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ノートを始めて、一ヶ月が経った

今まで、SNS(ソーシャル・メディア)をほとんど使わず生活してきた。

なのに、noteを始めてから急に、「一森キティ」の名で、X (twitter)まで始めてしまった。

どうしてだか、自分でもまだ、イマイチ納得していないのだけど。それで、てんやわんやしている。自分で自分の首を絞めている気もする。

ずっと、一人で書いてきた。アメリカに来てからは特にだ。そんな生活を15年以上も続けてきた。だけど、外に向けて、何かを発信してみたくなった。それでnoteに興味を持った。

それまでは、本名で書いてきた。でもある日、突然、「一森キティ」が舞い降りてきた。このペンネームで活動してみようと思った。「一森キティ」をちょっとプロデュースしてみたくなり、そして少し、外の世界を覗いてみたくなった。

私自身、個人ではSNSにはあまり興味を持てなかった。それより物を書いたり、本を読んだり、エクササイズしたりと、自分のやりたいことを好きなように自分のペースでやっているほうが好きだった。

でも、この時代、外に向けて何かを発信する必要があるかも、と、ふと思った。noteを始めたら、SNS、特にX(twitter)も連携してやった方がいいと、いろいろ調べたら、書いてあった。

気づいたら、canvaにまで手を染めていた!それぞれ、アカウントの設定から、何から何まで、使いこなせるようになるまで、ものすごく苦労した。

noteで物を書くのは楽しいけれど、別にnoteをしなくても、小説もエッセイも、日記もジャーナルも書いていたし、書くことは私の体の一部になっていたから、書くためにnoteを始めたわけでもなかった。

それでも、やっぱりnoteをやってみてよかったな、と思っている。noteの会員でなくても家族や、友人や、知り合いが読んでくれたり、あと、noteでもステキな人たちに出会った。

そして、まったく私のことを知らなかった人にも、私が書くものが好きだと言ってもらえた。それはとてもステキな経験だ。

noteとエブリスタで活躍している、かし子さんには、私がXに投稿している短い詩と、noteの記事について、エッセイまで書いていただいた。うれしかった。

かし子さんとの出会いは、私がエブリスタの会員になった時、初めて読んだのが、彼女の書いた作品だったことだ。

かなり文芸寄りの、私の書く小説でも投稿サイトに載せられるだろうか、と検討している最中、自分好みの小説を探していて、彼女の作品に出会った。

彼女の書く物語は、一見、静かで物腰は柔らかいのだけれど、人間に対する不信感、人間同士の相容れない部分、どうしてもすれ違ってしまう、もどかしさや悲しさみたいなものを、ストーリー展開とキャラクター同士の絡みの中で表現している。

でも、温かみがある。そして、それは私が今まで読んだことのない物語だった。

まだ、すべての作品を読んでいるわけではないのだが、ああ、いいな、と思った。彼女だからこそ、書ける世界があると思う。

2023年の夏から書き始めたと言っているし、だから、本人はまだ気づいてはいないかもしれないが、彼女もまた、書かずにはいられない人なのではないだろうか、と思った。

かし子さんの小説は、こちらのエブリスタのサイトで読めます。

noteはこちらです。


もう一人、書かずにはいられない人をみつけた。それは私が初めて、コメントをもらったMOHさんだ。

私の長いエッセイ、『舌をめぐる冒険』を最後まで読んでくれて、「何ともなくてよかったです」と感想をくれた方だ。

彼はなにしろ、たくさん読むし、たくさん書くし(長編小説も、エッセイも、フードリポートも)、音楽までつくっちゃうし、水泳もしている。しかも、すべてがすごいのだ。やるとなったらとことんやるって感じである。

すごい人がいるなあ〜と思った。これもnoteをやっていなければ出会えなかった出会いだ。

そして、彼もたぶん、書くか読むか、それとも何かをつくっていなければ生きていられない人なんじゃないかと思う。

MOHさんのnoteはこちらです。彼がつくった音楽もこちらで聴けます。


ここに挙げた二人だけでなく、noteで書いている人達はみんな、個性豊かで情熱的で、パワフルだ。自分のページで堂々と、独自の世界観を繰り広げている。感心する。

それを知れただけでも、noteを始めてよかったじゃないか、と思っている。そんな毎日である。


P.S.  この一ヶ月間、私の記事を読んでくださった方々、スキを押してくださった方々、フォローしていただいた方々、すべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。 サポートもうれしいですが、「スキ」ボタンがとても励みになります💕