SQL基礎～②WHERE

RPA大学

2021年11月19日 10:40

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■前回振り返り

SQLの基本構文とちょい足しアレンジをまとめたので、
今回はWHERE句についてまとめていこう。
データベースは前回同様、下記のデータがあるものとする。
※細かい設定については

■WHERE句

WHERE句は何をするのか。
基本構文のみだと、指定の列をすべて取ってきてしまう。
条件にあてはまるもの（レコード＝行）だけほしい。
その時に使うのがWHEREである。

さっそく構文から

SELECT　列名　FROM　シート名　WHERE　検索したい内容

今回でいうと年齢が「20歳以上」のデータを取りたいとすると、

SELECT age FROM list WHERE age >= 20

で抽出が可能だ。

■こんな時どうする？

🚩空白を指定：今回の例に空白はないけども
構文：SELECT 列名 FROM シート名
　　　WHERE 列名 IS NULL
今回：SELECT name FROM list WHERE name IS NULL
※「空白じゃない」と指定したい場合は「IS NOT NULL」を使う

🚩並び替え：年齢を降順に並び替えたい
構文：SELECT 列名 FROM シート名
　　　ORDER BY 列名 DESC
今回：SELECT name FROM list ORDER BY age DESC

🚩複数条件すべて一致：age列が20歳以上　
かつ　university列が 'A大'の全列取得
構文：SELECT 列名 FROM シート名
　　　WHERE 列名比較演算 AND 列名比較演算
今回：SELECT * FROM list WHERE age >= 20 AND university = 'A大'

🚩いずれかの条件に一致：age列が20歳以上　
又は　university 列が 'A大'の全列取得
（余談：「いづれか」は昔使われていた書き方らしい）

構文：SELECT 列名 FROM シート名
　　　WHERE 列名比較演算 OR 列名比較演算
今回：SELECT * FROM list WHERE age >= 20 OR university = 'A大'

※同一列の検索の場合はINも使える。
例として、age列が19歳か20歳を抽出する場合

INを使う(否定の条件は NOT IN)
構文：SELECT 列名 FROM シート名
　　　WHERE 列名 IN (検索条件 , 検索条件)
今回：SELECT * FROM list WHERE age IN (　19, 20 )

🚩●●～●●の条件に一致：age列が19歳～22歳の間
構文：SELECT 列名 FROM シート名
　　　WHERE 列名 BETWEEN 条件 AND 条件
今回：SELECT * FROM list WHERE age BETWEEN 19 AND 22
※BETWEENで指定する条件はそれぞれの条件を含む値になる

🚩「特定の文字から始まる」の条件に一致:名前がAから始まる
構文：SELECT 列名 FROM シート名
　　　WHERE 列名 LIKE '特定の文字 + %'
今回：SELECT * FROM list WHERE name LIKE 'A%'
※逆に「Aで終わる」にしたい場合は'%A'となる

ということであらかた書き出せたかな。
次はGROUP BYあたりをやろう。そうしよう。

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