見出し画像

「自民大敗・立民大勝」予想が大ハズレ 3年前の総選挙を覚えてますか?

マスコミは自民が大敗、立民が大勝利するとか言うとりますが。

でも、3年前の総選挙を覚えてますか。

マスコミは、同じことを言っていた。でも、結果は逆だったんです。

ほんの3年前のことです。


2021年10月31日におこなわれた第49回衆議院議員総選挙。

第一次岸田内閣のもとでおこなわれた総選挙です。


FNNは、自民単独過半数は微妙で、公明をあわせても絶対安定多数はあやしいと予想。一方、立民は公示前から30伸ばすと言っていた。

結果は、自民だけで絶対安定多数を確保。立民は増えるどころか13減らしました。


そう、辻元清美が落選した、あの楽しかった総選挙です。

責任をとって、枝野が立民代表を辞任した。

まだ安倍さんが生きていた、あの選挙。


マスコミが予想を大ハズししたことに、みんなびっくりしました。私もびっくり。

いちばん近かった朝日でも、自民の躍進は予想できましたが、立民の大敗は予想できませんでした。

それを覚えていますか?

(マスコミは、不名誉な過去だから、忘れてもらいたがっている)


昨日、そのころの自分のnoteを読み直していて、私も思い出していたところです。

開票翌日から、私は興奮気味にnoteに書いています。


<以下、2021年11月のnoteより引用>

<結果>

自民 261

立民 96

マスコミ予測の答え合わせをしよう。(最も自民に悲観的だったFNNと、最も楽観的だった朝日、それぞれ10月25日の予測)

<自民党について>

FNN  自民党は単独過半数(233)は微妙。公明とあわせても絶対安定多数(261)はあやしい。

朝日 自民党は単独過半数(233)を大きく上回り、自民だけで絶対安定多数(261)を狙える。

<立憲民主党について>

FNN 立憲民主党は公示前(109)から30議席ほど伸ばす可能性。

朝日 立憲民主党は公示前(109)から横ばい。


自民について、FNN(フジ)はもちろん大外れ。最も自民党に楽観的な予測をした朝日が正しかった。

「自民は、政権を奪還した2012年の衆院選以降、国会を安定的に運営できる絶対安定多数(261議席)を確保してきた。接戦となっている74の選挙区の勝敗次第では、今回もこれを獲得できる。」(朝日 10月25日)

その朝日でも、立民は公示前(109)から横ばい、の予想だったから、立民はあらゆる予測を下回ったと言える。

(2021年11月1日note)


辻元氏の落選には驚いた。

2日前に辻元氏批判を書いたが、その時もまさか落選するとは思わなかった。

落ちた人を叩きたくないので敬称をつける。

辻元氏は朝日毎日が育てたような政治家だった。女で、元気がよくて、反自民で。いつも左派メディアに美味しいことを言ってくれる。左派メディアがひいきしてきたと言ってよい。

秘書の問題で前科がついたが、それ以外のスキャンダルを暴かれたことはない(いろいろ噂はあったが)。山尾志桜里なんかとはえらい違いだ。

その山尾が出ていって、当分自分の天下が続くと思っていたはずだが。

参院の蓮舫は、辻元と同じような道をたどってきた。見習ってきたと言ってもよい。朝日の社説をもとに国会質問していると言われてきた。

朝日毎日の耳に嫌なことは絶対に言わない、それが辻元・蓮舫両氏であった。選挙に部類の強さを誇る蓮舫だが、辻元氏の落選を見て、内心焦っているのではないか。

(2021年11月1日note)


今回の選挙、マスコミの世論情勢調査、出口調査も含めて、ほぼすべて外れた。この数年ではいちばんカネと人を使った調査だったはずなのに、だ。

マスコミの世論調査では民意は分からない。実際に投票させないと分からない、ということが証明された形だ。

(2021年11月8日note)


<引用終わり>


繰り返しますが、ほんの3年前ですよ。

あれだけ「もりかけ桜」をやったのに、思うように効かなかった。

左翼マスコミの思いどおりにならなかった。


だから、

左翼を勝たせるには、安倍晋三を消すしかない。

と、そうなったんでしょうね。


選挙から2週間たって、私は、以下のように分析しています。



安倍晋三を旗頭とする「岩盤ウヨク」と、朝日毎日立憲の「岩盤サヨク」の、国会やメディアを舞台にした「対決」を、4、5年間、国民は見せられてきた。

「岩盤」はそれぞれ3割ずつくらいいる、と言われていたけれど、少なくとも「岩盤サヨク」はそんなにいなかった、ということが今回の選挙で証明された形だ。

「岩盤ウヨク」も3割いないと思うけれど、アベノミクスの経済効果を評価ないし期待する層が若者中心にいたので、その分ふくらんで、安倍長期政権を下支えしたのだろう。

朝日毎日(東京)立憲は、「モリかけ桜」で一体化して、コロナ禍が始まっても延々と安倍への「嫌がらせ」を続けた。

安倍の首を獲るなら早く獲ってくれ、できないならさっさと次の課題に進んでくれ、が国民の本音だっただろう。

(2021年11月15日note)



「安倍の首を獲るなら早く獲ってくれ」なんて、不吉なことまで私は書いている。

まさか、その半年後、本当に首を獲られるなんて思わなかった・・

それどころか今は、安倍さんだけでなく、安倍派全員の首を獲るところまで事態がすすんでいる・・(赤旗報道に、全マスコミが従っている)

そして、辻元清美はいつの間にか立民の幹部に戻っている。


非道なテロリストの思う壺になりつつある日本の政治。

岸田まで協力するとは思わなかった。

安倍晋三暗殺によって政権交代が成ったとすれば、クーデター同然です。

こんなことが許されるんですかね。


選挙までまだ3日ある。

あらゆる予想が外れ、また左翼と左翼マスコミが負けることを祈る。



<参考>


いいなと思ったら応援しよう!