【vol.14読書記録】多動力/堀江貴文

難しいことはあまりわからないけど、
証券取引法に違反などの問題が続出してホリエモンは逮捕され、最近は名前を聞かなくなった「ライブドア」。

この一連の騒動でライブドアの印象はあまり良くないものになってしまったけれど、私はこの「ライブドア」が日本の働き方を少しだけ変えてくれたと思ってる。

ベンチャー企業がボコボコ出てきたりとか、企業しようと考える人が増えたのってなんだかんだホリエモンの影響をみんな受けてると思うんだよね。

罪を犯したことは悪いことだし、炎上するような発言を躊躇せず多発するのは正直どうなんだろうと思うときもあるけれど、大きなことや多くのことを変えるときは今までのルールは時には無視するべきだし、反発も時には無視するべきなのかもしれない。

最初は大きな反発が起きたとしても最後は結果でその人たちを黙らせる。その強さがあるから、私はホリエモンが実は結構好きだったりする。

ずっと読みたかった「多動力」。すごいことをたくさん行ってきた人だから私には理解し難いことがズラズラと書いてあると思いきや、分かりやすくてすぐに実践できそうなこともあって、すぐに読めてしまう本だった。

昔から言われる「石の上にも3年」という言葉。日本人で聞いたことがない人はいないと思う。何をするにも3年経たないとその本質は掴めないから最低3年は続けることって意味だと理解してる。でも、この3年って誰が決めた基準なんだろう。

中学の部活は1年半で辞めて。高校の時のバイトもカフェ店員、販売員、マックのお姉さんから飲食店と何個もやって。私は本当に何も続かず飽きっぽくてダメだなーと思ってたけど、これが「多動力」には必要な力だと。

ずっと否定して来た自分の短所がこの本の中では長所になっていて率直に嬉しかった。

ミシュランガイドに載った大阪のお寿司屋さんの店長は辛い下積みなんてしてなくてたった3ヶ月専門学校に通っただけなんて驚きだ。

一人前のプロになるのは辛い下積みを経験してなんてゆう絶対なんかもはやなくて。

好きなことをするならまず我慢とか、仕事に我慢は付き物なんていう考えは古い思考なのかもしれない。

そして、一つの仕事に全力をかけてもいつかAIに取られてしまうであろう仕事であれば改めて自分の今後を見直すべきである。

肩書きを掛け算することにより唯一無二の人となりレアな人間になれる。この言葉にすごく納得。

そう思ったら営業事務やコールセンターからのデザイナーというのはハンデでも遅れでもなく、面白いと思ってもらえる経歴なのかも。

コミュニケーション×デザイン力がデザイナーに求められてきた今、アピールするべき部分はデザインだけではダメなんだなと改めて感じた。

ベンチャー企業がボコボコ出てきたりフリーランスがもっとも働きやすい時代になってきたと言われる今。

でもだからといってホリエモンみたいに好きなことだけをやってそれを仕事にして生きてくのは難しいこと。

けど、自分の時間の使い方を見直して自分の好きなことにもう少し時間を割いたり、常にアクティブに動くために睡眠時間を徹底したりすることは私にも出来そう。

仕事は大変なことという思い込みは捨てて、ワクワクしながら毎日過ごしたい!

休み明けの仕事はやっぱり気が重いけれど、、、少しだけ前向きに取り組めそうです笑



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