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筋トレ拒否反応にお困りの方

ツラく長い道のりである筋トレ。
その地道で成果が出るまでに時間がかかるこの行為に、情報の溢れる今でも多くの方は拒否反応を示しがちかもしれません。
現に格闘技ジムでも、筋トレというと表情を曇らせる人も少なくありません。
「ある有名選手は筋トレはしないと言っていた」「カラダを固くしたくない」「動きを鈍くしたくない」など、その言い分はそれぞれあります。しかしその元となる認識のほとんどが、遠い過去に囁かれた根拠のない俗説である場合が多いです。

例えば筋トレはカラダが固くなるというものですが、実際は柔軟性が向上することこそあれ、柔軟性を失うことはありません。
固くなるとしたら、筋肉痛が1週間近く続くような高強度過ぎるトレーニングや可動域の一部のみ使ったトレーニング(浅いスクワットや浅いベンチプレスのような)は動きが固くなることがあります。
ですがこれも、適正な強度とフォームさえ守っていれば心配はありません。
あるいは、筋肥大をし過ぎるところまで頑張れば、物理的に腕などが曲がり切らないということはあるでしょう。
ですが、そこまでデカくなるのは至難の業ですし、可逆性の原理がありますからやらなければ元のサイズには戻ります。

スピードを落としたくない場合は、しっかりと技術的な練習を行いながら筋トレを実施することです。
筋トレは、いわばエンジンを大きくすることに似ています。
バイクで例えると…50ccのバイクが急に400ccになっていたら、小回りの効かなさや重さに戸惑うことになるでしょう。
それが、段階を踏んでエンジンの馬力を利用できるとどうでしょうか?
そのスタートダッシュや加速の素晴らしさに、もう50ccには戻れないくらの爽快感を感じるかと思います。(実際のバイクは原付の利便性もありますけどね)

カラダを大きくすること、カラダを使いやすくすること、ダイエット、部分痩せ、競技能力アップとさまざまな目的が筋トレにはあります。
その全ての方法は別のものとなりますし、関節や可動域、性格的な部分などを考慮すると個々にそれぞれ合った方法があります。
有名選手が取り入れているトレーニング動画や有名トレーナーの紹介しているトレーニングは、実はとても限定的なものなのです。

ストレッチは毎日やっても構いませんが、週に1、2回の筋トレを取り入れることで、パワーも活力も俄然アップします。
精神面と関節の安定も見込める筋トレを、是非取り入れてみてください。
強度の設定や、ケガなく効果をアップするためフォームのチェックはとても大事ですので、初心者にこそパーソナルトレーニングをお勧めします。

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