甲斐真樹 | イー・エージェンシー

1995年 前身の会社となる有限会社ジャパンサーチエンジンを京都で創業。1999年 株式会社イー・エージェンシー設立。会社経営27年、経営はやればやるほど奥深い。

甲斐真樹 | イー・エージェンシー

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    「くうねるあそぶ。」と「24時間戦えますか?」

    ふと思い出した対照的なキャッチコピー「くうねるあそぶ。」 今から34年前の1988年、大ブレークしたTVCMのキャッチコピーです。 昨晩、元同僚とご飯を食べていたら、ふと頭に思い浮かんだのですが、34年も前に「生きる上で大切なこと」を糸井重里さんは指摘していたんだなぁと感動しました。   1988年といえばバブルによる好景気で経済が大きく拡大し、日本は絶好調だった頃です。 同じ年に、これまた有名なキャッチコピーで「24時間戦えますか?」と歌うTVCMも大ブレークしました。 当

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      • リモートワークの副作用対策に取り組む!

        (2022年8月1日更新:ワーケーションのリンクを追加しました。) 前回はリモートワークの副作用についてお話ししました。 最近、僕が気になっているのは社員の運動不足ですが、もちろんそれだけではありません。 一昨年、コロナ禍をきっかけにリモートワークを採用した時点から、様々な副作用を解消する取り組みを始めました。 人事や広報、ITシステムなど、管理部門のチームと協力して続けています。 まだまだ改善の余地は多いですが、何事もまずはチャレンジという気持ちで、解決に向けて取り組

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        • リモートワークの副作用に注意!

          リモートワークを採用して3年目になりました。社員の大半は在宅で働くようになり、普段のオフィスへの出社率は10%前後です。 通勤時間がなくなり、趣味や運動に使える時間が増えました。在宅なので、家族との時間も増えました。 社員のみんなからも、リモートワークは単に働く場所を変えただけでなく、働き方や暮らし方をも大きく変えた、という前向きな声をたくさんいただいています。 リモートワークを全面採用して本当によかったと思います! ただ、副作用もあります。社内アンケートの結果にも出ていま

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          • 自分自身の「常識」から逃げ出す

            真面目な人が多いです。真面目なのは良いことなんですが、生真面目すぎるとでも言えばよいのでしょうか。そのせいか社会全体に寛容さや遊び心がなく、昔に比べて窮屈に感じることが増えてきたように感じています。 さて、そこにあるのが「常識」です。 以前noteにも書きましたが、僕の仕事人生は逃げることから始まりました。 当時の僕は非常識な人間だと思われていましたし、僕自身もそう思っていました(笑)。 でも、その後、逃げて逃げて必死で逃げているうちに、幸運にもその道が自分の仕事にな

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            • これからは「失敗」することが仕事

              以前、A/BテストツールのOptimizelyという商品を扱っていました。その開発元の会社の文化に「実験文化」というものがありました。A/Bテストツールの会社らしく、正解を議論するより、失敗してもいいからどんどんチャレンジしていこうという文化です。それが社員の行動にも表れていて、とても風通しのいい会社でした。 A/Bテストツールの運用では、人間はたくさんのアイデアをA/Bテストツールに投入します。議論を重ねて一つの正解を出そうとするよりも、思いつく限りのアイデアをどんどん投

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              • 「さぶみっと!」というサービス名の由来

                イー・エージェンシーの自社サービスには、名前に「さぶみっと!」を冠したものが多いです。 「さぶみっと!」って何ですか? 時々そう尋ねられることがあります。 僕は1995年に「Japan Search Engine」という検索サービスで会社を設立しました。当時は後から後から検索サービスが立ち上がり、僕が開始して一年くらいたった頃には、主要なところだけでも10以上のサービスがありました。 この頃の検索サービスは、まだ世の中のホームページの情報を自動的に収集することができません

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                • このあいだ、Facebookライブをやってみて実感したこと

                  今年2月からSNSの運用を再開して4ヶ月。 Twitterは新しい人と出会う場、Facebookはこれまでご縁のあった方々とさらにご縁を深める場。 ざっくりとそんなふうに意識して情報を発信しています。 そんな中で、実はFacebookには予想以上に可能性を感じています。 Twitterの方が利用者が多く、Facebookは最近利用者が減っているとも聞いています。 それでも、早くからFacebookページを持っていたこともあって、かなり昔からお付き合いのある方々とも繋

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                  • 笑顔でいること

                    経営者の大事な役目は、いつも笑顔でいることだと思ってます。 あくまで僕の考えですけど、特に今の時代はとても重要な役目だと思ってます。 時々、笑顔を忘れて、しかめっ面になってることもあるかもしれないのですが、大体、普段、笑顔でいられるように心がけてます。 笑顔なんて大した意味もないように思われますが、経営者が笑顔であれば、みんなの表情も明るくなりますし、前向きにもなりやすい。仮に何か言いにくい問題があっても、相手が笑顔なら相談もしやすい。 社長は1人、社員のみんなはたくさん。

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                    • 甲斐くん、社長は文鎮やで

                      20代の頃は、京都リサーチパークのベンチャー企業向けのスタジオ棟という建物に入居してました。 スタジオ棟には、先輩経営者のベンチャー企業もいくつか入ってまして、社会人経験もない僕にとっては、先輩経営者との立ち話は、経営を学ぶ大変貴重な機会でした。 ある日、ひと回りぐらい年上の先輩経営者との立ち話の最後に一言いただきました。 「甲斐くん、社長は文鎮やで。頑張りなぁ。」 この一言は今でも心に深く残ってます。書道をするとき、文鎮がないと字は書けないですよね。文鎮があってもグラ

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                      • 社会に出たばかりの若者に伝えたい。キャリアとは何か?

                        何年か前、若手の社員たちと焼肉に行った時に、「甲斐さん、これからのキャリア設計について教えてください。」と聞かれたので、「長年の友人こそキャリアだと思うよ」と答えました。 そこにいたみんなは、どんな知識を身につけたり、どんな経験を積んだり、どんな専門スキルを身につけると良いかみたいな返事を期待していたようで肩透かしにあったような顔をしてましたけど、いや、長年真面目に仕事してきてしみじみ思います。僕にとっては長年の友人こそキャリアであり、財産です。 大学を出て、すぐに会社を

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                        • パーソナライゼーションエンジン部門で日本一

                          さぶみっと!レコメンドが一位に ITmediaさんの調査によると、5月パーソナライゼーションエンジン部門でイー・エージェンシーのさぶみっと!レコメンドが他のサービスを押しのけて1位になったとの調査を発表していただいたようです。 記事によると「さぶみっと!レコメンド」が先月から12件増えて937アカウント。対し、先月1位のサービスが8件減って928アカウントで、遂に僕らがトップに立てたという次第です。 ただ、実際、当社で発行しているアカウント数はさらに多く、それは他社さん

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                          • わらしべ長者の経営戦略

                            何回かに分けて、イー・エージェンシーのお金がないなりの経営についてご紹介させていただきました。 投資資金の集まりやすいデジタル業界では比較的めずらしい経営をしてるのではないかと思ってます。 わらしべ長者という昔話があります。 運のない貧しい男が観音様の助言により、わらしべを手に旅に出ます。旅の途中、男はさまざまな人に出会い、手に持っていたわらしべとみかんを交換し、みかんと反物を、反物と馬を、そして最後は、馬に連れられ、男はお屋敷を手に入れ、見ごと長者になるという、有名な昔

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                            • だんだん見えてきた勝ちパターン

                              GAリセラー立ち上げの成功体験を得た僕らは、次はA/Bテストの代表格だった米国Optimizlyのリセラーにも挑戦しました。こちらも、ウェブ制作会社で培った導入力・活用力を武器に契約数を伸ばし、GA以上に短期で軌道に乗せました。 現在は、GoogleのA/Bテストツール、Google Optimizeに注力することになりましたが、この経験から他社のSaaSプロダクトのリセラーとして、サブスクの事業を立ち上げると言う僕らなりの勝ちパターンができたかと思います。 今思いますと

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                              • 自社開発にも拘らない

                                SaaS事業を伸ばすため、三つ目に取り組んだのは、他社が開発したSaaSプロダクトを担ぐ、「リセラーになる」という方法です。 前回お話した通り、僕らの自社開発のSaaSプロダクトは中小企業向けがメインでしたが、ウェブ制作事業部門の顧客層は大手企業がメインでした。経営的にはできれば、ウェブ制作事業のメンバーが提案しやすい大手企業向けのSaaS プロダクトのラインナップが欲しいと考えていました。 ところが、大手企業向けのSaaS プロダクトには大きな開発体制と膨大な開発期間が必

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                                • シンプルな商品設計は、その後のコストを削減できる

                                  前回は、OEMの取り組みをご紹介いたしました。OEM先のパートナー様には本当に感謝しております。 さて、二つ目の取り組みは、SaaSプロダクトの商品をシンプルな設計にしたことです。 中小企業さんをターゲットにし、ITが苦手な方でもすぐに簡単に使えるシンプルな商品設計にしました。 当時の本音で言えば、早期に収益構造の転換を目指す上でも、月々数十万円ぐらいの単価の高い大手企業向けの商品をリリースしたいという思いもありました。ですが、大手のご利用者様のニーズは幅広く、そのニーズ

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                                  • ”最初から全部やらない” という割り切り

                                    SaaS事業を軌道に乗せるにはそれなりに資金が必要です。ですが資金がないなら、ないなりにやりようもありました。 (SaaS事業立ち上げ当時の苦労は過去の投稿にも触れてます。もう2度とやりたくない「デスバレー」もご覧ください。) 今日は僕らが資金がない中、SaaS事業に取り組んできた僕らの試みをご紹介します。「SaaSビジネスに取り組みたいけれど資金はない」そんな方には多少の参考になるかもしれません^^。 ポイントは「損益分岐点を越えるまでのデスバレーを如何に小さくするか。

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