7月の連休で読んだM&A・会計に関する本の紹介
連休も三日目にさしかかりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
休んで英気を養っていますか?それとも、バリバリと仕事をされていますか?
休み中に何冊か会計・現職(M&A)に関する本を購読したのでさっくりと紹介させて頂きます。
フリーで年2,000万程稼いでいるコンサルタントの先輩から教えてもらったもので、特に何度も読み返すものや入門として丁度いい本を軸に購入しました。
会計・経営戦略について興味を持ってみた方には強くおすすめします。では、早速見てみましょう。
経営戦略の基本
一冊目は「経営戦略の基本」です。
基本理念、ビジョン、経営戦略、戦術。この言葉の定義からはじまり、ビジネスフレームワークを用いながら経営戦略について解説している本です。
PEST、5 Force、バリューチェーン、VRIO、3CにSWOT。聞いたことがあるけれど「説明してみて、今ここで」と問われたら完璧な人はそう居ないのではないでしょうか。
そういった基本を抑えるとともに、実務や実際に使うことを想定にした中身になっているので実務にも応用出来る中身になっています。
改めて経営戦略について基礎から学びたい方におすすめです。
M&A実務のすべて
2冊目は「M&A実務のすべて」です。
その名の通り、M&A実務に関する情報が網羅的に掲載されています。
全体の大まかな流れを説明した後に、デューデリジェンスとは?PMIとは?とフェーズごとに詳しい解説を挟む構造になっています。
全体理解だけでなく、部分理解がうまくできていないと考えている方は是非読んでみてください。
大まかなM&Aの流れは弊ブログの「M&Aにおける買収の流れ」と「M&Aにおける売却の流れ」の記事で書いてありますので、ご参照ください。
会計&ファイナンス入門講座
3冊目は「あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座」です。
会計とはなにか?ファイナンスとはなにか?についてわかりやすく図解で学ぶ事ができます。
BS、PL、CFがもつ機能や意味についても詳しく解説されており、すとんと腹落ちしました。
企業の成長・経営で陥りがちな罠や仕組みについても解説されており、入門でありながら大事な考えがいくつも紹介されています。
個人的には企業の利益を決める4つのドライバー「単価・販売数量・原価・固定費」の話が面白く、会計をやっている方なら知っていて当然であろうことが改めて丁寧に説明されているのがありがたかったです。
色々な財務三表の読み方についての本を読みましたが、メインではないにもかかわらず、この本がかなり読みやすい印象を受けました。おすすめです。
おわりに
以上が、7月の連休に読んだ会計・M&Aに関する本でした。
基本や入門編といったものが多いですが、基本であるゆえに新しい発見もあると思われます。
会計・M&A・経営戦略の知識をゼロから学びたい、少しでも理解を深めたいという方は是非読んでみてください。
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