KJR

私という人間について問いただす毎日です。

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最近の記事

#18 愛とは永遠なるものだ

あぁ久しぶりに。 すごく久しぶりに。 それはもうとてつもないほど久しぶりに。 慌ただしい人生の中で、自分の頭の中は混沌としている。 日々のタスクと将来の設計図。 クシャクシャに丸められた人生の足跡がよりその区別を難しくする。 ふと一息つく時間もたまには必要だろう。 それは物理的にも心理的にも。 今日は最近出逢ったアートについて書きたい。 いや、殴り書きたい。 私は広島生まれ、広島育ち。 生粋の地方民だ。 いや、類稀なる地方民だ。 「他」とは異なりたい。 「他」数

    • #17 恋愛について

      あんなにも鮮やかだった桜が跡形もなくなり、じめったさと肌寒さがまだ抜けないこの中途半端な季節。 季節というのは不思議なもので、鮮やかなピンク色は心を彩る。 淡い茶色や赤色は心をどこか寂しくさせる。 中途半端な季節には心も中途半端。 なんだか私はそんな気がする。 だから私は待つ。 次の四季を。 燃えるような士気を。 今回は久々のリクエスト企画です。 大学時代の後輩Uのリクエストにお応えして、 恋愛について という大テーマをこれまでの経験から自分なりの解釈で少

      • #16 KJR物語 ~Origin~

        春の声がした。 それは、毎日痛いほど寒かった朝が少し楽になったこと。 それは、目が痒くなり、鼻が詰まり、息をする事が当たり前じゃないと実感させられること。 それは、煩わしい厚手のアウターを着なくてすむこと。 それは、SNSでそれぞれの思い出が詰まった友との写真と文章を見かけ、青春を思い出すこと。 それは、新たなスタートに期待と不安で胸がいっぱいになること。 そんなところから感じる。 暖かいが、どこか切ない。 そんな声がした。 気付けば春です。 読者の一部か

        • #15 2021年のあなたと私

          新年明けましておめでとうございます。 とても大変な年だった2020年が終わり、新たに2021年がやってきました。 今年はどのような年になるのだろうか。 期待と不安が入り混じっている。 どんな年になるか。 そんな事誰にもわからない。 不安だからこそ、 今年はこうやっていくんだ! という新たな決意の元、新年をスタートさせる人がほとんどだ。 それで大して興味もないくせに何となく人に問う、 「今年の抱負は?」 などと言った決まり文句が生まれたのだろう。 あれも

        #18 愛とは永遠なるものだ

          #14 KJR物語 ~origin~

          私は冬が好きだ。 寒くて中々出られない早朝の布団。 伴って遅れてしまう出発。 チャリ通で頬を赤らめて来る友人。 とりあえず「寒いね」から始まる会話。 息が形になる。 そして儚く消えていく。 どこか切ない気持ちにさせる。 そんな冬が私はとてつもなく好きだ。 四季折々の日本の中で過ごしやすい春と秋はなんですぐに過ぎ去るのだろうか。 過酷な状況は長い。 この世の性なのだろう。 私はその極端さが好きだ。 第五話 群雄割拠 70。 体重計は頭を抱えるには十

          #14 KJR物語 ~origin~

          #13 いただきます

          人間は食事をする。 食事をしなければ生きていけない。 当たり前のことである。 では、あなたの前に置かれている料理はどうだろう? 果たして当たり前なのであろうか。 それはもしかしたら様々な巡り合わせや困難を乗り越えて回ってきた奇跡の産物なのかもしれない。 ある日の私の休日の昼食はお弁当だった。 それは、母が買い物帰りに 「お気に入りのお弁当屋がある」 と、お弁当よりも手料理を食べたいと思っていた私のわがままを蹴散らすように買ってきたお弁当だった。 「まぁええか」

          #13 いただきます

          #12 KJR物語 ~Origin~

          私は自転車が好きだ。 車の免許も手に入れた。 原付もある。 人はいつの間にか文明の力にあやかり、その凄まじいまでの快適さにまるで理性を失ったかのように身を委ねる。 気に食わない。 まるで当たり前のように、それが正解であるかのように。 腹立たしい。 他人の決めた当たり前なんてクソくらえだ。 人々は忘れてしまったのだろうか。 涼しい風に吹かれ、時に猛暑にさらされながらも、自らの足で車輪を回し、車体に推進力を加えながら見る、朝日や夕焼け、星空の美しさを。 快適であることよりも

          #12 KJR物語 ~Origin~

          #11 KJR物語 ~Origin~

          お久しぶりです。 noteを書く暇もないというのは嘘ですが、取り組んでいた課題がひと段落したのでそろそろか?と思い、埃を被っていたこのnoteの続きをまたちょこちょこ書いていこうかと思います。 そして、我が家の愛犬モナちゃんが1歳の誕生日を迎えた。 彼女の散歩をするのが実家に転がり込んでいる今の私の役目の一つである。 彼女はまさに自由奔放。 あっちに行ったりこっちに行ったり好き勝手に歩き回る。 行きたくない方向に引っ張ろうとすると足の肉球全部ズル剥けるのではないか

          #11 KJR物語 ~Origin~

          #10 KJR物語 ~Origin~

          暑い夏が近づいています。 私は一年ぶりくらいに夏を日本で迎えようとしています。 夏は好きです。 汗を沢山かいた後のシャワー後がたまらなく気持ちいいし、どんどん黒光っていく私の肌がなんだか保育園の時に作った泥団子を磨いた後みたいで。 そんな暑い夏に向けたノンフィクションです。 連載2つ目です。 よろしくお願いします。 第二話 継続は力なり 蛙の朝は早い。 6時に起床する。 何故こんなに早いのか。 理由は一つである。 大海で生きていくことを決めたからには一刻

          #10 KJR物語 ~Origin~

          #9 KJR物語 ~Origin~

          いつも大事なことは振り返って気づく。 その瞬間には気づけない。 だが、振り返って遅れて気づくことにもきっと意味がある。 まだ間に合う。 そう思えればそれでいい。 今回からKJR物語~Origin~を連載します。 打ち切りもあり得ます。 全ては読者次第ですね。笑 1話 井の中の蛙大海を知らず 「ああ。今日もか。」 灼熱の太陽の元、今日も親父の背中の後ろをついていく。 片手にはサッカーボール。 物心ついた時には親父の草サッカーの試合と練習に連いて行くのが当たり前の日

          #9 KJR物語 ~Origin~

          #8 SLAM DUNK

          諦めたらそこで試合終了ですよ。 とある先生が言った。 とても有名なセリフ。 「SLAM DUNK」 「ドランゴンボール」や「るろうに剣心」を抑え、少年ジャンプの全盛期1990年代の看板マンガとして、今もなお語り継がれる伝説のバスケットボールマンガである。 今日は毎日お家生活が続くあなたに私のおすすめを紹介するコーナー第一弾。 主人公は並外れた身体能力を持つヤンキー桜木花道。 物語は彼がある女性に恋をしてバスケットボールを始めることから幕を開ける。 このマンガの

          #8 SLAM DUNK

          #7 The Majority World

          2分の1成人式というイベントをご存知だろうか? 子供が二十歳の2分の1である十歳になる時に、親に感謝の気持ちを伝える、特別な参観日のような学校行事らしい。 親にとって今まで育ててきた息子や娘が立派に育っていることを感じることができる1つの大事な節目イベントである。 子供からの 「おとうさん、おかあさん、いままで育ててくれてありがとう!」 は威力抜群で、感動間違いなしの涙腺崩壊イベントだそうだ。 このイベントのことを私の友人Kが話してくれて、私は素直に思

          #7 The Majority World

          #6 生きるとは

          簡単すぎる人生に生きる価値などない。 果たしてそうだろうか? そもそも生きることに価値などあるのだろうか。 こんなこと考えなくても生きていける人間とは幸せなものだ。 だが、一度疑問に感じてしまったが最後。 死ぬまでこの問いにとり憑かれ続けるだろう。 この問いはこれまで解いてきたどの学問よりも難しい。 たぶん女心とやらと同じくらい難しい。 もしかしたら世の男性は一生理解することはないのかもしれない。 (世の女性の皆さん、許してください) 今日は大学時代からの友人A

          #6 生きるとは

          #5 ブランディングマン

          「お前っていつもそんな感じなん?」 幾度となく浴びせられたこの言葉。 プラスなのかマイナスなのか。 考えるが答えは出ない。 そして、 「ちゃうがな」 と私は答える。 「いつも同じような感じの人間がどこにおんねん」 と声を大にして言う委員会会長が私だ。 「ブランディング」という言葉をご存知だろうか? ブランディングとは ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略。 (wikipediaから引用)

          #5 ブランディングマン

          #4 VSそれ

          閑散とした街。 在庫のないスーパー。 咳一つしようものなら周りから白い目が向けられる。 数ヶ月前、誰がこんな世界を想像したであろうか。 「それ」は全世界を瞬く間に先の見えぬ闇へと放り込んだ。 毎週月曜 日本時間20時配信 「NOTE×KJR」 今回は特別配信 (誰も待ってない) 私は当時他所の国の出来事だと思い、これから始まる自らの新生活に心を躍らせていた。 渡豪した当初、私は綺麗な街並みと豊かな自然が混在し、そして何より人間味溢れるオーストラリアの人々に心を震

          #4 VSそれ

          #3 一番辛かったこと

          彼の有名なエイブラハム・リンカーンはこう言っている。 あなたが転んでしまったことに関心はない。 そこから立ち上がることに関心があるのだ。 今回は大学時代の後輩Nさんのリクエスト「一番辛かったこと」について書いていきたい。 先日ある記事で知ったのだが、 人間は幸せな記憶よりも辛かった記憶の方をより強く記憶する生き物らしい。 であるにも関わらず、 辛い記憶を呼び起こそうとするもすぐに思いつかなかったというのが本音だ。 私の忘却癖は人の真理をも覆すようだ。 しかしながら

          #3 一番辛かったこと