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吸血鬼の花嫁|詩


「吸血鬼の花嫁」

愛してると言葉にすれば
何もかもが消えて失くなる
そんな夢しか知りはしなくて

空に雲があるように
雲には風があるように
きっと想い其処にあるもの

めぐる季節のいろのなかに
遠く薫りだけを抱いて眠る
永遠という名に
その朝は綴じたままで

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