2024年10月31日(木)
ここのところ通勤電車で読み続けていた井戸川射子『無形』を読み終える、なんと素晴らしい、ここのところ失いかけている自信をさらになくしつつ、それもまた失いかけていた小説を読み書きすることから得られる面白味の回復もなされる。抽象度の高い『無形』というタイトルがまさにぴったりだと思われる文体、それにより語られる人々の・建物の・風景の、それもまた無形的な移り変わり。井戸川射子は水の作家だ、名前からしてそうである。
前々から食べたかった、ファミリーマートの冷蔵棚に売られているコーヒー牛乳