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いやなこと苦手なことから考えるのも大事。

やりたいことは?やりがいは?とかを考えるときって、好きなこと得意なことできることから考えるのが多い。

好きなこととか得意なこととかできることとか、そういうの考えたり思い出したりする方が楽しいもんね。
そこからつながることの方がおもしろそうなはずだもんね。

だからそれはそれで正しいと思うんだけど。

でも、たったひとつだけでも、どうしても耐えられないことがあったら、いくら好きとか得意とかでも無理じゃない?

好きとか得意とかできることとかから考えるとき、「何をするか」「どんな成果がほしいか」というような内容になることが多いと思う。
こんなことをしたい、こうなりたい、こんな未来をつくりたい、というような。

それは、やりたいことの方向性や軸になるものだとは思うのだけど、やり続けられるにはほかにも必要なことがある。
どうしても受け入れられない、耐えられないようなことがないこと。

当たり前のことだけど、「何をしたいか」を考えるときに、細かいことイメージしてないと抜けてしまうところでもあると思う。
「何を」の部分でなく、「どういう風に」「どんな状況で」「どんな人と」「どんな場所で」の部分とか。考え方や大事にしたいことが合うかどうかとか。

好きで楽しくてやりたいというようなポジティブな感情って、すごいエネルギー源になるけど、ネガティブなエネルギーを振り払えるほどって相当の強さが必要だなと思う。
多少の気にいらないことや合わないことは、どうしてもやりたいとかめちゃくちゃ好きだとかで乗り越えられたりもするけど、ずっと続くと耐えづらくなる。根本的に受け入れられないようなことだと、好きだからと乗り越えてみようとしてもストレスになったりする。
だから、そういうところがないように、って考えておくことは大事。

ただ何かをやるというだけなら、そのときの楽しさやよさや得かどうかとかで決めてもいいと思うけど、仕事とか暮らしの中での何かとか自分がやりたいこととか、自分の人生の中で長く組み込まれていくようなものは、「いやでないこと」も重要だと思う。
自分が何が苦手でいやで、どこまでならなんとかなってどこからがNGか、知っておくのがいいと思う。

やりたいと思ったのに、好きだと思ったのに、できなかった合わなかったというのは、詳細把握していないとか認識ずれとかもあるとも思うけど、そういうところに理由があったりするとも思うので。

いやなこととか苦手なこととかから、制限や条件などから考えるようなのって、ネガティブな感じにも思うけど、自分を大事にするのには、自分によいものを増やすだけでなく、自分がいやなものを減らすのも必要だと思うし、だからそこを意識してみたらいいと思う。




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