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同性に惹かれているのに踏み切れないあなたへ。

こんばんは。にしきだです。
開いてくださりありがとうございます。

たいそうなタイトルをつけてしまったのですが、シンプルににしきだ自身のお話をしたいと思います。


にしきだは、同性のパートナーと3年間お付き合いしています。ものすごく長い!ってわけではないのですが、個人的に節目のタイミングなので、馴れ初め、と言ったらちょっと恥ずかしすぎる気もしますが、きっかけに触れていきたいなと思います。


はっきり言って、彼女のことを好きになったばかりのころは、彼女と付き合えるとは思っていませんでした。なぜなら、それまで男性と付き合ってきた彼女にとって、にしきだは恋愛対象にならないだろうと思っていたからです。


友達とも言えない、けれども恋人じゃない。なんとも絶妙な関係性でいる時間が、1年間ほどありました。包み隠さずにお伝えすると、この1年間はお互いに好意を寄せていましたし、そのことにお互い気がついていました。でも、お付き合いするには至っていなかったのです。


なぜか、、、


同性であるがゆえに、踏み切れなかったから。


先ほども書いたように、彼女は別に同性愛者ではありません。それまでは男性とのお付き合い経験もありますし、ジャニーズの大ファンだった期間もあります。(ジャニーズのファンの女性が必ずしも異性愛者とは限りませんが)

彼女は、「自分自身の好意には気がついていたけれど、付き合っていいか分からなかった。」

こう言っていました。同性の相手と付き合うって、なんだか普通じゃないし、道から外れているような感じがするなぁ…と、もやもやしていたのだと思います。


とまぁ、こんな感じで俗に言う「友達以上恋人未満」という状態だったわけです。


もし、これが恋愛ものの漫画だったら、読者全員が「お前らもう付き合っちゃえよ!!」とじれったく感じるぐらいの状況だったと思います。


でもやっぱり、同性であるがゆえに、なかなか踏み切れずにいたのです。

結果的に今彼女とは3年間お付き合いをしているわけで、付き合うに至るには、実は大きなきっかけがありました。


それは、ある人との出会いです。


ある人というのは彼女のバイト先の先輩でした。
その先輩は、同性のパートナーとお付き合いをしていて、その先輩のパートナーも同じバイト先で働いていました。彼女のバイト先には、当時同性カップルがいたんですね。そして、その先輩方にはとてもよくしてもらっていて、彼女もとても慕っていたようでした。

こんな風に、身近に同性同士で付き合っている人がいることを知り、彼女も背中を押されたのか、にしきだとお付き合いしてくれることになったのです。


「LGBT」「性的少数者」「セクシャルマイノリティ」…このnoteを読んでくださっているあなたも、聞いたことのある言葉だと思います。でも、身近な存在だと感じている人はきっとまだごくごく一部なのではないでしょうか。

でも、確実に縁遠い存在ではないのです。
現に、このnoteを書いているにしきだはセクシャルマイノリティであり、こうやってあなたと接点を持つことができたのですから。

もし、このnoteを読んでいる方の中で、
「同性のあの子を好きになったんだけど、同性で付き合うってどうなんだろう…」「周りに同性カップルはいないし、なんだか普通じゃないよね…」
こんな想いをかかえている人がいるなら、にしきだはあなたにとっての、彼女のバイト先の先輩のような存在になりたいです。セクシャルマイノリティは、周りにはいないように感じても、確実に存在しています

人間は誰もがその人自身の、その人だけの人生を歩みますが、他者から少なからず影響を受けるものだと思います。
このnoteを読んでくださった方の背中を、少しでも押すことができたならばにしきだは本当に嬉しいです。


読んでくださりありがとうございました。
にしきだ



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