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素人チームで広報を復活(続き)

成果は出ているのか?

素人チームで広報を復活して、まだ一年も経ちません。
まだまだ始めたばかりです。

もちろん、このような広報活動で成果は出せるのかと聞かれます。
認知が広がっているのかどうか?
好感度が上がっているのかどうか?
お問い合わせや売上に繋がっているのかどうか?

数字で示せれば良いのですが、正直に言って未知数です。
ただ、認知を広げて新しい接点を作るにしても、カッコつけたり、昔からの接点を疎かにしたりしていては、深い関係性など築いていけるとは思えません。

それで、課題だらけだった昔のイー・エージェンシーの姿を古いメンバーに忌憚なく語ってもらったり、良いところも悪いところもある今の等身大のイー・エージェンシーをお伝えしたりしています。
その上で、もしイー・エージェンシーという会社に共感してくださる方がいらっしゃれば、どんな形でも良いので新たなパートナーになっていただきたいし、末長く助け合う仲間になりたいです。
これが今回の活動で目指すところです。

法人とは法のもとで人格を持つ人

学生時代に会社法の勉強をしたとき、「法人」とは「法のもとの人格」だということを習いました。
法律(民法)上では、私達いわゆる人間は「自然人」、会社などは「法人」と呼び、どちらも「人格」を持つものとされます。
このことが起業後もずっと気になっています。

イー・エージェンシーは僕が創業した会社ですが、これは僕の所有物ではなく、僕とは別の人格を持つ「法人」です。
ただ、イー・エージェンシーという「法人」には、目も耳も口も、手も足もありません。
そこで、そんな“イー・エージェンシー君”に代わって、誰かがイー・エージェンシーという人格がどんなふうに成長したいかを想像し、言葉を発したり、判断したりすることが必要になります。
それが社長としての大切な役割なのだと考えています。

今回再開した広報活動は、まさにその役割の一環なのかもしれません。
イー・エージェンシーは人格を持つ人間のようなものですから、ひとりでは生きていけません。
繋がりがあってこそ、やっと社会で存在できます。
イー・エージェンシーという「法人」がこれから先も社会の中でしっかりと生きていくために、イー・エージェンシーという人格を想像して、それを我々自身が体現していければと考えています。

末長く付き合いたい存在に

僕の個人的な話ですが、普段一緒に仕事をしたいなと思う人は、決して優秀な人でも、頭の良い人でも、有名な人でもありません。
誠実な人、人を大切にする人、こういう人たちとはずっと長く働いていたいなと思っています。

このことは、自然人だけでなく、法人においても同じだろうと思っています。
イー・エージェンシーが多くの方々に長くお付き合いしていただくためにも、まずは広報は正直な姿勢で進めていってもらおうと考えてます。
これが素人チームでの広報復活の取り組みです。

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