#15 2021年のあなたと私
新年明けましておめでとうございます。
とても大変な年だった2020年が終わり、新たに2021年がやってきました。
今年はどのような年になるのだろうか。
期待と不安が入り混じっている。
どんな年になるか。
そんな事誰にもわからない。
不安だからこそ、
今年はこうやっていくんだ!
という新たな決意の元、新年をスタートさせる人がほとんどだ。
それで大して興味もないくせに何となく人に問う、
「今年の抱負は?」
などと言った決まり文句が生まれたのだろう。
あれもあれでそれなりに鬱陶しいけど、
人に聞いといて、
ふーん
で済ますやつなんなん。どついたろうか。
と思ってしまうと私の中のリトルカジが言っていたので、相槌はしっかりうっときましょう。
2020年をもって日本の平成を彩ったスーパーアイドル「嵐」が活動休止した。
私は嵐がそれなりに好きで、「ひみつの嵐ちゃん」や「嵐にしやがれ」などの番組は録画して見ていた人間である。
ラストLiveを含む彼らのパフォーマンスも非常に素晴らしくて感動した。
嵐の活動休止は非常に残念だが、嵐側から見るとこの休止は非常にポジティブなことだと思う。
なんなら彼ら個人にとっては嵐をここで解散してしまった方が良いのではないか。
とまで思う。
彼らは40歳を目前に控え、新たな世代が台頭してくるであろう年齢に差し掛かっている。
そんな彼らが新たな波にのまれず、もうひと伸びするには、劇的に環境を変える他ない。
非常に理にかなっていると私は思う。
とTVを見ていた母に言うと、
冷たい人。
と冷めた顔で呟かれた。
ここで話は戻る。
決意新たに新年を迎えたあなた。
そこで衝撃的ではあるが、
その決意、無駄らしい。
というのも、大前研一という経営コンサルタントの方の指摘で人が変わる方法は以下の3つに絞られるという。
1、時間配分を変える。
2、住む場所を変える。
3、付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人は変わらない。
最も無意味なのは、
「決意を新たにする事だ」
と、語っている。
そもそも人は自分の意思を自分自身でどれほどコントロールできる生き物なのだろう。
ここで、面白い研究を2つ紹介する。
ハーバード大学の「肥満は伝染する」という研究において、太った人が周りにいると2~4年以内に肥満になる確率が最大で171%も増加するというものだ。
原因は近くにいる人と知らず知らずのうちに食の好みが似てくることにあるらしい。
確かに私の最も仲のいい友人は大学時代好んでとり五目のおにぎりを食べていた。するといつの間にか好きでもないのに、第一志望のおにぎりがない時にとり五目を選ぶ自分が作り上げられていた。
当時は友達の少ない友人が私を自分だけの物にしようと企んだマインドコントロールの一種かと思っていたが、そういう背景があったのなら今は納得できる。(思い込みがすごい)
もう一つ面白いデータがある。
アメリカ軍の50%が戦時中、戦争の辛さから麻薬を使用していた。そのうち20%は深刻な麻薬中毒に侵されていたという。
ここで問題だが。
戦争が終わり、アメリカに戻った退役軍人のうち何%が麻薬を使用し続けたのだろうか…
答えはわずか1%だ。
結局人間は環境の奴隷なのだ。
このことから、大前研一さんの言うことにはある程度信頼性のあるエビデンスがあると言える。
本気で今年は自分を変えようと思うなら、
環境を変えることをお勧めします。
毎日無意味にInstagramを徘徊する時間はどれだけあるだろうか?
住み心地の良い環境で甘えてはいないだろうか?
好きではない人と無理して付き合う時間は本当に必要だろうか?
2021年。
私はその3つの全てを大きく変化させます。
さぁ、
2021年のあなたは?
P.S.新年のおみくじ毎年大吉なんだけど、体感的には毎年小吉くらいで、むしろそっちの方がなんか伸び代ある感じがして嬉しくなってしまっているので、もう大吉もおみくじ掛けに結んで帰ってます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?