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#夏の自由研究
金が生む責任感は果たして必要か?
僕は仕事において〆切を破ることはほぼない。というか、記憶にない。なんだかんだ言って真面目なのだ。
なぜ僕は〆切を守るのか? それはお金をもらっている責任感のおかげなのかもしれない。
お金をもらっていない趣味活動においては、中途半端なまま放り投げているものはたくさんある。曲にしようと作りかけて放置しているラップ詩も、アイデアをメモして放置している小説のネタも、作りかけのラージャン装備も、無数にあ
除草剤で枯らされたのは、僕の心だった
うん。
上手いこと言ったようで、あんまり上手く言えていないタイトルだ。どうやら文才すらも枯れてしまったのかもしれない。
最近はバタバタしていて、間借りしている畑をしばらく放置していた。夏の日差しと夕立をたっぷり浴びた大地は、じゃがいもとトウモロコシを枯らしたかわりに、エノコログサとメヒシバを大繁殖させていた。
ちまちまと雑草を刈っていた僕に痺れを切らした畑の持ち主は、畝間に除草剤を撒いて枯ら
転職サイトが日本をダメにする理由
転職サイトがある世界と、転職サイトがない世界を比較してみると、転職サイトがいかにゴミであるかに気づく。
転職サイトがない世界は、誰もが知り合いのツテや、店頭の張り紙、大学やハローワークの紹介で仕事を見つける。それはかつての日本社会の姿でもある。
転職サイトがある現代と比べて、手に入る圧倒的に情報量は少ない。つまり、もし転職サイトが存在していたらもっと自分に合った仕事を見つけられていたにもかかわ
なぜ、お金の価値保存機能が必要なのか?
価値保存機能は、お金の主要な機能の1つらしい。なるほど、便利だ。
では、お金が保存している価値とは何か? お金があればハンバーガーを手に入れることはできるし、指圧マッサージを受けることもできる。ハンバーガー、あるいは指圧マッサージという価値はどこから生まれたものなのか? その源泉は人の労働だ。
マッサージは明らかに人の労働によって提供される価値だし、ハンバーガーも、農家やトラック運転手、ハンバ
テクノロジー保守主義者にご注意を
社会の問題はテクノロジーでしか解決できないと説いて回る、ビル・ゲイツや落合陽一みたいな人たちのことを、僕はテクノロジー保守主義者と呼んでいる。彼らの発想は、保守層にウケがいい。
そりゃあそうだ。空気中からco2を取り除いてくれるテクノロジーが開発されれば、これまでの仕組みを変えずに済む。
それに、テクノロジー決定論的な発想は、科学信仰や機械論といったトレンドともうまく噛み合う。「所詮人間社会な
とりあえず映えとけ。アニメとコラボしとけ。中国の富裕層に媚びとけ。
在宅ワークなので、夕方ぼーっとテレビを眺めていた。過疎化の進んだ地方で、採算の取れない鉄道会社が増えているらしい。そりゃあ大変だぞ、ということで、各鉄道会社は様々な生き残り策を仕掛ける。
国鉄時代の車体を引っ張り出してきて鉄道オタクやレトロブームに乗っかるインスタ女子に媚びたり、アニメとコラボして聖地巡礼需要を喚起したり。
続くニュースは、果物の農家が儲からなくなったから、海外の富裕層向けの高
新品のスーツを着るなんて、環境破壊ですね
僕は、身だしなみ警察によく違反切符を切られる。よれよれのTシャツや泥だらけのスニーカー、膝が擦り切れたジーパンのまま出勤するからだ。
どの程度まで身だしなみを整えるべきかについて、明確な合意は存在しない。よれよれのTシャツなんて気にしない人もいれば、カラーコーディネートにまで口うるさく指摘する人もいる。
しかし、「ええやん別に」と「身だしなみはちゃんとしておくに越したことはないやろ」のパワーゲ
AI時代を生き残らないためのスキル
アートだとか、考える力だとか、プログラミング思考だとか、データ思考だとか、哲学だとか、課題解決能力だとか、問いを立てる力とか、AIを使いこなす力とか、AI時代を生き残るためにはあれこれ学ばなければならないことは多いらしい。
なるほど。つまり、これらのうち1つでも欠けていれば数年のうちに僕たちは野垂れ死ぬようだ。恐ろしい時代になったものだ。
おそらくこれらのスキルセットを持ち合わせている人なんて