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今度の選挙でわかった「国民投票」の必要性

誰も言わないので書いておきたい。なんかエラソーでスイませんね、いつも。

今回の選挙、マスコミの世論情勢調査、出口調査も含めて、ほぼすべて外れた。この数年ではいちばんカネと人を使った調査だったはずなのに、だ。

マスコミの世論調査では民意は分からない。実際に投票させないと分からない、ということが証明された形だ。

だから、国の重要事については「国民投票制度」がある。

しかし、これを一度も実行させないようにしてきたのが、マスコミと「護憲」政党、「護憲」文化人である。

「改憲」というと、9条をやみくもに変えようとしているとか、戦争しやすくしようとしている、とか、すぐそういうことを共産党をはじめとする左派は言う。

しかし、そうではなく、本当の民意を知るためには「国民投票」しかない、という当たり前のことを言っているに過ぎない。

たとえば9条を問うなら、国民投票の結果、「そのまんま9条」であっても構わない、と私は前から言っている。

条文が変わらなくても、それを確認するプロセスが民主主義にとって決定的に重要、というか、そのプロセスこそが民主主義だ。

「改憲」という言葉で誤解を招くなら、これからは「国民投票派」と自称すればどうだろう。

「護憲派」とは、「国民投票回避派」、「本当の民意を知るのが怖い派」、「民主主義やらせたくない派」、なのだ。

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