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正社員登用された方にKADOKAWAの正社員登用について聞いてみた

長期インターン生がインタビュー
KADOKAWAに派遣社員として入社され、その後正社員登用※された方に
KADOKAWAの正社員登用のリアルについてお聞きしました!

インタビュー紹介

木村俊一 さん
海外事業局 海外事業統括部 海外事業サポート課 
兼 グループ経営管理局 コーポレートマネジメント部 グローバルマネジメント課 所属
海運会社で1年半派遣社員として勤務後、KADOKAWAに契約社員として入社
入社後2年目で正社員登用試験に合格し、現在は正社員として勤務。

Q1.現在どんなお仕事をされているのですか?

今は、海外事業局海外事業サポート課に70%主務、残りの30%は、グループ経営管理局のグローバルマネジメント課に勤務と、局を跨いで兼務させていただいている形です。

海外事業局では、拠点やエリアに紐づいて事業戦略を練る部署、事業管理を行う部署がそれぞれあるのですが、今主務として所属している海外事業サポート課では、エリアに紐づくような業務を行うのではなく、エリアを通して発生する業務を統括してサポートをすることを行っています。

現在メンバーは5人いるのですが、私は局内におけるICT周りの整備、グローバルエンタテインメント情報共有会に関するレポートの執筆、コンテンツリスクマネジメントに関するレポートの執筆、海外拠点のガバナンス整備といった主に4つの業務を行っています。

グローバルエンタテインメント情報共有会は社内向けの情報発信の一環として海外事業局が主催しているイベントで、海外の各拠点での新たな取り組みや、各地域におけるニュースやエンタメランキングなどをまとめて社内に伝えるといったことをしています。

またコンテンツリスクマネジメントでいえば、コンテンツが海外で炎上した事例や、そのコンテンツをめぐる規制問題などをまとめ、何が背景としてあり何が問題だったかを深堀りしていくようなことを、月に1回レポートとしてまとめています。

あとは、「海外でこんなことをしたい」といった新規のアイデアを社内で募集し、企画の提案者が組成するチームに対して、アドバイスや調整を行うといったことをオブザーバーとして関わったりしています。

兼務先のグローバルマネジメント課では、海外子会社の予実管理や管理会計、経営陣への報告資料作成を行っております。

ー海外に実際に足を運ぶ機会ってあったりするのですか?

私自身はバックオフィス系のお仕事が多いので、今のところ海外出張はないのですが、海外事業局の方で海外出張をされている方は結構いらっしゃいます。

特にコロナが落ち着いてからは、拠点のあるエリアへの海外出張の機会は多いですね。

あとアニメや漫画の大きいフェスが海外であって、KADOKAWAの海外グループ会社も参加するとなった際は、エリア担当として実際に参加される方もいらっしゃいます。

Q2.契約社員時代ではどういった業務に従事していたのですか?

契約社員時代、元々海外事業局の中で、海外事業サポート課と、グローバルデジタルパブリッシング推進課(現在は他課と統合済み)で兼務していました。

グローバルデジタルパブリッシング推進課では、電子書籍を自社で翻訳して、チャプター配信をすることをやっていました。英語翻訳の校正であったり、電子書籍データの形式チェックを行っていました。

Q3.正社員における業務と契約社員時代での業務では、どういった違いがありますか?

M&A業務への従事や経営管理といった数字周りの機密性が高い情報を扱うようになったこと以外は、業務の種類に関してあまり契約社員時代と正社員で変わったことはないですね。

さきほど申し上げたグローバルエンタテインメント情報共有会の業務や、新規事業のオブザーバーといった業務は、契約社員時代から従事していたので、あまり大きな変化はないです。

ただ自分の意識としては、周りから求められる期待値やタスクに対する責任感などは契約社員時代よりもレベルが上がった印象を持っております。

Q4.契約社員になる以前はどういったことをやられていたのですか?

海運会社で1年半、経理の伝票を作成するという業務に派遣社員として従事していました。なので、コンテンツ業界とはまったく異なる業界からKADOKAWAに契約社員として入社しました。

ーKADOKAWAに契約社員として入社することに不安はありましたか?

KADOKAWAはアニメを好きになるきっかけとなった憧れの会社だったので、契約社員ということに不安もなく入社しましたね。

Q5.契約社員から正社員登用までの経緯を教えてください。

入社後2年目で正社員登用にチャレンジした形になります。

それを受ける経緯でいうと、直属の上司である課長と部長の方と3人でOJTMTGがあって、その中で正社員登用をいつ受けるのかという話も初期の段階からお話がありました。
上司の方から是非目指してくださいと応援のことばを頂いて。

私は少なくとも3年目での挑戦をベンチマークにしていたのですが、
1~2年目で業務を行う中で、「2年目で受けちゃえば?」と仰っていただいて。

そこからは推薦とかエントリーシートを書く必要があったので、いろいろな方にレビューしていただいて、面接も自信がなかったので、上司の方に相談させて頂いて、サポートいただいたという経緯です。

心境でいうと、最初の段階から正社員を目指して良いんだと
正社員登用に対してオープンだなという印象を受けました。

一握りの人しか受けられないような試験といった印象が強かったのですが、そういった印象がガラッと変わりましたね。

とはいえ正社員登用される為には、上司の方や最終的には社長を納得させるだけの成果を作らないといけないと思っていたので、成果を出すためにどういった目標を立ててどうやって達成していくのかについては考えていました。

なので「同じ仕事をずっとやっていました」だと正社員登用は難しいと思っていたので、いろいろな仕事に新しくチャレンジしたりと、自ら積極的に課題解決のために動いていくといったことはしていました。

周囲の方を契約社員の方でも、仕事を与えてもらうのではなく自ら見つけ出せる人が登用されている印象がありますね。

Q6.正社員登用をされる為に、業務の中で意識されたポイントはありますか?

レスポンスの良さを意識していましたね。
進捗の報告を含めて、自分が今なんの業務をやっているのかを分かりやすく見せるといったことを意識していました。

「正社員だったら本当はここまで出来ていないとダメだけど、今の時点だったらここくらいまで出来ていたら十分だよね」

と、上司の方に判断基準を分かりやすく見せてあげることが大切だと思います。

Q7.KADOKAWAで働いていてよかったことはありますか?

テレワークが可能なので、自分のやりやすい形で働けること、FA制度で新たな領域にチャレンジ出来ることなど、いろいろな人事制度が整っている中で、自分が本当にやりたいことが実現しやすい環境である点だと思います。

あともう一点挙げるとすれば、仕事の進め方について自分の裁量が大きい点だと思います。

自分で考えて動かないといけないのでもちろん大変さはありますが、誰もやっていない業務や工夫の余地が多くある業務を、自分が積極的にやっていくこと、解決していくことに、面白さや達成感がありますね。

Q8.入社を考えている方に一言メッセージ

正社員登用は簡単な道ではないですが、実績作りといった上司の方へのアプローチなどと、自分でなんとか出来る余地は他の会社に比べてあると思います。

自分の可能性を考えて新しい仕事にチャレンジしようとし、KADOKAWAを受けたいと思われる方は、KADOKAWAとのマッチング度合いは高いと思いますね。

一個の仕事をずっとやっていたいと思われる方よりむしろ、いろんな仕事にチャレンジしたいと思われる方にとっては、KADOKAWAほど魅力的な会社はないと思います。

チャレンジ精神を持っている方は是非、KADOKAWAに挑戦してみてください!

※正社員登用試験は、契約社員の契約期間(最長5年)までに2回チャレンジ出来る。

※記事内容は、取材当時(2024年2月)のものです。
〈取材・文 / 西川宗汰〉


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