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【海外】わざわざ現地に行って「Webの仕事」をする意味とは

リモートワークの技術・サービスが発展していった結果、Web系の仕事は本当に世界中どこでも、いつでも働けるようになっていっています。

遠く離れたクライアントから仕事を請け負う場合でも、自宅から作業が出来たりするわけですね。


ですが、わたしはあえて「クライアントが海外在住の場合であっても現地に赴き、長期間滞在しながらWebの仕事をする」ことを重要視しています。

「旅するWebマスター」という肩書を掲げているのも、このこだわりからです。

この記事では、なぜわたしが現地に赴き、現地で働くことを重要視しているかを説明していきます。


1.現地に行かないと得られない情報が山程ある

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これが最大の要因なのですが、特に海外案件の場合は「現地でしか得られない情報」が山程あり、それらすべてをWebを通して理解することは不可能です。

現地の情報は、ある程度であればオンライン会議などを使った会話やGoogleストリートビュー、様々なサイトから得られると思いますが、実際に自分が来て・見て・体験した情報に比べると雲泥の差です。

現地の文化や気候・風土、価値観、地理、人の流れや街の様子など、すべて肌で感じなければ正確な情報はキャッチアップ出来ません


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極論を言うと、Web上だけで完結して立てた戦略と、現地の温度感をリアルに体感した後で立てた戦略では、後者の方が圧倒的に精度もパワーも高いです。

現地に根付いた事業を展開されているクライアントの場合は、まず行ってみて、自分自身がサービスを体感しつつ、周囲の様子を肌で感じてみるのが最も良いことだと思います。


2.来る必要はないのに「わざわざ来る」という差別化

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前述の通り、Web系の仕事は自宅からでも十分出来る世の中になってきています。
だからこそ、「現地にわざわざ行くWebクリエイター」という差別化ポイントが生まれるわけです。

あなたが仕事を発注する側のクライアントとした場合、会いに来てくれる発注先と、ずっとリモートでやり取りしている発注先、どちらの方が印象が良いでしょうか?
(まぁリモートでもメチャメチャ仕事が出来る人間なら話は変わってくるんですがね…)

特に、移動距離は長ければ長いほうが「会いに行く難易度」が高くなるのでオススメです。


3.クライアントと時間を共有することが出来る

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メール・LINEのやり取りやオンライン会議などでは、クライアントの真の要求・欲求が測れないことがままあります

実際に直接お会いして、クライアントのことをよく知り、反対に自分のことも知ってもらうことがコミュニケーションにおいては重要です。

相互理解においては、やはりオンラインよりもオフラインの方が良いですね。

單純に仲良くなれた方が新しい仕事に繋がるかもしれませんし、利害関係の一歩先を行く関係値も築けるかもしれませんね。


4.現地の文化を学ぶことが出来る

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特に海外案件の場合なのですが、日本とは全く考え方や価値観が違う国に長期的に滞在することで、その国の文化を学ぶことが出来るのも個人的なポイントです。

やはり、単なる観光や旅行では、その国の文化を理解するというところまでは行かないんですね。

「多様性・ダイバーシティ」を受け入れるためには、まずは多様な文化や価値観が存在することを理解することが必要ですし、自分の考え方や生き方の枠を広げ、選択肢を増やす上でも重要な行為だと思います。



ということで、実はわたしは今日本を離れて、タイに居ます
(3月20日深夜の飛行機で帰ります)

ゴーゴー前

(切羽詰まりすぎて、歓楽街のど真ん中で仕事をしたりしていました)

タイ・パタヤで事業展開をされているクライアントのWeb事業をお手伝いするにあたり、今回で2回目の訪問(前回は2020年1月末)となりましたが、やはり現地で仕事をした方がアイデアの幅も広がりますし、関係性の構築にも繋がることを実感しています。

「世界中どこでも、いつでも仕事が出来る」ということが一番の理想のように語られますが、個人的には「その地域の仕事をするなら、その地域に長期間滞在して仕事をする」ことが一番の理想だと思っています。

リモートワークを理想の生き方とする方は、一つの参考にして頂ければと思います。


また、「すでにこういう生き方をしてるよ!」という方は、わたしのnoteやTwitterをフォローして頂けると大変嬉しいです。

個人的にはそういった繋がりはどんどん増やしていきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。


あとは、帰りの飛行機が飛ぶことを祈ります…

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