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人生フラフラロンドン日記 ~Week 17~

ロンドンに来てから17週間が経過。エリザベス女王の即位70周年を祝うプラチナジュビリーも終わって、何となく街が静かになったような気がする。とは言っても夏はまだまだこれから。23時近くなっても空を見ると薄ら青白いので、陽の長さだけは日本の夏よりも素晴らしい。明るい時間が長いのは、体感的に1日が長くて良い。ただ「まだ夕方か〜」という気持ちで過ごしているとザラに21時とかある。この前はポケ〜としながら夕暮れに帰宅したら、それでびっくりしてしまった。

イギリスに来て良かったところ、シナモン味のクッキーが山ほどあるところだなと思う。それで悪いところはムーンライトが置いてないところ。あの絶妙なザラザラの歯触りが好きです。代替品探しています。

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ちょっと前の日記に犬のことを書いたけど今回は猫のこと。ロンドンでは不思議なくらい野良猫を見かけない。外で遭遇する猫は大体が飼い猫だ。たまたま首輪をしていない猫を見かけたものだから、追っかけて行ったら子猫と共に雑貨屋に吸い込まれていった。

東京都には約10万匹の野良猫がいるらしいが、イギリスは全体で約25万匹の野良猫が生息しているらしい。国の大きさは日本の3分の2と違うけど、東京だけで10万匹もいたのかと思うと、そりゃ見かけないかとも思う。

その代わりではないが、野生のリスとキツネはかなり見かける。家の近所から夜中に悲鳴のような叫び声が聞こえるので不安に思っていたが、多分キツネの鳴き声ということに最近気づいた。

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金曜日はHome CountiesのインストアライブをRough Tradeに観に行った。ラフトレでインストアを観るのは初めてだったけどここまでガッツリとフロアが出来るのか~と驚いた。騒音とかもあるのだろうけど日本のレコ屋でのインストアって大抵アコースティックとかになってしまうし。だからか何か少し不思議な雰囲気だったな。楽しかった。

Home Countiesは良いペケペケバンド。日本でも観たいよなと思う。ベースメントバーとかで観れたら最高だろうに。自分が遊びに行っていた時によくいたお客さんとか、一方通行にしか知らない人ばかりだけど、みんなが好きそうなバンドが何組もイギリスにいる。

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もはや全くイギリス関係ないけども愛してやまない東京ヤクルトスワローズがセパ交流戦を制しました。強い、強すぎる。俺が日本にいないからなのか…?

しかも若手の活躍が常に光っている。日替わりのようにヒーローが現れる。今はどちらも怪我しているけども、助っ人外国人に次世代エース、ベテランなどの上がり目も沢山。何故こんな黄金期に試合を見られないのか。

そうなんです。イギリスにいるとリアルタイムで試合を見る術がない。それにテキスト速報でさえ見るのが不便だ。野球好きの9割はスポナビというアプリが入っていると思うけど、あれはYahooの系列のせいでイギリスでは見られない。

マジで不便。他のスポーツ速報を見たりするけど、スポナビの充実さをひたひたと痛感している。選手の記録もチームの記録も試合状況も簡単にわかるなんて便利なアプリだったんだ…。

ただ毎日どんな試合結果であれ勇気をもらっています。離れてから好きになったものが沢山あるけど野球観戦もその一つ。早く神宮に遊びに行きたい気持ちで一杯だな~。

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正直、何も出来なかった。日が暮れると少しホッとしていた。しなくちゃいけない事は沢山あるのに何も出来ずに落ち込む。何もしていないのに疲れてしまって、早寝はするけど3時間おきくらいに目覚めてしまって断片的な睡眠になっていた。逆に不健康だった気がする。ちょっと現実と夢の境があやふやで、自分が自分の手から離れる感覚があった。

スピード感

それでもご飯は美味しい。リゾット、パスタ、トマト煮と3日連続ぐらいでトマト味の何かを食べていた。左から80点、95点、70点。迷ったら何でもトマトソースを入れれば出来上がる。料理することもやっぱり楽しい。こんなことでさえ、いつか帰国した時の生活に繋がっているのかと思うと頑張ろうと思える。別にイギリスでの生活が終わったところで全てが終わるわけじゃない。これからは頑張りましょう。イギリス生活はまだまだ続く。

近所のカフェのパンが思ったよりも当たりだった。TGTGで£3

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