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【魁!PX塾 第3回】“全員採用”と”ファンリクルート”について

『魁!PX塾』も第3回目です。最初は本当に書くのが億劫でしたが、自分の考えや学びを言語化できるいい機会なので、続けていきたい。

今回は弊社で取り組んでいる「全員採用」「ファンリクルート(略してファンリク)」について。

スタートアップやベンチャー企業に限らず、大手企業も最近「リファラル採用」に力を入れてきており、巷では「スクラム採用」という採用手法も流行っている中、POLは創業期から「全員採用」を掲げて採用アクションを続けてきました。

↓「スクラム採用」とは?

↓大手もリファラル採用の例

そしてちょうど先日、全社に対して発信する機会があったので、そこでお伝えしたことを実際のスライドと合わせてシェアしようと思います。


全員採用について

まず、POLでは人事主導ではなく、現場主導の採用活動を行っています。現場から採用計画・求人票を吸い上げ、実際の採用アクションや選考も実施してもらっています。

役割分担でいうと、こんな感じですね

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PXは主にPM的な立ち回りで、現場の方々が気持ちよく採用活動を行えるようにサポートをしています。(この全員採用の進め方も、やっている中で学びが沢山あったので、後日シェアしようと思います。)

ただ、上記の役割分担をみてみると分かると思うのですが、現場にかなりの負担がかかるんですよね。

採用計画も決めなきゃいけないし。求人票も書かないといけないし、スカウトも打たないといけないし、面談も選考もオファーもやらなくちゃいけない。

めっちゃ工数取られます。普段の業務でとてつもなく忙しい中で、めっちゃ負担です。なので、「なんでこれやるの?」と理由が腹落ちしていないと、継続しないし、下手したら現場から反発をもらいます。「WHY?」の腹落ちが大事。

そこで今回発信したのは、改めて、なぜ全員採用をするのか? についてです。


なぜ全員採用をするのか?

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メリットをまず簡単に伝えました。頭で理解できるところ。

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工数はかなりかかるけど、その分メリット沢山あるよ。ということです。

けど、これは基本みんな理解しています。頭の中では。まさにこんな顔ですね。

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やはり頭で理解しているだけでは、行動に移しにくいですよね。なので、頭と心の両方で腹落ちしてもらえるように、問いかけました。

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「採用=喜び」であることを気持ちを込めて、実際の事例を交えながらお伝えしました。

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締めの3スライドでした。 本当に欲しい人と出会い、仲間になってもらうには、相当泥臭い地道なアクションが必要です。綺麗事ではない。ただその分感動はとてつもなく大きい。

僕も今までの人生で、自分が誘った人が仲間になり、その仲間が活躍する姿をみてきて、その喜びといったら何にも代えがたいものでした。その喜びを、「全員」に感じてもらいたい。その一心でお伝えしたメッセージです。届いていれば嬉しいな。

そして、「全員採用」の最重要アクションである、「ファンリクルート(略してファンリク)」の話になります。


「リファラル採用」から、「ファンリク」へ

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POLでは創業期から「リファラル採用(知人・友人紹介)」を進めてきました。

「リファラル採用」といっても、ただ実施するのではなく、Y4ではペアリファラルキャンペーン(2人1ペアになって、お互いの知人を紹介しあってアクションを促進する)を導入し、合計400アクションを生み出しました!

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高い目標を掲げて追いかけ続けた全てのメンバーにBUMP!

ありがとうございました!

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しかし、このキャンペーンをしてわかったことが

・ジュニアメンバーは紹介できる知人が少なく、アクション踏みにくい

・友人、知人に限定してしまうと、中長期的に候補者プールが枯渇してきてしまうリスクがある

ということです。400アクションはもちろん素晴らしいですが、これが一過性のものだと、全社に浸透せず、POLの文化・カルチャーとは言えません。

そこでPXでは、「リファラル採用」から変えていこうと、「ファンリク」を考えました。


ファンリクとは?

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「ファン」には大きく3つの意味があります。

候補者さんにとって、その体験が「ファン(fun)」である採用

POLメンバーにとって、その体験が「ファン(fun)」である採用

リファラル(知人)に限らず、giveを通じて、これから「ファン(fan)」になってほしい人にも含めた採用

つまり、知人・友人に限らず、1人1人のメンバーが一緒に働いてみたい人や、働きたい人と出会いに行こう。その体験自体を楽しいものにしよう。ということです。


リファラルとファンリクはどう違うのか?

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簡単にいえば、「知人・友人以外の紹介もファンリクだよ」ということです。リファラルだと知人・友人のみで、紹介の範囲が限られていたのですが、ファンリクだと、これからファンになる人・ファンにしていきたい人も対象になります。

そのため、例えば、

・Twitter、LinkedInでDMして面談につながった

・yenta,Meety,CREEDOなどで面談設定した

・イベントで意気投合して、ランチに行くことになった

・スタートアップ界隈の飲み会に参加して、仲良くなってオフィスに遊びにいくことになった

などなど、上記のアクションもファンリクに含まれます。


ファンリクのメリットとは?

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ファンリクは「信頼の切り売り」や「工数」などデメリットもありますが、上記のようなメリットも沢山あります。

また、リファラル採用の懸念点に対しても、

・ジュニアメンバーは紹介できる知人が少なく、アクション踏みにくい

→SNSでのDMや、yenta、Meetyでの面談でもOKのため、アクションハードルが下がる。

・友人、知人に限定してしまうと、中長期的に候補者プールが枯渇してきてしまうリスクがある

→継続的に紹介DBを大きくしていけるため、中長期的にも枯渇することがなくなる

というように、全員でアクションが継続しやすい状態に近づきます。

うまく運用すると、すごく大きな効果に繋がる取り組みだと思っています。


今のところ、効果出ているのか?

「ファンリク」を開始した2ヶ月で、

152ファンリクアクション創出

14エントリー創出

2名オファー決定

とすでに成果も着実に出てきています!

やはりメンバーからの紹介ということもあり、選考通過率も他チャネルに比べて非常に高く、POLのメインチャネルになりつつあります。ファンリク万歳!


最後に

今回は「全員採用」と「ファンリク」について、全社に発信した内容を元にお伝えしましたが、実際動かしてみて、やはり運用が肝だと気づかされました。

そのため、今後は運用面で工夫したていることや、運用をしていく中で得た学びもシェアしていこうと思います。

全員採用頑張るぞ〜〜〜


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