※週刊朝日 2022年3月18日号
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「糖質ゼロ」は要注意! 人工甘味料で免疫力低下、肥満リスクも
AERA dot. (アエラドット) 2022/03/15
■3世代にわたる安全性は分かっていない人工甘味料やカラメル、乳化剤…本当は怖い市販飲食品の裏側!
~カロリーゼロにだまされるな 本当は怖い人工甘味料の裏側~
ダイヤモンド 2013.10.3
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・「カロリーゼロ」なのに、摂り続けるとむしろ肥満に!?
大西?米国には日本ほど多種多様な市販飲料はない一方で、ミネラルウォーター以外は、緑茶にさえ甘みがついています。
つまり、米国人の多くに、甘み中毒の傾向がうかがえます。
だからこそ、カロリーゼロをうたったコーラなどダイエット飲料を飲んで糖分の摂りすぎに気をつける人が増えているのですが、果たしてその選択が正しいのか、疑問視され始めたのが米国の現状です。
・3世代にわたる安全性は分かっていない人工甘味料やカラメル、乳化剤…本当は怖い市販飲食品の裏側!
大西?日本でも「カロリーゼロ」をうたった飲料や食品がたくさん出回っていますよね。
でも、それらに用いられている人工甘味料に、肥満や糖尿病の原因となったり、甘み中毒になることで結局は肥満になってしまうなどの“副作用”があることが、日本でほとんど知られていません。
ラットを用いた実験では、人工甘味料は“肥満ホルモン”とも言われるインスリンや、インスリン分泌を促すインクレチンなどに影響を及ぼすことがわかっています。
それに、定期的に摂取していると甘みに対する味覚が鈍って、人工甘味料も麻薬や覚醒剤、アルコールなどと同じ作用で依存症を引き起こします。
昨夏には、米国心臓協会と米国糖尿病学会が人工甘味料に関する合同声明も出しています。
この声明では、「糖類を非栄養甘味料(=人工甘味料)に代えることが、減量や血糖コントロールに有用、とするエビデンスは十分ではない」と明言したうえで、「非栄養甘味料をうまく使って糖類の摂取量を抑え、それによって減量や血糖コントロールなどの有益な効果につながる可能性はある」と、非常に慎重な結論を述べています。
安部?確かに、人間は昔から甘いものが好きで、人工甘味料には常用性や習慣性がありますね。
私が8年前(2005年)に『食品の裏側――みんな大好きな食品添加物』という本を書いた頃には、まだ「カロリーゼロ」製品は一般的でなかった。
だから、その中では人工甘味料について触れなかったけど、年内に出す最新の著書ではかなり言及していますよ。
女性を中心に、多くの日本人は“カロリー恐怖症”だから、「カロリーゼロ」の製品が人気になりやすい。
大西?そもそも、100g当たり5キロカロリーまでなら完全にゼロではなくても、「カロリーゼロ」「ノンカロリー」「カロリーなし」「カロリーフリー」などと表示することが認められていますし、「糖類ゼロ」と書かれていても、多糖類(オリゴ糖・でんぷん・デキストリン)が含まれていることがありますよね。
安部?人工甘味料は砂糖よりもはるかに甘みが強いですが、クエン酸を混ぜると意外とすんなり飲めてしまうから怖い。
でも、実はクエン酸は湯沸かしポットの洗浄にも用いるようなシロモノで、けっこうな曲者です。
水筒にスポーツドリンクを入れていたところ、その中に含まれていたクエン酸がアルミと化学反応を起こして銅が溶け出し、知らずに飲んで目眩や吐き気が生じたというケースもあります。
大西?現在、日米で認可されている人工甘味料は、1. サッカリン、2. アスパルテーム、3. アセスルファムカリウム、4. スクラロース、5. ネオテームの5種類で、いずれも化学合成によって作成された食品添加物です。
このうち、サッカリンは発がん性リスクの懸念から多くの先進国で使用が激減していますが、日本では減少しつつも一部の加工食品や歯磨き粉などに根強く添加されていますね。
・3世代にわたる安全性は分かっていない人工甘味料や<br />カラメル、乳化剤…本当は怖い市販飲食品の裏側!
安部?日本では今でも、サッカリンナトリウムは漬け物などにたくさん使用されていますね。
カナダでは禁止になりましたが、同国とは製造工程が違うという理由で日本では再承認されていますから。
技術的に言えば、最も砂糖に近いのはスクラロース。
アスパルテームは弱酸性下でなければ安定せず、体内で分解されて別の成分になりかねないことが怖い。
しかも、アスパルテームには遺伝子組み換え技術が用いられています。
大西?いずれの人工甘味料も肥満を助長する要素を持っていますし、それらを摂取することで私たちの身体や脳に様々な反応が生じる、という認識が、日本でももっと広がるといいなと思います。
たとえば、アスパルテームの安全性については専門家の間でも意見が分かれていますが、知能低下や発がん性の疑いが指摘されています。
また、アセスルファムカリウムも、発がん性物質の塩化メチレンを含んでいて長期的な経過観察が必要ですし、やはりインスリンの分泌を促すことがわかっています。
安部?食品の安全性は、親・子・孫の3世代にわたってその影響を検証してみないと結論づけられませんが、ラットなどの動物実験はせいぜい2世代までにとどまるのが一般的ですよね。
人工甘味料に関しては、まだまだ安全性が担保されているとは言いがたい状況だと思います。
大西?そうですね。近年ようやく分かってきたことが色々あります。スクラロースにしても、砂糖に近い甘みがあるため、コーラをはじめとする清涼飲料水やアイスクリーム、お菓子などに幅広く使用されていますが、最近になって血糖やインスリンに作用することが報告されました。
さらにネオテームについては、アスパルテームの構造に米国環境保護庁が最も有害な化学物質リストに掲げる「3・3―ジメチルブチルアルデヒド」を加えて精製されていることが問題視されています。
・コーラなどの着色に用いるカラメル カラメル4は米国で警告されるほどの危険性
安部?私の講演では、「甘いのにどうしてカロリーゼロなのですか?」という質問がよく出てくるので、「それは食べ物じゃないからですよ」と答えていますね(笑)。
ともかく、人工甘味料自体の安全性もさることながら、食品添加物を生成する途中の工程で発生した副産物のことも、うやむやにされているのが現実ですね。
大西?添加物の表記も大まかすぎるのではないでしょうか。
たとえばカラメルの場合、きちんとカラメル1~4のいずれかを明記すべきですよね。
糖類を加熱するという昔ながらの製法はカラメル1のみで、カラメル2は糖類に亜硫酸化合物、カラメル3は糖類にアンモニウム化合物、カラメル4は糖類に亜硫酸とアンモニウム化合物を加えたうえで、高圧・高温下で化学反応を発生させて製造しています。
安部?その結果、カラメル3と4では、砂糖とアンモニアの化学反応によって「4-メチルイミダゾール」という発がん性物質も生成されてしまうわけですよね。
日本は醤油文化なので多くの食品にカラメルが使われていますが、醤油や佃煮の一部では危険視され始めたカラメル3と4の使用を避ける動きがある一方で、酸性に安定なカラメル3と4の特性からコーラなどの炭酸飲料にはいまだに沢山使用されています。
大西?米国毒性プログラムも動物実験の結果として、「4-メチルイミダゾール」に発がん性があることを報告しています。
「4-メチルイミダゾール」については、典型的な「カロリーゼロ」飲料である「コカ・コーラ?ゼロ」も使用されているようです。
それに、こうした「カロリーゼロ」のコーラにはナトリウムも含まれていて、スナック菓子などを食べながら飲むと、塩分の摂りすぎになります。
安部?最近は、飲料でもトクホ製品が増えましたが、安全性が担保されない一面があるのに、どうして国がトクホというお墨付きを与えて販促するのか不思議ですよ。
食品業界では「トクホはカネを積めば認定がとれる」とも揶揄されているほどで、乱発している現状ではとても信用できない。
現にトクホについては、抜本的に見直しを図るべきだという声も上がっています。
トクホの先駆けだった花王の「エコナ(植物油)」も、血中中性脂肪が上昇しにくいことを売り文句としていました。
同製品は、油をいったん分解し再び合成してつくられた乳化剤ですが、その中に含まれていたグリシドール脂肪酸エステルに発がん性があるとの指摘を受けて、販売開始から10年後の2009年に販売中止になりました。
大西?乳化剤は食品に広く用いられていますが、これも非常に不思議な添加物ですよね。
いろいろな物質がありそうですが、一括りに乳化剤としか書かれていません。
安部?使用する目的が同じなら、乳化剤というグループ名称の表示だけでOKなんです。
これに属する添加物は、50種類ぐらいに上ります。
乳化剤の主な使用目的は水と油を乳化させることですが、なかには腐敗防止や沈殿防止として使われることもあります。
ちょっと乱暴な表現をすれば、乳化剤は成分的には「食べられる洗剤(界面活性剤)」のようなもの。
腐敗防止といえば、ペットフードに添加されている抗生物質も凄まじい。
あんなものを犬が食べても平気なのかと心配してしまいます。
大西?抗生物質は米国でもかなり使用されているみたいですね。
卵なんて、いつまで経っても腐らないので気味が悪くなります。
それに、これは抗生物質のせいではないでしょうが、ジャガイモもオーガニック(有機野菜)でなければ、どれだけ時間が経っても芽が生えてきません。
肉にしても、ホルモン剤の投与が心配ですし……。
・大西睦子(おおにし・むつこ)
医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部附属病院血液・腫瘍内科にて、造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。2008年4月より、ハーバード大学にて、食事や遺伝子と病気に関する基礎研究を進めている。
・安部司(あべ・つかさ)
福岡県生まれ。山口大学文理学部化学科卒。添加物商社勤務後、無添加食品・自然海塩の開発・推進に携わり、現在に至る。処女作『食品の裏側?みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社、2005年)は60万部を超えるベストセラーとなり、年内に続編を発売予定。有機農業JAS判定員。水質第1種公害防止管理者。工業所有権?食品製造特許4件取得。
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3世代にわたる安全性は分かっていない人工甘味料やカラメル、乳化剤…本当は怖い市販飲食品の裏側!
~カロリーゼロにだまされるな 本当は怖い人工甘味料の裏側~
ダイヤモンド 2013.10.3
■恐怖の人工甘味料、人体と生態系を破壊 発がん性物質生成、アレルギー発症の恐れ
Business Journal 2015年5月26日
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さまざまな食品に使われている、人工甘味料。厚生労働省によって添加物に指定されているものは5種類あり、それぞれの甘さを砂糖と比較すると次のようになります。
ネオテームは砂糖の約1万倍、スクラロースは同約600倍、サッカリンは同約500倍、アスパルテームは同約200倍、アセスルファムカリウムは同約200倍です。
人工甘味料は体内で消化・吸収されないため、カロリーはほとんどありません。
清涼飲料水、アイスクリーム、氷菓、果実缶、ドレッシング、漬物などによく使用されていて、「カロリーゼロ」「カロリーオフ」「低カロリー」をうたっている食品の多くには、この5種類のうちのどれかが入っています。
食品化学新聞社の調査によると、人工甘味料の2011年の国内需要はサッカリン約90トン、アスパルテーム約250トン、スクラロース約100トン、アセスルファムカリウム約350トン、ネオテーム約20トンとなっています。
ネオテームの約20トンが最も少ないですが、砂糖の約1万倍という甘さなので、使用量も少なくて済むわけです。
ネオテームは、アスパルテームから雑味を取り除き、甘さを強くしたもので、いわばアスパルテームの改良型です。
07年に添加物に認可され、現在国内では500以上の食品会社が使用、今後最も利用が増える人工甘味料とみられています。
アスパルテームは、83年にアメリカの要請で認可されたもので、食品表示では「L-フェニルアラニン化合物」と併記されます。
その理由は、アスパルテームはフェニルケトン尿症を悪化させるからです。
フェニルケトン尿症というのは、フェニルアラニン化合物を代謝することができない病気で、早期に適切な治療を行わないと、精神に異常を生じます。
世界保健機関(WHO)では、アスパルテームの一日摂取許容量(ADI)を設定していますが、日本ではADIも使用基準も設定されていません。
13年の日本アレルギー学会で、国立病院機構相模原病院の研究スタッフは、全国でアスパルテームによるアレルギー患者が出ていると報告しています。
サッカリンはしびれるような後味が残る人工甘味料で、発がん性が疑われたため、一時使用禁止になりましたが、純度が高くなったことから再び使用が許可されました。
安価で入手できるため、業務用としてたくあんや練り製品などに使われています。
99年に使用許可されたスクラロースは、現在国内で1万品目以上の食品に使われているといわれています。
アセスルファムカリウムは00年に使用許可されており、スクラロースと併用すると、すっきりした風味が生まれます。
清涼飲料水、ガムなどに多く使われ、国内で最も需要の多い人工甘味料です。
動物実験では、ネオテームの摂取による体重の減少が確認されています。
また、亜硝酸塩と反応して、発がん性物質のニトロソ化合物が生成される危険性があります。
・環境汚染の面で不安が残る人工甘味料も
また、現在アドバンテームという人工甘味料の審査が食品安全委員会で行われており、近く指定添加物の仲間入りをする可能性があります。
人工甘味料は、人体への影響もさることながら、環境への影響も気になります。
前述したように、人工甘味料は体内で消化・吸収されないため、そのほとんどが尿などで排出され、環境汚染の観点から見ても問題があります。
添加物は、環境中に排出されても、最終的に微生物によって分解される「生分解性」を持っていることが認可の大原則です。
しかし、人工甘味料で最も使用量の多いアセスルファムカリウムは、認可の際に生分解性の審査が一切されていません。
京都女子大学家政学部の川添禎浩教授らの研究では、アセスルファムカリウムは環境中での濃度が42日間変わらないとされています。
また、12年に開催された日本水環境学会年会で、中部大学応用生物学部の鈴木茂教授らは、下水処理場の処理水から、一定濃度のスクラロースを検出したと報告しました。
スクラロースは、最終的に微生物によって分解されるということで認可されていますが、下水処理場の限られた処理工程では、完全に分解されないのです。
自然環境の中で生分解されない人工甘味料が、生態系にどんな影響を与えるのか。
私たちは、次世代のために真剣に考える必要があるでしょう。
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恐怖の人工甘味料、人体と生態系を破壊 発がん性物質生成、アレルギー発症の恐れ
Business Journal 2015年5月26日
■数年後の体に影響する? いま知りたい「賢い食品の選び方」
じんぶん堂(朝日新聞) 2020.09.22
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スーパーやコンビニなどで売られている食品は、すべて食品原料と添加物で作られています。
これらは原材料名に表示されていて、通常添加物は「/」のあとに書かれています。
図1を見てください。
これは、あるハム会社のウインナーソーセージの原材料名ですが、途中に「/」があり、その後の「調味料(アミノ酸等)」からが添加物です。
つまり、まず「豚肉」や「豚脂肪」などの食品原料が使用量の多い順に書かれ、それに次いで添加物が、やはり使用量の多い順に書かれているのです。
添加物は、食品衛生法で、「食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物」(第4条)と定められています。
つまり、肉や穀類、野菜、果物、砂糖、しょうゆ、食塩などの食品原料を使って、加工食品を製造する際に、加工しやすくしたり、保存性を高めるなどの目的で添加されるものということです。
ですから、食品原料とは、明らかに別物という扱いなのです。
・危険な添加物とそうでない添加物
添加物には、指定添加物と既存添加物があります。
指定添加物は、ほとんどが石油製品などを原料に化学的に合成された合成添加物です。
一方、既存添加物は、すべて植物、海藻、昆虫、細菌、鉱物など自然界に存在するものから特定の成分を抽出した天然添加物です。
安全性の観点からとくに問題になるのは、合成添加物です。
なぜなら、人工的に作られたものであるため未知な部分が多く、また、体内でうまく処理されないものが多いからです。
合成添加物もさらに次の二つのタイプに分類されます。
① 自然界にまったく存在しない化学合成物質
② 自然界に存在する成分を真似て化学合成したもの
危険性の高い添加物のほとんどは、①に該当する自然界に存在しない化学合成物質なのです。
・知っておきたい危険な添加物
●発がん性が認められた添加物
赤色2号(着色料)、OPPおよびOPP-Na(防カビ剤)、過酸化水素(漂白剤)、臭素酸カリウム(小麦粉改良剤)、BHA(酸化防止剤)
●発がん性の疑いのある添加物
亜硝酸Na(発色剤)、タール色素(赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、緑色3号)、アスパルテーム(甘味料)、カラメルⅢおよびカラメルⅣ(着色料)、サッカリン(甘味料)、サッカリンNa(同)、サッカリンCa(同)など
●催奇形性が認められた添加物
TBZ(防カビ剤)
●体内で異物となって、障害をもたらす可能性のある添加物
スクラロース(甘味料)、アセスルファムK(甘味料)
●毒性が強く、障害をもたらす可能性のある添加物
安息香酸Na(保存料)、亜硫酸塩〈亜硫酸Na、次亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Na、ピロ亜硫酸K、二酸化硫黄〉(酸化防止剤)
これらの危険性の高い添加物は、表示をよく見ることで、使われているかどうかが分かります。
これらが使われている製品は、避けるようにしてください。
そうすることによって、がんなど、添加物が引き起こすリスクを減らせると考えられます。
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数年後の体に影響する? いま知りたい「賢い食品の選び方」
じんぶん堂(朝日新聞) 2020.09.22
■体に悪い添加物がよくわかる!『スーパーで買ってはいけない食品ガイド』渡辺雄二 著
PR TIMES 2020年9月15日
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・コロナ禍、「食」への健康志向はさらに高まっている
いつどこで新型コロナウィルスに感染してもおかしくない今、重症化しないために「食」への健康思考が高まっている。
そこでスーパーで買う“いつもの食品”の原材料を意識して見て欲しい。
・明らかになってきた大腸がん・胃がんと添加物との関係
日本人が発病するがんの中でもっとも多いのは大腸がん、次いで胃がんである(※1)。
胃も大腸も食べ物が通過する臓器であり、発がんには食べ物が起因しており、添加物がそのリスクを高めているという研究結果が発表された。
代表的なものでは「ハムやソーセージなどの加工肉を1日に50g食べると、大腸がんになるリスクが18%高まる」(※2)というもの。
これらの加工肉には、添加物の亜硝酸Na(ナトリウム)が使われており、これらは発がん性物質に変わることが分かっており、それが大腸がんの原因になっていると考えられている。
※1:国立がん研究センター『2019年のがん統計予測』より ※2:2015年10月、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)発表
・添加物表記の見方
これはあるウインナーソーセージの原材料表示。
途中に「/」があり、その後の「調味料(アミノ酸 等)」からが添加物となる。
まず「豚肉」や「豚脂肪」などの食品原料が使用量の多い順に書かれ、それに次いで添加物が使用量の多い順に書かれている。
この中に「発色剤(亜硝酸Na)」は、発色剤の用途に亜硝酸Naを使用しているということを意味する。
そしてこの用途名併記の添加物は毒性の強いものが多いため注意が必要である。
・危険な要注意添加物 ハム・ウインナー・ベーコンの発色剤の“亜硫酸Na”に注意
発色剤の“亜硝酸Na”は肉に多く含まれるアミンという物質とも反応し、ニトロソアミン類という物質に変化する。
この物質には強い発がん性がある。
・一部の食パンに使用されている“臭素酸カリウム”は発がん性物質
厚労省は「最終食品の完成前に分解又は除去すること」という条件付きで、今でも小麦粉処理剤としてパンに臭素酸カリウムの使用を認め、かつ規定の数値以下であれば表示がない場合もある。
・生うどん、生そばなど茹でずに食べる麺には要注意
例えばある麺類は加熱せずに食べられるように細菌の繁殖を抑えるための添加物が25種含まれている。
毒性の強い添加物はないが、一度に大量に使うと、胃や腸の粘膜を刺激することがある。
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体に悪い添加物がよくわかる!『スーパーで買ってはいけない食品ガイド』渡辺雄二 著
PR TIMES 2020年9月15日
■『買ってはいけない』著者が警鐘!「身近にある危険添加物5」
女性自身:2019/06/19
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食品のパッケージに長々と書かれている原材料名表示のなかでも、注意が必要なのが添加物だ。
健康を損なうおそれがある、とくに“危険”なものが5つある。
忘れずに覚えておこう――。
「健康志向やダイエット・ブームで『糖質オフ』や『カロリーゼロ』などを売り文句にした食品が増えています。
しかし、健康志向をうたう食品に使われがちな『合成甘味料』は、自然界に存在しない『化学合成物質』。
それらは内臓機能を損なったり、免疫力を低下させて、がんの引き金になるものもあるんです」
こう話すのは、ベストセラー本『買ってはいけない』著者で、近著に『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)がある科学ジャーナリストの渡辺雄二さん。
店頭で買い物をするときには、商品のパッケージ裏にある原材料名表示の添加物に目をやることが必要だと言う。
「その原材料名の欄には米、小麦粉、みそ、砂糖などの食品原料のあとに、着色料、保存料など添加物を記載することが義務づけられています。食べてもOKかNGかは、ここに何が書いてあるかに注目して判断してください」
私たちが、日ごろ口にする頻度の高い食品に入っている添加物のうち、“危険添加物” 5つを渡辺さんに解説してもらった。
【カレールー】
「合成甘味料『アセスルファムK』(1)と『スクラロース』(2)が使われているものはNG。アセスルファムKは砂糖の約200倍の甘さがあります。これを3%含んだ餌を犬に2年間食べさせた実験では、肝臓障害の指標でもあるGPTの値が増加しました。また、スクラロースは有機塩素化合物の一種でもあり、砂糖の約600倍もの甘さが。これを5%含む餌をラットに4週間与えた実験では、脾臓や胸腺のリンパ組織に萎縮が見られました。つまり、リンパ球が減って免疫力が低下する心配があるんです」
【ソーセージ】
「発色剤『亜硝酸Na』(3)が添加されているものはNG。これは食肉中のアミンと結合して発がん性のあるニトロソアミンを発生させ、がんリスクを高めるといわれているんです。これはハムなど加工肉に多く使われています」
【ミートボール】
「調味料(有機酸など)と表示されているものがあります。コハク酸やクエン酸Caなどは、毒性が強くありませんが、ほかに何が使われているかわかりません」
【パスタソース】
「カルボナーラソースに入っているショルダーベーコンに『亜硝酸Na』が使われていればNGです」
【フルーツ缶】
「さくらんぼを真っ赤に着色するために使うタール色素の『赤色3号』(4)は要注意。2世代にわたるラットの実験でこれを含む餌を食べさせた結果、2世代目のラットに甲状腺腫の増加が見られ、発がん性の疑いが持たれています」
【ヨーグルトドリンク(糖質オフ)、アイスクリーム(糖質オフ)、菓子パン】
「合成甘味料『スクラロース』が添加されている場合は要注意」
【低糖質発泡酒】
「着色料に『カラメル色素』(5)が使われているものがあります。これには4種類あり、カラメル3とカラメル4は発がん物質が含まれます。『カラメル色素』という表記だけでは、4種類のうちどれが添加されているのかわからないので、なるべく避けたほうがいいでしょう」
店頭でパッケージを見るときは、1~5の添加物は避けて安全な食品を選ぼう。
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『買ってはいけない』著者が警鐘!「身近にある危険添加物5」
女性自身:2019/06/19
■フードアナリストが語る「私が絶対摂らない食品添加物」 9種類の実名は?
デイリー新潮 2022年05月06日
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・若尾洋祐(わかおようすけ)
予防医学指導士・1級フードアナリスト。1961年生まれ。愛知県犬山市出身。繊維メーカーでテキスタイルデザイナーとして勤務した後に独立。予防医学指導士、1級フードアナリストとして食と健康のセミナーを開催している。著書に『食品添加物 これが貴方の体をボロボロにしている!』『小学5年生でもわかる!! 食と健康のはなし 1』など。
生まれた時から、スマホなどインターネット環境があった人たちのことを「デジタルネイティブ」と呼びますよね?
僕は、生まれた時からコンビニが身近にあった人たちのことを「コンビニネイティブ」と呼んでいます。
コンビニが24時間営業を始めたのは1970年代半ばなので、それ以降に生まれた人、特に40代以下の人が「コンビニネイティブ」だといえるかもしれません。
コンビニの存在と便利さを「当たり前」のものと考えている世代です。
コンビニに行けば、見栄えが良くて保存が利き、安価な食料品がたくさん並んでいます。
それを可能にしているのが、食品添加物です。
その意味で、コンビニには買っても大丈夫なものはほとんどない、と僕は考えています。
コンビニで買ってもいいのは水とビールくらいでしょうか。
発泡酒や缶チューハイは食品添加物まみれですからね。
ただし、コンビニネイティブの人に「コンビニで物を買うな」と言ったら、え?となるでしょう。
僕としても「食べるな買うな」と言うつもりは全くありません。
大切なのは、自分が食べているのがどういうものなのかを「知る」ということなのではないでしょうか。
・食品添加物はメーカーの都合
あなたはスーパーで買い物をする時に何を気にしていますか?
価格や量や新鮮さ、といったところでしょうか。
多くのスーパーでは、野菜や肉などの生鮮食品は店の壁側に配置されています。
僕がスーパーで気にしてほしいと思っているのは、主に店の中心側の棚に並んでいる加工食品です。
その代表格であるインスタント食品には間違いなく食品添加物がたっぷり入っています。
では、そうした加工食品にはなぜ食品添加物が使われているのか。
理由はいくつも考えられますが、食品添加物を入れることで「低コスト・大量生産」が可能になり、日持ちするので長く販売できる。
いずれも食品メーカーの都合であり、それを食べる私たちのためではない、ということは知っておいても損はないでしょう。
だからといって食品添加物のことを全て知ろう、といった欲張った考えは持たない方がいいと思います。
何がどう問題なのか、ということだけを知り、「知っておいた方がお得」という感覚を持つのが大事だと思います。
・避けた方がいい9種類の食品添加物
確かに、食品添加物まみれの加工食品を食べ続けたとしても、すぐに病気になるわけではありません。
だからこそ、あまり気にせずにコンビニやスーパーの加工食品を食べている人が多いのでしょうが、10年後、20年後も「体に何の影響もない」と断言できる人はいないはずです。
であれば、それらを「避ける方法」を知っておいてもいいのではないでしょうか。
かくいう僕も、かつては食品添加物など全く気にせず、カップ麺やファストフード、スナック菓子をパクパク食べていました。
しかし、今ではその手の商品はほとんど食べません。
「自分や家族が食べる物」に意識を向けるのであれば、まず、商品裏面にある原材料表示を確認してから買い物をすることが大切です。
そこに表示されている一つ一つの成分名が理解できなくても、他の商品と比較して、訳の分からないカタカナ表記が少ない方を選択する、というだけでも意味があると思います。
僕の場合は、原材料に「たん白加水分解物」と「果糖ブドウ糖液糖」が入っているものは絶対に買わない、というルールを決めるところから始めました。
僕は、これらを含む9種の「食品添加物」は避けた方がいいのではないか、と考えています。
以下、順を追って説明していきます。
1 たん白加水分解物
動物性や植物性のたん白質を塩酸などで分解して作られるもので、ありとあらゆる加工食品に入っています。これにL-グルタミン酸ナトリウム(うま味調味料)と風味を加えればどんな味でも再現できる、といわれています。しかも、食品添加物ではなく「食品」の扱いとなっているので、使用量にも限度がありません。
気になるのは、作られる過程で発がん性物質が発生する、という指摘が出ていること。あとは単純に、豚の皮なのか骨なのか、何から抽出されたものなのかが分からないから「気持ち悪い」。これを避けるようにすると、ほとんどの加工食品が買えなくなります。
2 果糖ブドウ糖液糖
甘いお菓子や飲み物の多くに入っている「魔法のシロップ」です。めんつゆや果実酢などに入っていることもあります。たん白加水分解物と同様、これと香料と水と色素さえあれば、どんな色の、どんな味のジュースだってできてしまいます。
原料は主にトウモロコシ。そのほとんどが遺伝子組み換えトウモロコシであるのは明らかです。英語ではハイフルクトースコーンシロップ(HFCS)と言います。フルクトースとは果糖のことですから、果糖が多く含まれたコーンシロップということになります。ブドウ糖の方が混合比率が高い場合、ブドウ糖果糖液糖となります。体内でエネルギーとして使われない果糖は中性脂肪に変化して肝臓に溜まっていきます。体に良いはずがありません。
3 マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング
全て「トランス脂肪酸」を含む油脂で、主に植物油等に水素を添加して固めたものです。食品添加物ではなく食品扱いで、菓子パンやお菓子などに含まれています。心臓疾患をはじめとするさまざまな病気との関係が指摘されているトランス脂肪酸については、アメリカや台湾、カナダなどでは事実上使用禁止となっています。一方、日本は野放しのままです。
4 人工甘味料
種類としては、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKなど。人工甘味料の中には摂っても問題ない、と言われているものもありますが、僕はそれらも含めて入っている商品は一切買いません。
5 加工デンプン
加工デンプンという表記の他に、「増粘剤」「糊料」「安定剤」「ゲル化剤」「乳化剤」と表記されたものに入っていることも多いです。
かまぼこやカニカマなどの練り物に入っていることが多いのですが、商品裏面の表示を見ただけでは分からない場合もあります。かまぼこなどの製造業者はタラなどのすり身を仕入れて使っています。そのすり身を作る際に使われた加工デンプンやリン酸塩は表示しなくてもよいので「魚肉」とだけ表記されます。それが「キャリーオーバー」という変なルールです。「無添加」などと書かれた千円以下のかまぼこに使用されているすり身には、加工デンプンなどが使われていると思って間違いないでしょう。それで「無添加」とは、ほとんどインチキですよ。だから僕はスーパーで売っているような練り物は買わないようにしています。
6 リン酸塩/リン酸ナトリウム
この添加物も練り物や加工肉に入っていることが多いです。安いソーセージやハムには必ず入っています。僕はそういった加工肉はスーパーでは買わず、信用できる個人店で購入するようにしています。
リンは僕らの体に必要な物質ですが、野菜や肉を食べていれば十分に摂れる。リン酸塩などが入っているものを頻繁に食べていると体内のリンが過剰となり、腎臓をやられます。
ちなみに1955年に起こり、130人のお子さんが亡くなった「森永ヒ素入り粉ミルク事件」の原因はリン酸塩類でした。凝固剤として使用したリン酸塩類が純度の低い安価なもので、多量のヒ素が含まれていたのです。
7 イーストフード
パン生地の発酵に欠かせないイースト菌の発酵を促すためのもので、文字通りイースト菌のエサということでイーストフード。イースト菌がそれを「食べる」ことで活動が活発になり、パンが早く膨らむわけです。以前、パン屋を経営している友達に、“イーストフード使ってるか?”と聞いたことがあります。すると、“使ってるわけねえじゃん”と。“なんでアレを使うの?”と聞いたら“工場の機械のため。発酵の工程が早く済めば、それだけ機械に対する負担が軽減される”と。消費者側から見ればどうでもいい事情で使われているわけです。
8 調味料(アミノ酸等)
言わずと知れた「食品添加物の王様」。「L-グルタミン酸ナトリウム」などがひとまとめにされていますが、ほとんどがいわゆる「うま味調味料」でしょう。僕が子供のころは塩などと一緒に食卓に置いてあり、何にでもかけていました。ところが、ある時期、アメリカのニューヨークにある中華街で食事をすると体調が悪くなる、と訴える人が相次いで、MSG(グルタミン酸ナトリウム)が原因ではないか、との声が出てきた。そこからMSG排除運動が始まったのですが、いつの間にか日本では表記がL-グルタミン酸ナトリウムからアミノ酸に変わってしまった。それが今では「調味料(アミノ酸等)」。アメリカなどでグルタミン酸ナトリウムの評判が悪くなってしまったので隠してしまおう、という意図を感じます。
9 カラメル色素
おいしそうな茶色い色をした加工食品や調味料、お菓子や発泡酒などに使われている着色料です。安すぎる醤油モドキや「三温糖」という茶色の砂糖に使われていることもあります。発がん性あり、と一部ではいわれています。
・精製塩に要注意〈若尾氏はこうした「食品添加物」だけではなく、「塩」と「砂糖」にも注意を払うべきだと忠告する。〉
精製された塩と砂糖が生活習慣病の元凶であることは疑いようがないでしょう。
ただ、テレビに出てくるような偉い先生でも、「塩分を減らしましょう」としか言いません。
そうではなく、本来は「精製塩を減らしましょう」と言わなければならないのです。
精製塩とは、「塩化ナトリウム」の純度が99.5%以上の塩のことを指します。
精製塩=塩化ナトリウムを摂るとなぜ体に良くないかというと、カルシウムやカリウムといった体内で必要なミネラルが、塩化ナトリウムを処理するために消費されてしまうからです。
だから、多くのミネラルが含まれた天然の塩と精製塩は分けて語るべきなのに、そういう区別が全くされていないのは問題だと思います。
僕は天然塩を使う分には問題ないと考えていますので、それほど使用量を気にせず使っています。
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フードアナリストが語る「私が絶対摂らない食品添加物」 9種類の実名は?
デイリー新潮 2022年05月06日
■スーパーの加工食品は「危険な添加物」だらけ ?食べすぎ注意!
知っておきたい食品表示の真実
週刊現代 2016.12.24
https://gendai.media/articles/-/50538
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・ハムとたらこで大腸がんに
「スーパーで売っているレトルト食品の原材料表示をじっくり見ると、しばしばリン酸塩という単語が入っていることに気がつきます。
これはおいしそうな色を付け、食感を良くする『魔法の添加物』で、様々な加工食品に使われています。
しかし、この成分を過剰摂取していると、カルシウムの吸収が抑制され、骨粗鬆症や腎機能の低下、甲状腺機能に悪影響が出る危険性があります」
こう警鐘を鳴らすのは、食品表示アドバイザーで消費者問題研究所代表の垣田達哉氏だ。
普段何気なくスーパーで購入している加工食品――。
その中には、様々な原材料や食品添加物が含まれており、中には摂りすぎると人体に悪影響を及ぼす「毒物」が多数存在している。
マーガリン(植物油)には、トランス脂肪酸やジヒドロ型ビタミンK1が含まれており、過剰に摂取すると心筋梗塞や脳卒中のリスクが上がるとされている。
揚げ物や菓子パン、ケーキ、チョコ、スナック菓子はもちろんだが、アイスクリームや手巻き寿司のネギトロなどにまで含まれていることがある。
しかし、パッケージの食品表示には「マーガリン」ではなく、ショートニング、ファットスプレッドなどと馴染みのない呼称で書かれているので注意が必要だ。
元食品会社研究室室長で食品コンサルタントの小薮浩二郎氏が語る。
「本来なら、原材料名などはパッケージの裏にコソコソと書くのではなく、表に分かりやすく書いて、消費者に対して情報開示をしっかりするべきだと思います。ただ現実には、売り上げのために(法律内で)巧妙に隠そうとしているメーカーも少なくない」
薬食フードライフ研究家の沢木みずほ氏も「原材料に台所に馴染みのない成分が多く書かれている商品は気をつけたほうがいい」と語る。
「戦後、私たちの生活は多くの食品添加物を生み出してきました。が、今後人体に与える影響は、いくら厚労省が安全と認めていても、まだ誰にも分かっていません」
ではその添加物の中でも、とくに危険なものは何か。
まずは食品の黒ずみを防ぎ、ピンク色に保つために使われる発色剤の亜硝酸ナトリウム。
『40代から食べるなら、どっち!? 不安食品見極めガイド』などの著書がある科学ジャーナリストの渡辺雄二氏は、そのリスクについてこう語る。
「亜硝酸ナトリウムはハム、ソーセージ、明太子、たらこ製品によく含まれています。これを過剰に摂ると、『大腸がんになる可能性が高まる』と、WHO(世界保健機関)が公式発表しました。亜硝酸ナトリウムと豚肉に含まれるアミンが化学反応を起こして『ニトロソアミン』という発がん性物質に変化するのです。
明太子やたらこなどの魚卵は、特にそのアミンが多く含まれているため注意が必要。
国立がん研究センターは、塩漬けの魚卵を頻繁に食べていると、胃がんの発生リスクが高まることを発表しています」
・微糖の缶コーヒーは要注意
同じく加工肉や、はんぺん、かまぼこなどに含まれる保存料のソルビン酸、安息香酸なども発がん性が報告されている。
「安息香酸ナトリウムは水に溶けやすいので、清涼飲料水によく使用されています。これらの添加物には、微生物の活動を抑制する働きがあるので腐りにくいのですが、細胞の塊である人間の体にそんなものを多量に入れていいわけがありません」(前出の小薮氏)
食品の見た目を色鮮やかにするために使われる着色料にも危険が潜んでいる。
「カラメル色素と一言で表示されていますが、これは製法の違いにより、4種類あります。アンモニウム化合物を加えて作るⅢ、Ⅳには発がん性の疑いがある4-メチルイミダゾールが含まれています。
簡略名しか記載されていないためどの種類なのか見分けることができませんが、日本ではⅢ、Ⅳの生産が圧倒的に多いとされています」(前出の垣田氏)
あたかも健康に良いと謳いながら、実は危険な食品添加物を使っている加工食品は多々ある。
「糖質ゼロを謳ったビールやダイエットコーラは砂糖が入ってないので健康に良さそうですが、一概にそうとも言えません。なぜなら砂糖の代わりにアスパルテームやスクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料が入っているものがあるからです。微糖の缶コーヒーもそうです。スクラロースは有機塩素化合物とも表示され、猛毒のダイオキシンと同じ仲間であり、免疫力を低下させる恐れがあります。また、アスパルテームには発がん性の疑いがあり、アセスルファムKは肝臓へのダメージが懸念されます」(前出の渡辺氏)
ちなみに食品表示では、原材料の後に添加物を表示する規則になっているが、量が多い物から順番に記載されているので、順番をきちんと確認して、リスクの低い食品を選ぶことが大切だ。
しかし、どれだけ食品表示をつぶさに見ても、完全にリスクを減らせるわけではない。
なぜなら種類が多い添加物については、すべてを表示せず「一括表示」することが許可されているからだ。
これにより、メーカー側がどんな物質を実際に使っているか、消費者には分からない仕組みになっている。
これこそが、食品表示の大きな問題なのだ。
たとえば、パンなどをふっくらさせるために使われるイーストフードは、「イーストフード」と一括で表記されているが、実際には18種類の物質がある。
「その中には、骨粗鬆症や心筋梗塞のリスクを上げるリン酸塩も含まれている。しかし『一括表示』の場合、それを表示する義務はありません。これらから何種類かを選び混ぜて、小麦粉に添加しパンが作られているのです。このように色々な添加物を同時に摂取した場合の安全性については、全く検討されていません」(前出の小薮氏)
前出の垣田氏も続ける。
「ソースやカップ麺、冷凍食品などに含まれる加工でんぷんとしては、11種類の物質が指定されています。その内9種類では、EUの動物試験で腎臓に変化があったため、乳幼児向け食品には使用制限が設けられている。米国でも製造基準や残留基準が規定されている。しかし、日本ではまったく規定がされておらず、どの物質が含まれているのか分からないのが現状なんです」
・浅漬けの素も危険
いわゆる「うまみ成分」である調味料(アミノ酸等)や酸味料などは、ほとんどの加工食品に入っているが、安全性はどうなのか。
「一括名表示が認められている調味料(アミノ酸等)、酸味料などは、何種類の成分が使用されているのか消費者には皆目分からず、安全性が担保されていない。広く利用されている浅漬けやチャーハンの素、レトルト食品などには、調味料(アミノ酸等)をはじめとする食品添加物が満載です。現代人は便利さと引き換えに不必要な添加物を体内に取り込んでいるのです。何十年後かに現れる影響を考えると、できるだけ控えたほうがいいでしょう」(前出の沢木氏)
簡単、早い、安い、便利と喧伝されている食品には、同時に危険性もあるわけだ。
そのためにも食品表示をきちんと確認することは重要だが、実はメーカー側には、こんな「抜け道」もある。
「『キャリーオーバー』と呼ばれる制度で、添加物が製造の過程で使われていても、最終的に残っていない、もしくは少量の場合は記載しなくてもいいのです。ところがその判断はメーカー自身がしている。これは非常に問題です。いざとなれば、都合の悪い成分は隠すことができますから」(前出の渡辺氏)
現在の食において、添加物を完全に避けるのは難しい――だが『家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法』の著者で、元東京都消費者センター試験研究室室長の増尾清氏は「調理に一手間加えることで毒物を取り除くことができる」と語る。
「たとえばソーセージなら茹でる前に切れ目を入れたものと、入れなかったものを比べた場合、切れ目を入れたほうは、ソルビン酸や亜硝酸ナトリウムが排出され、30%も減少したという結果が出ています。ちくわなどの練り物も水にさらしたり、湯にくぐらせることで添加物を落とすことができる。
私は『おばあちゃんの下ごしらえ』と呼んでいますが、ゆでこぼし、油抜きなど、昔ながらの調理方法には、『除毒効果』があることが証明されています」
下の表には注意してほしい食品と原材料、添加物を記載した。
これらを参考にして、自分の目でしっかりと、どんな成分が入っているのかを確認して購入してほしい。
それが自分や家族の体を守るための第一歩となる。
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スーパーの加工食品は「危険な添加物」だらけ ?食べすぎ注意!
知っておきたい食品表示の真実
週刊現代 2016.12.24
https://gendai.media/articles/-/50538
■食品表示は抜け穴だらけ! “危ない食品”の見分け方
AERA dot. (アエラドット) 2019/07/21
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スーパーやコンビニで売られているさまざまな食品。
ラベルを見ると、甘味料や発色剤、保存料などとして難しそうな添加物の名前が並ぶ。
現在、日本で認められている食品添加物は約1500種類に上る。
中には発がん性の疑いや安全性への懸念が指摘されているものも含まれる。“危ない食品”から身を守るためにはどうすべきか。
表示のポイントなど、見分け方を紹介しよう。
スーパーやコンビニで食品を買うときに、表示ラベルを見たことがあるだろうか。
ハムやハンバーグ、カレーや缶詰などさまざまな加工食品があるが、肉や小麦粉、砂糖といった原材料(食材)とともに、食品添加物の名前が記されている。
2015年に施行された食品表示法で、原材料と食品添加物が区別されるようになった。
加工食品については経過措置の期間中だが、来年4月からは完全実施される。
大半の加工食品では、「調味料(アミノ酸等)」「酸化防止剤(ビタミンC)」などと、添加物がすでに記載されている。
認められている添加物は約1500種類あり、用途も幅広い。
安全性の高いものばかりではなく、動物実験などで発がん性の疑いが指摘されているものもある。
消費者としては表示をよく見て、“危ない食品”を見分ける必要があるのだ。
だが、見分けるといっても添加物の種類は多いし、名前もなじみが薄い。
記載方法も消費者にはわかりにくいものだ。
香料や酸味料、乳化剤などは一括表示され、何が含まれているのか見当がつかないケースも目立つ。
消費者庁では専門家の検討会を開いて、表示のあり方を議論しているが、食品をつくる企業側は規制強化に反発している。
行政も業界団体などに配慮し、抜本的な規制強化には及び腰だ。
ならば、私たち消費者が自衛するしかない。
今回は添加物の中でもよく使われ、注意すべきものについて見ていこう。
『OK食品 NG食品 どちらを食べますか?』(WAVE出版)の著者で、科学ジャーナリストの渡辺雄二さんはこう解説する。
「食品添加物の中でも問題があるのは、石油製品などを原料にして人工的に作った化学合成添加物です。体の中に入っても分解されにくく、体内を巡ります。長い時間をかけて肝臓や腎臓にダメージを与えたり、遺伝子を傷つけてがんの要因になったりしているのです」
「ハム、ウィンナーソーセージ」の項目にあるように、発色剤として亜硝酸Na(ナトリウム)が使われているものがある。
肉をきれいな色に保ち、腐りにくくする効果がある。
亜硝酸Naは危険性が指摘され続けている。
「亜硝酸Naは肉に含まれるアミンと結合してニトロソアミン類という発がん性物質になります。WHO(世界保健機関)の国際がん研究機関は15年に、ハムやソーセージなど加工肉を食べると大腸がんになるリスクが高まると発表しています」(渡辺さん)
では、どういった商品を選ぶべきか。
発色剤不使用の「無塩せき」のハムなどが売られている。
健康志向もあって多くのメーカーや小売店が扱う。
値段は一般的なものより少々高めだが、食品表示を見て商品を買えば、危険な添加物を避けることができる。
亜硝酸Naは、タラコや辛子めんたいこなど塩蔵魚卵にも使われている。
国立がん研究センターが、40~59歳の男性約2万人を対象に約10年間追跡調査したところ、タラコなど塩蔵魚卵を頻繁に食べている人ほど、胃がんの発生率が高いことがわかった。
ほとんど食べない人のがん発生率を1とすると、週1~2日で1.58倍、週3~4日で2.18倍にも達した。
渡辺さんが続ける。
「塩分が高いという理由のほかに、タラコやめんたいこは亜硝酸Naや着色料として赤102や赤106といったタール色素を使っていることも要因でしょう」
タール色素は食品添加物として12品目の使用が認められているが、ラットなどの動物実験で発がん性の疑いが持たれているという。
中でも赤2は米国では使用禁止になったが、日本では菓子などにいまも使われている。
危険性が指摘されているのにいろんな添加物が使われ続けるのは、ほかに安価な代替品がないという企業側の都合がある。
渡辺さんが「厄介な着色料」というのがカラメル色素。ハンバーグやインスタントラーメンのスープ、ソースなどに幅広く使われている。
食欲をそそる褐色にするのが目的だ。
カラメル色素にはI~IVの4種類あるが、IIIとIVには「4‐メチルイミダゾール」という発がん性物質が含まれている。
問題なのは、食品表示には「カラメル色素」としか書かれないこと。
どの種類を使っているのか表示を見てもわからない。企業側もIIIとIVを避けてほかの種類を使えば良さそうだが、IとIIは比較的値段が高いとされる。
「国が、表記は『カラメル色素』だけでいいと決めてしまいました。もともとカラメルはでん粉や糖類を加熱して作るので安全な添加物です。しかしIIIとIVはアンモニウム化合物を加えて製造され、その過程で発がん性物質が生成されると考えられています」(渡辺さん)
自然由来の添加物といっても全てが安全ではない。
アカネ色素は植物の根からできる着色料だが、動物実験で発がん性が認められ、04年に使用が禁止になっている。
魚肉ソーセージやゼリーなどを着色するコチニール色素(カルミン酸色素ともいう)は、カイガラムシという昆虫から抽出する。
比較的安全との見方もあるが、ラットにコチニール色素を食べさせた実験で、中性脂肪やコレステロールが増えたという。
人工甘味料のアセスルファムK(カリウム)や、スクラロースの使用も疑問視されている。
缶コーヒーやスポーツドリンクなどに入れられている。
「アセスルファムKを含むエサをイヌに食べさせた実験では、肝臓の機能悪化を示す指標であるGPTの数値が増加しました」(渡辺さん)
とろみをつける増粘剤に使われるのが加工でん粉だ。
11品目が添加物として認められているが、先のカラメル色素と同様にどの品目が使われているのかわからない。
NPO法人「日本消費者連盟」共同代表で、科学ジャーナリストの天笠啓祐さんはこう語る。
「加工でん粉は化学薬品を加えた化学合成添加物です。11品目のうち2品目は、EUでは乳幼児向けの食品に使用することを禁止しています。ところが、日本では具体的な物質名を表記せず、『加工でん粉』と簡略化しています」
食品表示法は、「原則としてすべての食品添加物を物質名で食品に表示する」と定めている。
実際には抜け穴だらけで、香料や酸味料といった一括表示が認められている。
消費者にとってはブラックボックスだ。前出の渡辺さんは、ほかにも消費者に不親切な表示があるという。
「キャリーオーバーといって、原材料に含まれる添加物は、条件によっては表示を免除されます。例えばせんべいの原材料は米としょうゆですが、しょうゆに保存料が含まれていても、『米、しょうゆ』と書けばいいのです」
なんともわかりにくいが、少しでも安全な商品を選びたいものだ。
消費者の買い物の基準が変われば、企業側の改善も期待できる。
食品添加物と同じように注目されているのが「遺伝子組み換え」の表示問題だ。
遺伝子組み換えによって効率的に生産できる作物が増えているが、健康への不安感は払拭(ふっしょく)されていない。
消費者の関心も高く、「遺伝子組み換えでない」という表示を参考にしている人もいる。
だが、安心はできない。前出の天笠さんが語る。
「例えば大豆の場合は、いまや米国産の9割以上が組み換え品種。栽培の段階で組み換え品種の花粉が飛んできたり、流通の過程で混ざったりして、もはや完全に除くのは無理です。これから基準が変わることで、少しでも混ざれば『遺伝子組み換えでない』という表示ができなくなります。組み換えているものとの区別がつかなくなり、かえって消費者の選択肢を奪うことが心配されます」
食品添加物や遺伝子組み換え作物などの検証はいまも続く。
これまで安全とされてきたものが、ある日、使用禁止になる可能性もある。
健康はまず食事から。買い物をするときに表示をチェックし、自分で選択できるようにしたい。(本誌・亀井洋志)
※週刊朝日 2019年7月26日号
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食品表示は抜け穴だらけ! “危ない食品”の見分け方
AERA dot. (アエラドット) 2019/07/21
■垣田達哉「もうダマされない」
「人工甘味料不使用」表示を禁止、消費者庁の暴挙…法的根拠なし、危険な裁量行政
Business Journal 2022.06.04
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消費者庁は3月30日、「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」を公表した。
このガイドラインによって、食品添加物(以下、添加物)表示でよく見かける「無添加」や「不使用」に関する表示が一部規制されることになった。
しかし、このガイドラインはあいまいな点が多く、運用次第では表示・表現の自由を奪いかねない危うさを秘めている。
今回は、消費者庁が示している禁止事例(類型)のなかの一つを検証してみる。
・法律で使われている言葉が禁止?
【事例】
「人工甘味料不使用」のように、無添加、不使用と共に、人工、合成、化学、天然等の用語を使用するのは禁止
この表示を禁止するのは、かなり無理があり、論理的にも破たんしている。
消費者庁はガイドラインのなかで「添加物には化学的合成品も天然物も含まれている」と認めている。
食品衛生法では、添加物を「指定添加物」「既存添加物」「天然香料」「一般飲食物添加物」の4種類に区別している。
しかも、指定添加物について厚生労働省は「この指定の対象には、化学的合成品だけでなく天然物も含まれています」と、化学的合成品と天然物を明確に区別している。
香料では「天然香料」と区分名として天然を使用している。
さらに、日本食品添加物協会のHPでも、既存添加物と天然香料と一般飲食物添加物は「いわゆる天然添加物」のことだとして、天然添加物という用語を使用している。
厚労省は、指定添加物は「安全性を評価した上で、厚生労働大臣が指定したもの」であり、既存添加物は「平成7(1995)年の法改正の際に、我が国において既に使用され、長い食経験があるものについて、例外的に指定を受けることなく使用・販売が認められたもの」と、その違いをハッキリ示している。
化学的合成品添加物は安全性を確認した上で使用が許可されたものであり、天然添加物(一部の指定添加物は除く)は安全性を確認しなくても許可されているものだとして、区別しているのだ。
指定添加物と、添加物協会が天然添加物と言っている既存添加物とは、その許可条件も使用基準もまったく違うのだ。
・事実を表示することも禁止?
「甘味料」「着色料」「保存料」「酸化防止剤」「発色剤」といった用語は、食品衛生法で定められている用途名であり、食品表示法の食品表示基準も食品衛生法に準拠している。
しかも、こうした用途名を表示できる物質は食品衛生法で定められている。
保存料として認められていない物質を保存料と表示すると、食品衛生法でも食品表示法でも違反になる。
つまり、保存料と認められていない物質しか使用していなければ「保存料不使用」と表示することは事実であり、食品衛生法上も何の問題もない。
両法律で、保存料、酸化防止剤、発色剤等は、他の物質と明確に区別されており、法律用語になっている。
保存料として認められている物質を使用していないという法的事実に対して、「消費者に誤認を与えるおそれがある」という非常に曖昧な理由で、証拠がないのに表示(表現)を禁止するというのは、まさに表現の自由どころか「事実を表現してはならない」という範疇にまで、消費者庁は踏み込んでいる。
消費者庁の規制はすでに始まっていた
消費者庁は「食品表示基準で『天然』又はこれに類する表現を認めていない」「人工及び合成の用語は食品表示基準から削除した」「化学調味料はJAS規格から削除された」と、使用禁止の理由を述べている。
さらに「こうした表示(人工、合成、化学、天然)は、消費者がこれら用語に悪い又は良い印象を持っている場合、無添加あるいは不使用と共に用いることで、実際のものより優良又は有利であると誤認させる恐れがある」として、以前から事実上の表示規制をしている。
そのため、今では人工、合成、化学、天然という表示は、ほとんど見かけなくなった。
消費者庁は、ガイドラインで頻繁に「消費者に誤認を与える」と指摘しているが、その根拠は示していない。
消費者庁が実施した「平成29(2017)年度食品表示に関する消費者意向調査」が参考資料としてあるが、そのアンケートでは、食品購入時に、添加物表示を参考にしている人は「いつも参考にしている19.8%」「時々参考にしている38.7%」で計58.5%しかいない。添加物表示を参考にしないで購入している消費者が4割強もいる。
そもそも、4割強の人は購入時に添加物表示を参考にしていないので、表示が誤認を与えたことにはならない。
しかも、6割弱の消費者に誤認を与えているかどうかも定かではない。
ましてや、例えば「保存料不使用」をどう理解しているかのアンケート調査もしていないのだから、誤認を与えた根拠などない。
消費者庁は、何の根拠もないのに「消費者に誤認を与える表示だ」と決めつけているのだ。
・消費者庁がすべきことは隠すことではなく周知させること
法律で区別されている事実を表示・表現することが、どうして消費者に誤認を与えるのだろうか。
食品衛生法で、安全基準を作る上で明確な理由で区別している用語を、食品表示で禁止をするということは、消費者にその事実を知らせないための手段であり事実隠蔽と言える。
消費者庁の役目は「添加物はどんな区分に分けられているのか、その理由はなんなのか、どうして化学的合成品と天然物を区別しなければならないのか」ということを消費者に周知・理解させることであって、事実を隠すことではない。
消費者庁は「添加物の不使用表示を一律に禁止するものではない」「ケースバイケースで判断する」と言っているが、裏を返せば「事実を表示してもガイドラインに準拠していないとして摘発することはある」ということになる。
・消費者の意向で禁止されたのではない
今回の表示禁止は、『○○を使用していない』『無添加』の表示のある食品を、消費者に「購入させたくない」「安全で健康に良さそうだと思わせたくない」と考えている事業者及び日本食品添加物協会などの関係者たちの意見を反映させただけであり、多くの消費者が「紛らわしい表示だ、誤解を招く表示だから禁止しろ」と言っているわけではない。
つまり、買う側の都合ではなく、売る側の一部の事業者の都合を全面的に優先させたものになっている。
しかも、今回のガイドラインでは「事実であっても表示を禁止することがある」とまで踏み込んでいる。
今回は「一般加工食品の容器包装」の範疇だが、法律(食品表示法の食品表示基準)に準ずるガイドラインで決められたことは、今後「食品表示基準で示されているように」と、他の分野でも容易に主張することができる。
このガイドラインは、表示に限らず、都合が悪い表現を規制するための錦の御旗になる可能性が高い。
消費者庁は、景品表示法も所管している。
この法律は、すべての表示、媒体が規制対象になっている。
ゆくゆくは「事実であっても、消費者(国民)に誤解を与えるので、マスコミ等で放送・掲載することも、SNS上で表現することも認められない」となるかもしれない。
しかも、何の根拠もなく行政の裁量(判断)だけで、表示・表現が規制されたのだ。
表示・表現の自由を、行政の裁量一つで禁止にすることができるガイドラインは、即刻廃止するべきだ。
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垣田達哉「もうダマされない」
「人工甘味料不使用」表示を禁止、消費者庁の暴挙…法的根拠なし、危険な裁量行政
Business Journal 2022.06.04
■危ない食品を見分けられない人が被るリスク
不自然な食品は人間の脳と体をむしばむ
・発がん性などが指摘される危険な食品添加物
「欧米では危険性があると採用されていない食品添加物が、日本では認可され、使用されているというこわい現実」
東洋経済 2019/05/25 白澤 卓二 : 医学博士、白澤抗加齢医学研究所所長、お茶の水健康長寿クリニック院長
■安倍政権が切り捨てる日本の食と農。日本だけが輸入する危険な食品<鈴木宣弘氏>
・日本の食と農が崩壊する!
・日本にだけ輸出される危険な食品
「安倍政権には、日本の食の安全を守る気がありません」
ハーバー・ビジネス・オンライン(扶桑社) 2019.12.22
■安倍政権、ゲノム編集食品の非表示を容認へ…安全性不明なまま、消費者団体の反対を無視
「まさか国が、国民の健康を害するようなものを販売することを許可することなどないはずだ、と盲目的に思い込んでいる」
Business Journal 2019.10.21
■「リスクのある小麦」の輸入を続ける日本の末路
・発がん性指摘される農薬を効率重視で直接散布
「グリホサートを、雑草ではなく麦に直接散布」
「これはジャップが食べる分だからいいのだ」
東洋経済 2021/08/27
■大豆、サーモン…米国から輸入する食品の安全性を専門家が問う
「安倍晋三首相とトランプ大統領との間で、日米の貿易交渉」
「遺伝子組み換えによって作られた大豆」
「米国では、穀物だけでなく、動物においても遺伝子組み換え操作」
女性自身(光文社)2018/10/05
■安倍政権下、発がん性ある米国産牛肉等の輸入急増…EUで輸入禁止のホルモン剤使用
「EUやロシアや中国で輸入が禁止されている成長促進ホルモン剤」
「発がん性があるとしてEU、中国、ロシアでは塩酸ラクトパミン残留の豚肉の輸入を禁止」
Business Journal 2020.01.29
■【安倍政権】米余剰トウモロコシ輸入決定 日本に“危険食品”大流入危機
「米国産トウモロコシの約9割が遺伝子組み換え」
「武器も言われるがままに“爆買い”してきた安倍首相。今度は危険な食料を“爆買い”」
日刊ゲンダイ:2019/08/27
■EUでは輸入禁止、米国産「ホルモン牛」に発がんリスクの危険
女性自身 2019/10/02
■【安倍政権】日本は見下された国 米国が食の安全に配慮するわけがない
日刊ゲンダイ:2019/12/27
■安倍政権、日本の農業を根絶せしめる愚行…ひっそり種子法廃止で
・外国産や遺伝子組み換えの米が蔓延する危険
「食料を支配された国は、まちがいなく主権を奪われます。66年前に主権を回復した日本は今またそれを自ら放棄しようとしています」
Business Journal 2018.03.15
■トランプに握られた日本人の胃袋
日本国民の健康を米国に売り渡してきた「レモン戦争」
日刊ゲンダイ:2020/01/29
■輸入オレンジやグレープフルーツ、危険な農薬検出→厚労省が食品添加物として次々認可
Business Journal 2018.12.18 渡辺雄二「食にまつわるエトセトラ」
■「おそらく発がん性がある」と世界中で規制が進むモンサント
週プレNEWS 2018/09/28
■薬漬けの肉でも輸入OKの日本 「危険食品のラストリゾート」と揶揄
女性セブン 2022.01.11
https://www.news-postseven.com/archives/20220111_1718753.html?DETAIL
■危うい「非遺伝子組み替え」確保 大豆輸入の現場、バイヤーに聞く
西日本新聞 2020/10/21
■食べてはいけない「パン」「パスタ」の見分け方 外国産小麦には除草剤成分が
ディリー新潮 2021年03月30日
■強い発がん物質汚染の米国産トウモロコシ輸入、乳児用調製粉乳から検出…牛乳に混入の恐れ
Business Journal 2019.11.02
■輸入小麦使用の食パン、発がん性あるグリホサート検出…世界で使用禁止の動き、日本は緩和
Business Journal 2019.07.01 小倉正行
https://biz-journal.jp/2019/07/post_106840_2.html
■国内で販売される小麦製品の約7割からモンサントの除草剤「グリホサート」検出
ハーバー・ビジネス・オンライン 2019.09.03
■「ホルモン漬けアメリカ産牛肉」が乳がん、前立腺がんを引き起こすリスク
『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』
文藝春秋 2017/11/16 奥野修司
■『買ってはいけない』 『食べてはいけない』の著者、最新刊! 【危険な添加物!】 がんがイヤなら、これは食べるな
株式会社ビジネス社 2021年04月19日
■【鈴木宣弘・食料・農業問題 本質と裏側】日米貿易協定の虚実~国会承認はあり得ない(2019年11月28日 参議院外交防衛委員会 発言要旨)
JAcom 農業協同組合新聞 2019年11月28日
■食の安全先進国フランスで禁止、でも日本では食べられる食品の数々
女性セブン 2020.04.12
■なぜ日本の食の安全基準だけが緩められてしまうのか【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】
JAcom 農業協同組合新聞 2020年8月20日 【鈴木宣弘 東京大学教授】
■TPPと食の安全基準 農薬、成長ホルモン剤 各国違い 輸出国の圧力で変更も
西日本新聞 2013/3/27
■TPP、危険な海外食材が大量輸入&流通の恐れ 発がんリスクある米豪牛肉、検疫率は1割
Business Journal (2015/10/11)
■【 クローズアップ 日米FTA】決定版!やはり「失うだけの日米FTA」【 東京大学教授・鈴木宣弘】
JAcom 農業協同組合新聞 2019年9月2日
■種子法廃止は誰のためか──日本の農作物への影響と今後の課題
「SMART AGRI」(株式会社オプティム ) 2018.12.19
■なぜ“食の安全”への脅威?「種苗法改正」山田元農水相が解説
女性自身:2020/11/17
■5分でわかる種子法廃止の問題点。日本人の食を揺るがしかねない事態って知ってた?
ハーバー・ビジネス・オンライン 2018.07.07
■安倍政権の種子法廃止で、日本の「種子」が外資に乗っ取られる…価格50倍に高騰
Business Journal 2018.12.26
■種子法廃止や種苗法改定に潜む危険 外資が種子独占し農業を支配する構造
長周新聞 2018年5月24日
■なぜ種苗法改正はひっそり進む?農業も水道も「日本が売られる」
まぐまぐニュース 2020年11月19日 原彰宏
■多国籍企業が種を独占し農家が破綻する懸念…映画『タネは誰のもの』種苗法改定案に警鐘
Business Journal 2020.10.30
■作物の種子を多国籍企業が支配 あまりにも知らされていない「種苗法改正案」の危険性
長周新聞 2020年8月29日
■日本を破壊する種子法廃止とグローバリズム
2018年3月17日 【三橋貴明】
■すべての日本人よ、主要農作物種子法廃止(モンサント法)に反対せよ
まぐまぐニュース 2017年4月9日 三橋貴明
■ゲノム編集技術で作られたすべての飼料と飼料添加物の規制と情報開示を
生活クラブ連合会がパブリックコメントを提出
生活クラブ生協連合会 2019年10月15日
■畜産振興「エサは輸入」が招いた日本農業の危機
日経ビジネス 2018.12.14 吉田忠則
■「農業消滅」の著者が警鐘 「食の安全保障」を確立しなければ危ない食品が日本に集まる
日刊ゲンダイ:2021/11/01
■【遺伝子組み換えコラムvol.1】そもそも、遺伝子組み換え作物ってなんだろう?
生協の食材宅配【生活クラブ】:2018年8月28日
■食料の9割輸入に頼る危険な道 GM・ゲノム食品の投棄場と化す日本列島
長周新聞 2019年10月12日
■大丈夫か…メーカーの要望で農薬残留基準が緩和されていた
日刊ゲンダイ:2018/11/03
■【クローズアップ・日米貿易協定】底抜けバケツに水は貯まらぬ 横浜国大・大妻女子大名誉教授 田代洋一
JAcom 農業協同組合新聞 2019年11月26日
■外資の餌食 日本の台所が危ない
ひっそり可決…多国籍企業のカネ儲けのため「種子法」廃止
日刊ゲンダイ:2018/10/26
■TPP、食の安全に重大な脅威の懸念~添加物、残留農薬、検疫の規制緩和の問題点
Business Journal 2014.03.08
■TPPで押し寄せる外国産食品、
輸入食品はどこまで安全なのか
JBpress 2014.5.23 漆原 次郎
■【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】TPPにおける日米2国間合意は生きている
JAcom 農業協同組合新聞 2022年2月17日
■新型コロナウイルスで大儲けしたビル・ゲイツ氏:次の標的は食糧の種
福岡の経済メディア NetIB-News 2021年12月10日
■【偽・食糧危機】乳牛一頭処分で15万円の補助金、コオロギ食にも補助金
アメブロ penguinのブログ 2023-03-01
■『鶏の殺処分』や『卵の高騰』で闇側は何を狙っているのか
アメブロ これ信じてみないか 2023年02月17日
■【食料・農業問題 本質と裏側】「標的」は日本人?
JAcom 農業協同組合新聞 2020年2月20日 【鈴木宣弘・東京大学教授】
■今こそ食料安全保障を 食料危機が迫るなか、どう対応すべきか
福岡の経済メディア NetIB-News 2023年4月2日 鈴木宣弘
■日本の食料自給率向上を「米国が絶対許さない」訳
米国にとって日本は「食料植民地」となっている
東洋経済オンライン 2022/05/31 青沼 陽一郎
■狡猾なアメリカと無策な日本――食の未来はどこへ向かうのか
『食の戦争 米国の罠に落ちる日本』 (鈴木宣弘 著)
本の話(文春)2013.09.02
■「食の戦争」で米国の罠に落ちる日本
2013年8月22日 植草一秀の『知られざる真実』
■米国の罠に落ちる日本!~「食の戦争」鈴木宣弘著(文春新書)
福岡の経済メディア NetIB-News 2013年9月11日
■「食の安全」は崩壊へ。ついに日本の農業を米国に売り渡す密約を交わした安倍政権
まぐまぐニュース 2019年6月2日
■日本の食と農が危ない!―私たちの未来は守れるのか(上) 東京大学教授・鈴木宣弘
長周新聞 2021年1月16日
■迫る食料危機! 私たちの食と農を守るためにできること㊤ 東京大学大学院教授・鈴木宣弘
長周新聞 2022年11月4日
■『放射線育種米』コシヒカリ環1号 あきたこまちR
■放射線米
■行政が公式発表 始まる『放射線米』の支配
■放射線育種米
■【危険】コストコで買ってはいけない危険な商品
YouTube 2022/10/14
■「絶対食べるな!海外で禁止されている食べ物3選」を世界一わかりやすく要約してみた
YouTube 2021/12/20 本要約チャンネル
■遺伝子組み換え・ゲノム編集という脅威から「我々の食」を護るために
YouTube 2021/11/19 [三橋TV第471回]鈴木宣弘
■【2023年より厳格化】食品から「遺伝子組換えでない」表示が消える前に知っておくべきこと【人と食の大問題③】
YouTube 2020/12/30 大嶋賢洋の図解チャンネル
■食パンにおける農薬「グリホサート」残留調査 by農民連食品分析センター
YouTube 2019/12/21 バーチャルヘルスコーチ はっしー
■コオロキ゛食についての苫米地見解 (2023年4月3日)
YouTube 2023/04/03
■遺伝子組み換え作物 知っているようで知らない 遺伝子組み換え 前編 何のために遺伝子を組み替える? 何が問題?
YouTube 2023/02/09
■日本国民を殺す種子法廃止の正体
YouTube 2018/11/23 [三橋TV第20回]
■まいもく(132)種苗法改正案 何が問題? 東大・鈴木教授に聞く
YouTube 2020/06/04 毎日新聞
■TPP「食の危険」これでは遺伝子組み換えのゴミ捨て場に10/27衆院・TPP特別委員会
YouTube 2016/10/27
■コロナショックの裏で安倍政権が進める種苗法改正とは?
YouTube 2020/04/22
■苫米地英人 山田正彦「種子法廃止が日本に及ぼす影響とは?」
YouTube 2018/07/24
■「農業消滅」の著者が警鐘 「食の安全保障」を確立しなければ危ない食品が日本に集まる(鈴木宣弘・東大大学院教授)
「さかのぼれば対日占領政策に行き着きます。日本の農業をズタズタにし、米国産に依存する構造をつくれば、日本を完全にコントロールできる」
日刊ゲンダイ 2021/11/01
■農業消滅!? アメリカの国家戦略に食い荒らされる「日本の食」
YouTube 2021/11/17 [三橋TV第470回]鈴木宣弘
■株式会社アメリカの食糧戦略…第二の占領政策の実態と売国奴たちの正体(鈴木宣弘X三橋貴明)
YouTube 2021/12/16 (鈴木宣弘X三橋貴明)
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