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【中核派の1984内ゲバ襲撃事件】許すなテロ襲撃 内ゲバ主義を一掃するために (1984年8月15日第四インター日本支部発行のパンフから)
中核派のテロ襲撃―この卑劣なやり口を見よ 七月五日と十四日の未明、三人の仲間が、「中核派革命軍」と名乗る職業的テロリストによって襲撃を受けた。一月九日、十日の両日、東京、大阪、広島で、五人の仲間が同様の襲撃を受けた事件と合わせて、これで中核派の反動的テロ襲撃の被害者は八人にのぼる。 《資料―仲間たちの被害状況》 A君(金属労働者)\頭蓋骨骨折、鼻骨陥没、脳挫傷、脳内出血で重体 B君(印刷労働者)\足の骨折、無数の裂傷、全身打撲で全治二カ月 C君(自治体労働者)\
【911テロ-反テロ戦争開始から20年】読書案内『陰謀論の罠』-「9・11テロ自作自演」説はこうして捏造された (週刊かけはし 2007年12月3日号)
読書案内『陰謀論の罠』 「9・11テロ自作自演」説はこうして捏造された 奥菜秀次 著/光文社刊/1000円 世界の現実に正面から立ち向かおう なぜ単純な「陰謀」論を安易に受け入れるのか 「9・11」は米国の陰謀か? 一瞬にして三千人もの生命を奪った9・11同時多発テロから、六年の歳月が過ぎた。この9・11テロからアフガン侵略戦争、そしてイラク侵略戦争へと至る経過のなかで、9・11発生直後から一部で喧伝されてきた「9・11テロは米政府による自作自演である」とする陰謀論が
【ジェノバG8包囲大闘争から20年】ジェノバ・サミット反対闘争で爆発する怒り - インターナショナルな闘いで資本のグローバリズムを打ち破ろう (週刊かけはし 2001年7月30日号)
G8による虐殺糾弾! 七月二十一日、ベルルスコーニ右翼政権に指示された治安警察部隊が、ジェノバで反サミットデモの先頭にいた青年一人を射殺した。治安警察に警棒で乱打された若い女性が意識不明の重体に陥っている。数百人が負傷したが、警察発表によってもその大半がデモ参加者である。現場で多数が逮捕された。 われわれは、G8とベルルスコーニ政権によるこの虐殺と不当弾圧を、怒りを込めて糾弾する。四月にスウェーデン・イェーテボリで開かれたEU首脳会議反対闘争では、一人の青年が警官隊
不破哲三の恐るべき「科学的理論」 - 「自立と尊厳を守ってきた日本女性の遺伝子」? (週刊かけはし 2002年11月4日号)
「赤旗」(10月21日)に、日本共産党の不破哲三議長が新日本婦人の会創立四十周年のつどいで行った「女性が美しく輝く世紀に」と題する講演が掲載されている。あまりのひどさに、ほとんど信じられない思いがした。 前半は、この間、不破がよく話題にするもので、原始共産主義から階級社会への転換に当たっての母系制社会から家父長制的男系社会への転換、エンゲルスの言う「女性の世界史的な敗北」(『家族、私有財産及び国家の起源』)を、日本の女性は階級社会が始まってもなかなか経験しなかった、という
【911テロ-反テロ戦争開始から20年】なぜ日本新左翼のなかに無差別テロを容認する「ざまあみろ論」が多いのか (週刊かけはし 2001年10月29日号)
帝国主義の戦争政策と真に対決する闘いのために 米英両軍によるアフガニスタンへの侵略戦争=国家テロリズムの全面的発動が始まった。侵略戦争をやめさせ、日本の参戦を阻止する共同の戦線を作り出す闘いは、民主主義と人権を守る闘いでもある。そのような闘いを力強く発展させるために、非武装の労働者市民を殺害する無差別テロへの賛美論や容認論を厳しく批判しなければならない。 新左翼の無差別テロ容認論 九月十一日にアメリカで発生した大規模な無差別テロ事件は、全世界に巨大な衝撃を与えた。た
ジョン・レノンの思い出 - タリク・アリ、「レッドモール」紙による1971年のレノンへのインタビューの抜粋 (週刊世界革命 1981年1月26日号)
昨年12月、ジョン・レノンがニューヨークで射殺された。以下に紹介するのは、第四インターイギリス支部機関紙「ソシアリスト・チャレンジ」の80年12月10日号にレノンの死を悼んで掲載された、レノンとのインタビューと、タリク・アリ同志の追悼文である。 このインタビューは、1971年、当時のイギリス支部機関紙であった「レッド・モール」紙がレノンに対して行ったものの抜粋である。このインタビューをつうじて、今までマスコミでは報道されていなかったレノンの政治的見解をうかがい知ることがで
【911テロ-反テロ戦争開始から20年】無差別テロ=大量殺人擁護で一致する革マル派と中核派 (週刊かけはし 2001年10月8日号)
民主主義を破壊する内ゲバ主義の論理的帰結 たがいに「反革命」「ファシスト」とののしり合いながら、双方で百人もの死者を出す流血の内ゲバを繰り返してきた革マル派と中核派が、今回の無差別テロを賛美することでは「やむにやまれぬ」という表現まで含めて完全に一致してしまった。それは、ソ連・東欧の崩壊による「反スタ」主義の消失と無責任な一国主義がもたらした「反帝一元論」と、労働者民主主義を踏みにじる内ゲバ主義の論理的帰結である。 問われるテロに対する態度 九月十一日のアメリカにお
【相模原戦車闘争】相模原における中核・革マルの内ゲバは利敵行為である (国際革命文庫『革命的暴力と内部ゲバルト』所収 1972年9月20日)
≪九月四日、ベトナム侵略戦争に動員されるアメリカ軍の戦車と兵員輸送車の搬出を阻止する闘争が展開されている相模原において、中核派と革マル派がゲバルトで衝突した。 われわれはこの内ゲバをとりあげて徹底的に非難するものである。この内ゲバはいかに強弁しようとも一点の弁解の余地もない利敵行為であり、戦車を阻止する闘争への敵対であり、闘争にはかり知れぬ損失をおよぼす暴挙であるといわなければならない。 われわれはすでにくりかえしくりかえし、われわれの機関紙『世界革命』紙上で「内ゲバ
【911テロ-反テロ戦争開始から20年】絶望のテロリズムを拒否し、希望を切り開く国際的大衆闘争の道へ (週刊かけはし2001年9月24日号)
九月十一日、ニューヨークとワシントンで、ハイジャックした旅客機を使った大規模かつ残虐な無差別テロが行われた。五千人以上の命が奪われ、数千人が負傷し、何万人、何十万人もが家族や友人を失って深く心を傷つけられている。われわれは、世界社会主義革命によって帝国主義と資本の支配からの解放をめざすという立場から、この無差別テロを心の底からの怒りを込めて糾弾する。 たしかにペンタゴンはアメリカ帝国主義の侵略と戦争の総司令部である。たしかに世界貿易センタービルは多国籍資本の横暴な支配と