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この自分

この肉体での
この人生には
必ず来る 終わりがある

それは確実に
いまも刻一刻と 近づいている

ふと この今のまま
終えることへの抵抗が
からだをかすめた


わたしは
何がしたかったのか

ほんとうに
大切にしたいものは何なのか


与えられた奇跡
この尊い いのちを
蔑ろにしたくて
生まれたわけではないだろうと

光の眩さに
目を覆っている
場合ではないだろうと

後にも先にも
自分だけにしか味わえない
この からだ
この こころ
この 人生を
思う存分 味わわなければ
もったいないだろうと…


感じることも
経験することも
出会えることも

すべてが
この自分だからこそ

“自分”を否定する理由は
最初から
どこにもなかった

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