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日記

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2018年12月の記事一覧

2018年12月31日(月)

大晦日ということでベッドのタオルシーツとジーンズ二本を洗った、大変に疲れた、手があまりにも冷たい水に濡れてもうだめだった。三日ほど実家に帰るので冷蔵庫に入っていたほうれん草しらす生卵を筆頭に諸々の余り物を混ぜ込んで醤油と鶏がらスープの素を振り掛けたパスタが作られた、何か知らないけれどもやたらと美味かった、パスタを啜りながら見たテレビでは【嵐にしやがれ】の再放送が映されていた、二宮君は面白くて格好い

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2018年12月30日(日)

朝6時くらいに一旦目が覚めて何となく眠れずまた久方ぶりに家から一歩も出ずに過ごせる一日でいつ昼寝しても構わないという余裕があったから無理に寝付こうとせずYahoo!ニュースをぼんやり見ていた、ガムの市場が決定的な要因がないにも拘らず落ち込んでいるようだった、個人的には毎日オフィスグリコでだいたい昼過ぎに買って14粒を2時間くらいで食い尽くすという日々を送っているから低迷していることに違和感があった

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2018年12月29日(土)

労働が始まって終わって今年の労働も一応の終わりを見たが納まった感はまるでなく1/4も出勤となった、とにかくExcelをぶん回してエラーの明細を作りまくるという作業を死んだ魚の目をした魚のような気分で行った、ピボットテーブル、VLOOKUP、あの手の裏技は皆どこで習得しているのか。一緒に出勤していた上司が気を利かせて購入してくれた肉の万世の和牛弁当のその量は労働者向けではないように思われるほど小ぶり

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2018年12月28日(金)

見事に仕事が納まって訳も途方もない疲労感に苛まれることもなくなった、年明けに向けて何の不安もない状態になった、プロジェクトに関わっている全ての人々の努力の賜物でございます感謝感激雨嵐です、とはならなかった、明日も労働するという判断が下されたようだった、隔離された会議室の壁一枚隔てたフロアでは納会と称する楽しげな宴会が催されていた、その微かに漏れる笑い声を聞きながらひたすらcsvファイルの中身を検分

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2018年12月27日(木)

二週間ほど続けてきた毎日更新が途切れたかと思われたが今は2018年12月27日の32時05分であるとのこのだから問題はなかった、05分という刻んだ記述は一度投稿してから投稿時間を確認してその後に付け足された情報だった。

唐突に浜崎あゆみのベストをApple Musicで落として聴くなどした、【evolution】は本当にずっとかなりかっこいいと思っていていきなり「そうだね」と始まるところ、別にこ

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2018年12月26日(水)

ラーメンを食べに行くか否か二時間くらい悩んで食べに行くことにした、その決定が下されてベットから這い出てバナナを食べて支度して家を出て中野駅に着いて改札をくぐってホームに上がってからも上り方面に行くのか下り方面に行くのかの決断はされないままだった、島式ホームが四つ並んでいる中野駅の5・6番線は中央線なら下りだし総武線なら上りだった、それで私は先に来た方に乗ろうと思ってそれで二分かそこらでホームに滑り

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2018年12月25日(火)

吉田健一【私の食物誌】を隙間時間に読むという生活が続いている。

(ステーキを指して)その塊、或は切り分けた一枚一枚に惹かれるのが、経験でそれがどんな味がするか知っているからか、或は純粋に視覚的にそれを美しいと見るのかは、これはどっちとも言い難い。
吉田健一【私の食物誌】(中央公論新社) p189

我々が対象Aに対して美しいあるいは何らかの評価を下すとき、現前している対象Aのみに対する純

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2018年12月24日(月)

朝起きたら昼だった、ということはなかったが空腹感がまるでなかった、だいたい16時くらいまでバナナ一本で過ごしていたら突如猛烈に空腹になったから米を炊いたら炊けた、昨日飲んだ帰り道に突如猛烈に食べたくなって購入した笹かまぼこ、紀文のやつだ、をおかずに炊いた二合すべてを腹に収めてしまった、この選択が仇となった。以降の私はまるで使い物にならなかった、ベットで横になりながら、と書いたが横になりながら何かし

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2018年12月23日(日)

朝起きたら昼だった、昨日あれだけ睡眠をしたというのにまだまだ睡眠を欲していた、「マジかwww」と思われるほどの睡眠量だった、本格的に起床して長嶋有【私に付け足されるもの】所収【白竜】を読んだ、「すべての眠りは必要な眠りである」という台詞があって私のこの境遇との合致具合に「マジかwww」みたいなテンションになった。必要とされている睡眠が十分になされた感覚がある、元気になったということだ、この元気は来

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2018年12月22日(土)

今日は寝るのが一番よかった、眠いとき無理矢理頑張ったってたかが知れてる、納得してる、無駄じゃなかった、意味のある一日だった、吉田靖直もそう歌っていた、繰り返し歌っていた、私の耳元で機械を通してそのように歌わせられていた、だから大丈夫だった、意味のある一日だった。

今日やって一番よかったのは睡眠であることは以上のことより明らかだが二番目によかったのは注文していたPCが届いたことだった、いつぞやにひ

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2018年12月21日(金)

Helsinki Lambda Clubの【Tourist】の評判がよくて聴いたらとてもよくて他のアルバムも聴いてみようという方向性が決まってダウンロードした、これは昨夜のことで実際に聴いたのは今日の朝からだった、それで聴きながら歩いていた、歩きながら聴いていた、【TVHBD】という曲が流れ始めたその時点では私は曲名を確認していなかった、iPhoneはデニムの右ポケットから微動だにしなかった、基本

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2018年12月20日(木)

見る者/見られる者の境界を飛び越える、あらゆる表現媒体のなかでそれが一番得意なのはきっと文章の世界で、例えばビルの4階から私に背を向けて歩いていく人間の顔を見たことにして描写してしまっても映像や絵が付随する媒体ほど違和感は生まれない、いやこの場合は映像で顔を描写するためには私が眼下を見下ろしているという映像を撮った次のカットでその歩いている人物を前から映す必要があるからそもそもそれが矛盾だとは気づ

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2018年12月19日(水)

労働して酒を飲んだ、酒を飲んだことについて色々書くことはありそうだけれども時間がないので書かれなかった、スマホ換算でわずか五行でも更新したという事実を手中に収めることができた。 #日記 #エッセイ #小説 #創作

2018年12月18日(火)

4:30に目が覚めた、というか目を覚ますように仕向けていた、枕元で何の前触れも無く「本能寺で待ってる」という文言が何かに引っ掛かっているようなそれでいて力強い歌い方で歌われて何かが始まりそうなリフがかき鳴らされた、何の前触れも無くというのは私の認識においてということで、本当はアラームが鳴らされるコンマ何秒か前にiPhoneの画面が明るくなっていたはずだった、内部的にも何らかのプログラムが実行される

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