書きかけの手帖

心で感じ、頭で考え、今を生きます。そんな中で生まれたnoteたち。1998年生まれの東…

書きかけの手帖

心で感じ、頭で考え、今を生きます。そんな中で生まれたnoteたち。1998年生まれの東北民。

最近の記事

  • 固定された記事

生きる、前のめりに。

noteをしばらく離れて、どれくらいの時間が経っただろうか。 離れていた理由は、特にはない。 忙しかったというのもあるし、習慣として書くことをしていなかったので単純に忘れていたということもある。 何れにせよ、幾らかの月日が過ぎた。 季節は、すでに秋である。 *** コロナのせいか、何のせいか、自分の自信を時たま無くしてしまう。 そんなことがしばし起きては、ちょっとだけズンと気分が沈んでしまう。 そんな負の感情が心に宿る時は、決まって周りの誰かや何かが動こうとしたり

    • 書くことは、植物を育てるようなものだ

      書くということは、植物を育てることに似ている気がする。 何もないまっさらな紙に、何かを書くとしよう。内容はなんでもいい。 最近の出来事、感情、考え、やりたいこと、メモ、いろいろ。 書き始めてみるとわかると思うが、書きながら全然違うトピックが頭に浮かんできたりする。現に、僕はこの記事を書きながら昨日観た映画『オッペンハイマー』のシーンを回想していたりする。人間の脳とはすごいものだ。自然に思考という作業のかたわら、違う思考という作業を始めてしまうのである。なんとマルチであろ

      • 僕は大阪に住んで良かったと思う

        3年ほど住んだ大阪を離れ、東北の地に引っ越してきた。僕の地元に戻ったかたちである。県外で経験を積んでいずれは帰るつもりではいたが、結果としてまあまあ予定よりも早く帰郷した。引っ越しはほとんど終わって、残るは大量の本をどこにしまうかという難題を解決すれば、それでよし。なんとかようやく生活のリズムも生まれつつある。 いわゆる、新生活である。 地元には、車で帰って来た。大阪から3日かけて、ゆっくりと車を走らせた。一気に夜通し走ることもできたが、20代の半ばにもなって無理すること

        • とうとう脱「見る専」か?

          来週にも、およそ2年半を過ごしたここ大阪を離れるのだが、今度こそちゃんとInstagramの発信をしなくてはならないと思うようになった。 というのも、大阪を離れますという連絡を友人に入れたのだが、一部の友人から「ポストほとんどされてないけどインスタで動向チェックするね〜」という話があった。僕はSNSの投稿はずぼらで、まず基本的には投稿しない。だが、遠くの地では「あの人は今何をしているのだろうか」という気持ちでSNSを見ているらしいのだ。 距離が離れていても繋がっている感覚

        • 固定された記事

        生きる、前のめりに。

          人間のパワープレー

          人間はこの地球を古より開拓して今日の都市や街を形作ったこともあって、もうなんでもできるような感覚にあるのだと思う。 なんというか、知恵と技術と力で持ってすれば、乗り越えられないものは何もないという、そんな感覚である。 事実、この山がちな日本だって、知恵と技術と力でなんとかトンネルや線路を引くことでつなげた。 そこに山があれば、穴を開けて通せば良い。 そこに海があるなら、空を飛んで超えていけば良い。 そんな「パワープレー」で人間はこれまで発展してきたところがある。 *

          人間のパワープレー

          「制限」を設けて生活を豊かに

          昨日までは小学校教員であったが、今日からは別の職につく。 とはいっても、いろんな事情でまだ仕事は始まっていない。 つまるところ、僕は今、絶賛「ただの人間」である。 いわゆるニートとも表現できなくはないだろうが、一応やるべきことはしっかりとあるので、やはり「ただの人間」というのがしっくりくる。家にいる時間が圧倒的に長い。引っ越しもあるのでその準備だとか、次のステップへの学習だとか、たくさんやることはあるのだが、時間が無限に感じられてのんびりしてしまう。 人間誰しも、同じ状

          「制限」を設けて生活を豊かに

          長い通勤時間から解放されて

          正直な話、毎日片道1時間半ほどかけて職場に行くのは、きついものがあった。電車に揺られながら読書にふけることができるのは僕にとって大変うれしいことではあったが、仕事が忙しくなると読書どころではなくなり、だいたい寝て過ごした。電車の座席に座れたら万々歳だが、都会の混み具合では毎回そうもいかない。つまるところ、合計3時間ほどの通勤から逃れられた今、僕は心底ホッとしているのである。 *** 4月からは、新しい職につく。そのおかげで、通勤は車を使うことになる。 運転はとても好きだ

          長い通勤時間から解放されて

          ミニマリストに学ぶ

          以前、講演を聞かせていただいたジャグラーの方がいて、その人のインスタをフォローしているのだが、なんでもミニマリストだという。ジャグリングの投稿ばかりかと思えば、その日はなんと自分のお家をあげていた。見ると、確かにミニマリストを極めたようなお部屋。ほぼ何も置いていない、新居の状態がキープされたようなお部屋であった。 ミニマリストも極めると、新居を汚さないままに過ごすことができるらしい。しかしながら、驚くのは11月から住み始めて電気もガスもまだ使っていないとのことだった。あまり

          ミニマリストに学ぶ

          僕たちは常に「本気」である

          率直な話、僕は仕事ができない側の人間である。 やることを先延ばしにするし、 ホウレンソウが遅くなりがちだし、 何よりも手際が悪い。 そんなんだから、人に迷惑をかけがちであーる。 特にこの年度末の忙しい時期になってくると、そんなところが目立つ。 僕ももう26歳。いい歳した大人だ。 そろそろちゃんとした大人にならねばな、である。 *** ちゃんとしようと思えば、ちゃんとするのである。そんなことを思いながらも結局ちゃんとしないから、ちゃんとできていない。よく子どもは

          僕たちは常に「本気」である

          「疲労」といかに戦うか

          しばらくの間、noteの更新が途絶えていた。新年早々に「毎日投稿」の目標を掲げては意気込んでいたが、日々の仕事や生活が優先であるから、どうしても書くことができない日が続いてしまった。人生のターニングポイントも重なり、まあしょうがないなと思いながらこうしてまた書き始めている。 生活や仕事がおざなりになると、体調もすぐれなくなるものだ。とくに睡眠時間。これを確保しないことには、日々のストレスレベルが爆上がりしてしまう。最低でも7時間の睡眠を確保しようと、日々努力した。 寝る時

          「疲労」といかに戦うか

          睡眠時間は足りてますか?

          なんだかんだで、睡眠不足な日々が続いていた。毎日5時間くらいしか寝られていなかったと思う。おかげでこの週末は、ずっと眠気に襲われていた。 これまでにない体験だった。いつも常にどこでだって、目をつむれば寝られそうな状態だったのだ。歩きながらでも寝られそうなレベルである。毎日寝てはいたのだが、少しずつ時間が足りなかったらしい。さすがに危険だなと思って、週末はたくさん寝てゆっくりした。 おかげで今朝はスッキリである。 *** 7時間は寝ないとダメな体らしい。まあ最低ギリギリ

          睡眠時間は足りてますか?

          シンプルな生活を、淡々と

          2月始まりの朝は、静けさとともにやってきた。 出勤と同時に玄関のドアを開けると、珍しく霧がかった街が顔を出す。昨晩は雨が降ったようで、悪いものから淀んだ空気まで、全部丸洗したような雰囲気に包まれていた。曇り空なのにも関わらず、何だか気持ちが良い。僕は晴ればかりが好きな人間だと思っていたが、雨上がりの曇り空の朝もまた、僕の好みらしい。 濡れたアスファルトを踏んで闊歩する。ぽつりぽつりと出勤や通学で行き交う人々。寒さから身を守るように、口元をすっぽりと隠している。もう2024

          シンプルな生活を、淡々と

          「今日の給食って何だっけ?」のつぶやきにみる未来の学校

          教室で毎日のように出てくる一言がある。 「今日の給食って何だっけ?」 学習の途中で急にそんな事が気になる。小学生は、みなそうだ。 一コマずっと集中するなんざ無茶な話で、疲れてくると別のことを考える。お腹がへってきたのも相まって、思考は給食へ。今日は何曜日だからパンだのご飯だの、もう体に染み付いている。 給食が学校生活の楽しみになっているからこそ、そんな一言が毎日出てくるとも言えるだろう。 今日の学校を考えるにあたって、給食は欠かせない要素である。 *** 給食の文

          「今日の給食って何だっけ?」のつぶやきにみる未来の学校

          「ゆとり」づくり

          noteに書きたいことはたくさんあって思いつくたびにメモしているのだが、いかんせんまだ書くまでにいたらない。なぜなら、それらのトピックはこだわって書きたいものたちであり、時間をかけたいという思いがあるからだ。 時間をかけるとすれば、毎日少しずつ書き進めるか、もしくは休日にじっくりと挑むかという選択肢になる。しかし、毎日コツコツと書いたとしても、途中で軸がぶれてしまったり、書きたいことがうやむやになってきてしまったりする。だからやっぱりそういったこだわりのトピックについては、

          「ゆとり」づくり

          見栄っ張り人間

          見栄を張ると、すぐわかる。 言葉の端々に、その欲望が渦巻いている。 話す表情に、その欲望が張り付いている。 話の構成から、その欲望が浮き出てくる。 欲望とは隠しきれないものである。 特にその要望の対象に「お金」が絡んでくると、あからさまなものだ。 まあ、「見栄」と「お金」はだいたいセットであるがな。 *** そんな「見栄」と「お金」の話を聞きにきたわけではなかったのだが、期待はずれもいいところで、そんなはずれくじを引くこともあるものだ。そんな話はだいたい大した話では

          見栄っ張り人間

          ある人へ贈る短歌

          集いたる吉備の里照らす月光をのぞみ今宵も静かに眠れ 2024.01.28 書きかけの手帖

          ある人へ贈る短歌