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長さ約1mのお箸を使ってご飯を食べる経験について

玄浄です(^^)
みなさんは長さ1mのお箸を使って、ご飯食べたことはありますか?1mって結構長いですよね。
調べてみると身近なものでいうと、野球のバット、ギターの全長が約100cmくらいらしいです。
ちなみに野球のバットは公認野球規則で長さ106.7cm以下とされているとのこと。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
今回は「三尺三寸箸」というお話しについて取り扱っていこうと思います。
「三尺三寸箸」は仏教の教えが詰まった物語の一つで、最近知って感動したのでシェアしたいと思います。
ざっくりとした内容はこんな感じです。

ある人が地獄と天国に見学に行くことになった。地獄の食事は豪華だが、箸が三尺三寸(約1メートルくらい)あって、なかなか自分の口に食べ物を運べず、イライラしている。
一方、天国にも同じように豪華な食事と長い箸がある。天国にいる人達は、箸で食べ物をつまんだら向かいの人に食べさせてあげることを皆んながやっていて、皆んな幸せそうにしている。

豪華な食事と、使う道具は同じなのに、どんな人がいるか、どんな心の人がいるかで、その環境が変わってくることを意味しています。

現実でいうと、貰うことが当たり前になって自分のことばかりに目を向けている人と、相手の為に与えようとしている人にあたるのかなと考えました。また同時に書いていて、自分はどっちの心持ちで普段、人と接しているだろうと考えました。正直、私自身も今書きながら耳が痛い話だなと思っているので、まだまだ自分も与える姿勢をとることに関してはのびしろがあるなと思ってます。

また一方で、「自分自身を満たしていないのに、
相手に与えることはできない」と言う声もあると思います。
正直、そうだと思います。私もそうです。苦しい時、焦っている時、どうしても自分の事だけで精一杯になると思います。色んな人とコミュニケーションをとっていったり、本を読んだりしていく中で、分かったことがあります。
それは、

「まず自分を満たすこと。そのあとに相手を満たすこと」

これは恐らく原理原則の変わらないものだと思います。有名どころでいうと、累積納税額の合計の日本記録をもつ、斎藤一人さんや、200万部以上のベストセラーとなった水野敬也さんの本『夢をかなえるゾウ』の中のガネーシャさんも語っています。(本の中のキャラクターですが、尊敬しているので、さん付けしてます笑)

自分のコップに水が入っていないと、
目の前の相手のコップに水を注げないのと同じで、まずは自分が満たされる必要があります。
受け取る方の目線になっても、カラカラで今にも倒れそうなくらいになっている人から、水を注いでもらっても「いやいやご自分でまず飲んでくださいよ」ってなると思います。

では、どうやって自分を満たしていくか。
答えは、本『夢を叶えるゾウ』の中に書いてありました。
目の前の幸せなことを見つけるということでした。もっと具体的にいうと「このご飯おいしいな」「温かい家に住むことができて幸せだな」「今回も面白いアニメ始まりそうで楽しみだな」など小さなところでもいいので目を向けることで自分を満たすことができます。そして、その状態になってから初めて目の前の相手の為にできることはないかと探すことができます。

改めて整理すると、
目の前の幸せで自分を満たす→相手を満たす(与える)です。

今回は、「与えること」と「満たすこと」について取り扱いました。そして私自身も普段の生活で人に対する姿勢について見直す機会になりました。この記事を読んで、少しでも自分を満たすことが上手になる人が増えて、そして一緒にたくさんの人に与える姿勢を持つ人が増えたら幸せです(^^)

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。コメントやDMもお待ちしてますので、より詳しく聞きたいなどありましたら、ご連絡ください。感想もお待ちしてます。

次の投稿もお楽しみに♪


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