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「湯快爽快くりひら」跡地に「シャトレーゼ」? ここはお菓子天国(川崎市麻生区)

昨年4月に閉館した「湯快爽快くりひら」跡地に、洋菓子店の「シャトレーゼ」ができる、という記事が出ていた。


それで、自転車こいで、さっそく片平の「湯快爽快くりひら」跡地に行ってきました。


以下のとおり(写真)、まだ建ち始め、といったところ。4月オープンなら、間に合うのでしょうか。

2024年2月20日撮影


同上


この場所(麻生区片平8-1-3)は、「湯快爽快くりひら」駐車場跡地というより、そのさらに横にあった駐車場跡です。(新百合ヶ丘タイムズも、のちに訂正していたよう)

下の2009年のグーグルビューでわかるとおり、もとはただの空き地でした。


2009年の画像。右側の送迎バスが止まっているのが「湯快爽快くりひら」駐車場、左の草の生えた空き地が今回の建設現場。google street view 2009


同じ場所の2019年画像。左の空き地が駐車場になっていた。google street view 2019


「湯快爽快くりひら」の跡地は、まだ手付かず、更地のままでした。



さて、「シャトレーゼ」は、洋菓子界で「ひとり勝ち」とされるチェーン店。

「シャトレーゼ「一人勝ち」のなぜ」という記事が出ていた↓


近年、チェーンの洋菓子店が苦戦を強いられている。コンビニやスーパーのスイーツが価格面に優れ、質も向上しているためだ。不二家は路面店の縮小を続け、銀座コージーコーナーも業績が軟調に推移している。一方、同じ洋菓子チェーンのシャトレーゼは業界の動きに反して著しい成長を見せ、ついに国内外1000店舗を達成した。調べてみると、シャトレーゼがコンビニや他チェーンと直接の競争関係にならない強みが見えてくる。

(スイーツ市場は横ばいなのに、シャトレーゼ「一人勝ち」のなぜ 不二家、コージーコーナーとの違い ITmedia 2月22日)


記事によると、シャトレーゼは、比較的街のはずれに出店し、比較的安いケーキを売る。その戦略が当たっている、とのことです。

シャトレーゼは、たしかにこのあたりにありませんでした。期待したいと思います。


でも、麻生区は、もともと洋菓子激戦区。

「リリエンベルグ」「インフェジュール」「エチエンヌ」など、川崎市内でも、とくに人気洋菓子店が多いことで知られています。


麻生区のお店が3店舗ランクイン! 「川崎市で人気のケーキ店」ランキング


昨日も、たまたまリリエンベルグの前を通りましたが、あいかわらずの長蛇の列でした。

店の前に貼られていた、「ひなまつりケーキ」などの案内だけ写真にとりました。(写真)

リリエンベルグの3月のケーキ(2月24日撮影)


ひなまつりのケーキは4800円。ケーキはどれもおいしそうですが、値段もやはり、それなりですね。

シャトレーゼが安いケーキで対抗すれば、勝機はあるかもしれません。


もちろん、有名店やチューン店以外にも、麻生区にはたくさんの街の洋菓子店があります。

わたし自身は、生菓子を食べるほうではないので、「多すぎないか」と思うほどですが、好きな住民が多く、いい店が多い、ということでしょう。


洋菓子だけでなく、和菓子店もけっこうあります。

この23日からは、地元の小学生が考案した和菓子が売り出されたことがニュースになっていました。


市立東柿生小学校の3年生62人がこのほど、和菓子工房いずみ(王禅寺東)と協働して2つの和菓子を考案し、2月23日(金・祝)から同店で販売することが決まった。和菓子は、子どもたちのアイデアをもとに、同店のオーナー・村磯正二さんが監修、作製。麻生区の木・禅寺丸柿と、地元の柚子を使った和菓子で、村磯さんは「地元の名産品に」と期待を寄せる。
(タウンニュース 2月16日)


こんなに生菓子ばかり食べていたら、太りそうなものですが、あまり太った人は見かけない。

麻生区はご承知のとおり、男女とも日本1「長寿」で知られる地区。

川崎市は「よく歩く都市」日本1であることも、最近発表されました。

名店のお菓子を楽しんで、カロリーをとったら、そのぶん、しっかり運動もしているようで、まことに幸せな街だといえるでしょう。



<参考>


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