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【ブランディング】広告と広報の違い、広報の奥深さについて

みなさん、こんにちは。なかやま かえでです。

突然ですが、みなさんは「広報」と聞いたとき、どのようなイメージをお持ちですか?

友人と仕事の話になったとき、このように聞かれることが多くあります。

友人「今、何の仕事をしているの?」
私「広報の仕事をしているよ」
友人「広報…!それって、広告ってこと…?

広告 と 広報
に知らせていくという意味では似ているのですが、実はそれぞれ目的が違います。
ですが、一般的には広告の方がイメージが湧きやすいようで、「広報」とお伝えしたとき、「広告と同じようなもの?」といった印象を持たれることが多いです。

ですので、今回は広告と広報の違いについてまとめながら、ここ数年広報に打ち込んできて私が感じている、広報の奥深さについても書いていきたいと思います。


広告とは?

「広告」は健在層・潜在層に対し認知向上、売上向上を目的に行われます。
既にあるコンテンツを多くの人たちへと知らせ、売上アップに繋げるための活動です。
イメージとしては、街中の看板、電車内にある広告、CMなどがわかりやすいかと思います。

基本的には企業が、広告代理店や制作会社へ広告枠料や製作費を支払って、制作を依頼することが多いです。
なぜなら、顧客の目を多く引き寄せるためには、狙ったターゲットに訴求できるよう適切な広告枠や広告を作ることが大切だからです。宣伝については宣伝のプロに任せた方が確実ということですね。

広報とは?

一方、「広報」は信頼獲得、ブランディングを目的に行われます。
自社やコンテンツをPRして、メディアに取り上げてもらえるようにするための活動です。

無名の会社よりも、メディアという信頼できる第三者に取り上げられたことのある会社の方が、すぐに信用信頼されやすいですよね。
信頼を獲得することで営業面やマーケティング面でも活動がしやすくなり、取引が増えればやがて「〇〇で有名な会社」といったブランディングにも繋がっていきます。

簡単にお伝えするとしたら、「自社は何者なのかを、信用あるメディア媒体からPRしてもらおう!そのためにはどうするか…!」を考える仕事です。笑

華やかさと泥臭さ!?

目的の違いについて前述しましたが、私が個人的に感じているそれぞれのイメージは
広告 = 華やか 、 広報 = 泥臭さ です。

なぜこう思うかというと、
広告は顧客から依頼を受けて制作費をもらい仕事をしていくのに対し、
広報は自分からメディア媒体へと繋がり関係性構築から始めていくからです。

もちろん広告業界の方が楽と言っているわけではありません。
世間的に広告はどんな仕事なのかイメージされやすい分、広告関係の仕事をしている方は「バリバリ仕事できる人だ!」と感じますし、依頼主から頼りにされている印象で、そういった部分が華やかに見えます。(あくまで個人的印象です!)

反対に、広報はまず自分からメディア関係者へと繋がりを作ることから始めていくため、活動が目に見えにくく、冒頭にも書きましたように「広報ってどんな仕事?」と思われることが多いように思います。

不随して、広報は基本的に掲載費を無料で行ってくれるところを探します。
お金を払っての依頼 = 広告 となりますから、そうでない純粋な取材を受け入れてくれる媒体にアプローチをかけていきます。

ですから、アプローチをかけていくメディアのことは丁寧に調べ考えていく必要があります。例えば…

このメディアはどんなメディア媒体なのか?
強みとしているジャンルはどんなものなのか?
そのメディアは自社とどのような点で共通点があるのか?
そのメディアを利用するお客様方に自社のトピックがためになるか?

といったようなことを調べます。

表には出にくいのですが、実は水面下で膨大な作業をしているのです。

そんな泥臭いと感じている広報ですが、ここ数年この仕事に打ち込んできて、広報の奥深さにも触れてきました。

広報の奥深さ

まず広報が素敵だな感じていることは、自分から繋がっていくこと、ご縁を大切にしていく仕事なんだということです。

アプローチした先から「良いNEWSをありがとう」とお礼を言われることもありますし、もし仮に今回ご縁がなかったとしても、自社とニーズが合いそうな媒体を紹介してくださることもあります。

また、自分が関わったことによって1つの記事ができ、そしてそれが世に出たときにはじわじわと嬉しい気持ちが湧いてきます。

自分からご縁を繋ぎ、ときには橋渡しをしながら、人と人の想いを繋げていく仕事に、とてもやりがいを感じています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
広告と広報。似ているようで実は違う2つをそれぞれまとめてみました。
そして、こんなにも素敵な広報の仕事が、少しでも多くの方に認知してもらえたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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